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オランダ連携プロジェクト オランダからパラ陸上選手が来日しました!

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最終更新日 2019年9月3日

 令和元年7月4日(木曜日)に、オランダからパラ陸上選手のマルレーネ・ヴァン・ガンセウィンケル選手と、オランダオリンピック委員会・スポーツ連合のリタ・ファン・ドリエルさんにお越しいただき、「GameChangerプロジェクト パラスポーツで社会を変える」の来日プログラムを行いました。

概要

小中学校でのパラスポーツ交流授業

 向台小学校とひばりが丘中学校において、講演会やスポーツ交流を行いました。
 講演では、マルレーネ選手は、腕と足に障害がありますが小さい頃から健常の友達と一緒に遊んだことや、パラ陸上との出会いは心身に心地よく、トップアスリートになることができた話を伺いました。
 スポーツ交流では、オランダの鬼ごっこや短距離走の練習を行いました。

 マルレーネ選手は腕と足に障害がありますが、「子供のころはサッカーのゴールキーパーをしていた」ことを紹介し、オランダは、障害に関係なく好きなスポーツができる国であることを児童・生徒たちに実感を持ってお話されていました。
 障害者に合わせたコーチや場所を探すのではなく、オランダで実現しているのは障害者自身が望んでいることを尊重できる環境です。
 リタさんは、「共生社会とは、一緒に生きるということ。少し違うように見える人に出会ったときも、心を開いてスポーツをしよう。」と中学生たちに語りかけました。

 また、マルレーネ選手は、「東京2020パラリンピック大会に若い人にたくさん来てほしい。パラリンピアンがどのようなことができるのかを皆さん自身の目で確かめてほしい。」と語りかけました。
 今後の抱負としては「100メートル、200メートル、走り幅跳びの3種目で金メダルを取りたい。最高の瞬間をみなさんと共有したい。」と話されました。

 リタさんと一緒に手を使ったアクティビティを交えながら、オリンピック・パラリンピックに関するスポーツとして、ボールを使うスポーツ、動物と一緒に参加するスポーツ、水の中のスポーツなどをクイズ形式で紹介し、小学生はリタさんの話に熱心に耳を傾けていました。

障害者のスポーツ支援に関するワークショップ

 市民やスポーツ関係、福祉関係の幅広い方々にご参加いただき、西東京市において障害の有無に関わらず、スポーツをしたい、身体を動かしたいと思った人が「相談する窓口」、「スポーツをする場所」、「受け入れる人」をつなぐ仕組みについて考えました。
 リタさんからは、障害者とつながってスポーツの関わりを進める大切さや、スモールアクティビティを通して次につなげる活動を行うことなどのアドバイスいただきました。

マルレーネ・ヴァン・ガンセウィンケル選手

主な戦績

2018年

欧州選手権
100メートル 1位(世界記録更新)、200メートル 1位(世界記録更新)、走幅跳 2位

2016年

リオパラリンピック競技大会
100メートル 7位、走幅跳 3位

後援

オランダ王国大使館

GameChangerプロジェクトとは

 オランダオリンピック委員会・スポーツ連合、(独)日本スポーツ振興センター、西東京市・足立区・江戸川区の三自治体が協働して実施するスポーツを通じた共生社会を促進するためのプロジェクトです。
 今年度は、「オランダが成し遂げてきた、社会におけるパラスポーツの定着やパラスポーツを通じた共生社会の促進に関する知識・経験を学ぶ」ことをテーマに取り組みます。

オランダ連携プロジェクトについて

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