3月9日に開幕する平昌パラリンピック。西東京市からはパラアイスホッケーに高橋和廣選手（保谷第一小学校、青嵐中学校卒業、西東京市職員）が出場します。平昌パラリンピック向けてパラアイスホッケー高橋選手や望月選手、塩谷選手にお話を伺いました。

リハビリの先生の紹介です。

体のぶつかり合いとスピード感です。

8年間越しの目標達成！と同時に、パラリンピックでまた大暴れしてやると！

チームメイトを信じること！よく話すこと！

音楽鑑賞や大好きな焼きそばを食べることです。

華麗なスティックワークや針の穴を通すようなパスと試合の始まる前のリンク上での験担ぎです。

怪我をして戦線離脱していた選手が復帰し、やっと1つのチームとなり、モチベーションも向上しつつ、リラックスムードで良い状況です。

氷上の練習においては、いかに頭がクールでいるか練習しながらでも色んなシェチエーションを想定しながらプレーしています。リンク外でのトレーニングは、主に筋トレや試合のビデオを観て頭の中へのフィードバックをしています。

チームメイトを信じて、己を信じ、5試合の1分1秒無駄にしないプレーをする。

高橋選手は試合会場で「カズ～！」と声援をうけているそうです。西東京市からも現地に届くような熱い応援よろしくお願いします。

【望月選手】
2014ソチパラリンピックを逃した時は、絶望感しかありませんでしたが、今回の出場が決定したことにより今まで努力してきて結果が実って本当に良かったと実感しました。

【塩谷選手】
パラリンピック出場が夢だったので、嬉しかったです。

【望月選手】
速いゲーム展開や激しい当たり、100キロを超えるシュート等、迫力満点の激しいプレーがリンク上で何度も繰り広げられる点です。

【塩谷選手】
人生でスポーツ経験がない僕が出会って良かった競技です。

【望月選手】
いつでもパックに正対し、相手にシュートを打つ余裕を与えません。私自身の体をフル活用し壁となってシュートを止めに行きます。

【塩谷選手】
氷上の格闘技と言われているので、激しいボディーチェックです。

【望月選手】
相手を騙すのが上手で、シュートチャンスとなれば、ゴーリー（ゴールキーパー）の裏をかき、必ずシュートを決めてきてくれる信頼できるチームメイトであり、頼もしい先輩です。去年夏のイタリア遠征は、高橋選手のシュートが最後に決まって勝利しました。

【塩谷選手】
高橋選手からは、ホッケー中は怒られる事ばかりですが、丁寧に教えてくれています。
目標にしているプレーヤーです。

【望月選手】
高橋選手の部屋に行って、高橋選手や塩谷選手とたわいもない話をしています。また、高橋選手と会場の周りを散歩して、気分転換しています

【塩谷選手】
好きなアーティストの音楽（J-POP、K-POPなど）を聴いています。

【望月選手】
私自身、初めてのパラリンピックです。場の雰囲気に飲まれることのないよう、平常心を保って試合に取り組みます。

【塩谷選手】
チーム最年少なので、チームを盛り上げて良い結果を残せるようにがんばります！！

平昌冬季パラリンピックは、カナダ、アメリカ、韓国、ノルウェー、イタリア、チェコ、スウェーデン、日本の8か国での戦いとなります。パラアイスホッケーでの日本のパラリンピック出場は、銀メダルを獲得したバンクーバー大会以来、2大会ぶり5回目の出場です。「氷上の格闘技」と呼ばれるパラアイスホッケーに注目です！高橋選手は4回目、望月選手と塩谷選手は初のパラリンピック！日本代表チームには旋風を巻き起こしてほしいと思います。

2018年3月10日から3月18日まで

韓国　江陵（カンヌン）　江陵ホッケーセンター

3月10日　午後3時30分から　韓国戦
3月11日　正午から　　　　アメリカ戦
3月13日　午後7時から　　　　チェコ戦

3月14日　

3月15日　

3月16日　

3月17日　

3月18日　
※3月14日以降の試合は予選ラウンドの結果で決定します。

下肢に障害を持つ人のために「アイスホッケー」のルールを一部変更して行うスポーツです。冬季パラリンピック競技になっています。
使用するリンクはアイスホッケーと同じで長さ60メートル×幅30メートルです。
1チーム17人で構成します。リンクでプレーするのは6人です。交代は可能です。体力や集中力があるうちに交代するので交代頻度は高い競技です。1ピリオド15分、3ピリオド行います。
「スレッジ」と呼ばれる専用のそりに乗り、「スティック」を両手に持ち、前に進む動作とパスやシュートを打ちます。スティックの一方には「ピック」がついていて前に進む時に使用、反対側には「ブレード」がついていてパックを操りシュートを打つことに使用します。
GK（ゴールキーパー）は専用のスティックを一本持ってプレーします。防具は基本的にはアイスホッケーと同じものを使用します。
ベンチやペナルティボックスの前のフェンスは選手からリンクが見えるように透明なフェンスになっています。
プレーの中では体と体がぶつかったり、スレッジ同士がぶつかったり、激しい音の中で行われるパラアイスホッケーは、アイスホッケーと同様「氷上の格闘技」とも呼ばれています。

リンク、ゴール、パック、防具等はアイスホッケーと同じものを使用します。