12月11日（火曜日）、日頃、農業や農地と関わることが少ない市民の方に、気軽に農作業等を体験してもらい、市内農業を身近に感じてもらうことを目的としたイベントとして、「テーブルファーム」を実施しました。会場は中町にある農のアトリエ「蔵の里」を利用し、高齢者支援センターきららの利用者6名の方にご参加いただきました。この事業は、平成27年度より実施しています。

　最初に、今回植えるビオラとイチゴの苗について、農園主の冨岡様よりお話をしていただきました。ビオラとパンジーの違いや、イチゴの粒が付くためには、蝶や蜂に受粉してもらう必要があるため、一緒に花を植えて外に置き、呼び寄せる必要があるなどの話をしていただきました。参加された高齢者の皆様は、真剣に話を聞かれていました。

　次に、「プランターへのビオラとイチゴ苗の定植」の体験を行いました。農園主から、説明をいただきながら、各参加者は熱心にプランターへ定植を行っていました。

　「今回プランターに定植したビオラといちご苗の水やりは表面の土が乾いてきたら、たっぷりお水をあげてください。ビオラの花が終わるころにイチゴが出来てきます。食べられますので、楽しみに育ててください」と農園主からお話があり、参加者の皆様は「楽しみ！何処に置こうかしら」「水をあげる時間はいつがいいの？」など質問をされ、とても嬉しそうでした。

　産業振興課では、今後も市民が農とふれあう機会を提供し、市内農業のさらなる発展と振興を目指して、各種イベントを実施していきます。