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第1回西東京市多職種研修 ALL NISHITOKYO 2017 を開催しました!

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最終更新日 2023年10月10日

平成29年10月7日(土曜日)に、第1回西東京市多職種研修 ALL NISHITOKYO 2017 を開催しました。

この研修は、多職種連携の必要性や、連携の第一段階となる顔の見える関係づくりのために、西東京市在宅療養推進協議会連携のしくみづくり部会が平成28年度より企画検討を始め、今回の開催にいたりました。

連携のしくみづくり部会員は、在宅医師、病院医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護、訪問介護、医療ソーシャルワーカー、ケアマネジャー、学識経験者、行政の多職種に渡る12名の方々によって構成されております。

第1回西東京市多職種研修にご参加いただいた方は、在宅に訪問する医療・介護職の8つの専門職の方々です。

以下に当日の様子をお知らせします。

開会のあいさつ


開会のあいさつを述べる丸山浩一市長

西東京市の人口も20万人を越え、2020年のオリンピックイヤーまでは微増し、以降はゆっくりと減少していくこと、今年は44名の方が100歳を迎えられたとの報告がありました。さらに、2025年(※)までに地域包括ケアシステムをどう構築するのかが重要であることや、健康寿命を延ばすことができるような取り組みを進めていくことについて話がありました。

※2025年までに、いわゆる団塊の世代が75歳以上となり、医療と介護の両方を必要とする高齢者の増大が予想されています。そのため、全国で地域のすべての人が地域ぐるみで支えあうしくみづくり=地域包括ケアシステムの構築が急がれています。

講義 「地域包括ケアシステムについて その内容と多職種連携の必要性」


地域包括ケアシステムについて講義する熊田博喜氏(連携のしくみづくり部会員)

始めに武蔵野大学人間科学部社会福祉学科教授であり、連携のしくみづくり部会員でもある熊田博喜氏から、西東京市の高齢者の生活や状況などのデータを元に、「地域包括ケアシステム」とは何なのか理論的になおかつわかりやすく講義していただきました。また、「地域包括ケアシステム」実現の鍵となるのは「連携」であり、ここに参加している方々が連携することによって市民がいつまでも元気に暮らすことができる、ということが述べられました。

グループワーク ワールドカフェ方式 『西東京市の未来 あったらいいな、どう使おう』

次に、在宅療養連携支援センター にしのわセンター長の高岡里佳氏が進行を務め、参加いただいた8職種64名の方に8つのグループに分かれていただき、それぞれのグループに8職種の方が1人ずつ集まりグループワークを行いました。
はじめましての方が多いにもかかわらず、参加された方の笑顔が絶えず、いろいろなアイディアが出されてました。


ワールドカフェ中の参加者1


ワールドカフェ中の参加者2


ワールドカフェ中の参加者3

地域リーダーからのメッセージ 開催までの経緯『私たちの想いとキセキ』

次に、連携のしくみづくり副部会長の山本悦子氏から、部会を代表したあいさつがありました。今回の研修の目的は、いつもとはまったく違う場所で、医療・介護など関係のない問題について、年齢も経験も違う方々と話すことであると述べられました。これによって、コミュニケーション能力や、自分にはどのような関わりができるのかを考えていただくことになり、他の職種と連携する自分の力を試される、と話されました。
最後に、今日参加された方々は、みんな私たちの仲間であり、みんなの力を合わせて「オール西東京」で地域を支えていきましょう、と熱いメッセージが送られました。


地域リーダーからのメッセージを話す山本悦子氏(連携のしくみづくり副部会長)

修了証・ピンバッチ授与

西東京市多職種研修に参加された証として、萩原ささえあい・健康づくり担当部長から修了証と特注のいこいーなピンバッチが授与されました。


修了証授与


ピンバッチ授与

閉会のあいさつ

閉会にあたり、在宅療養推進協議会会長の指田純氏より挨拶がありました。


閉会のあいさつを述べる在宅療養推進協議会長 指田純氏

顔が見える関係は素晴らしい、みんな仲間である、2025年問題はあくまでもスタートラインであり、高齢者人口がピークを迎える2040年までに何をするのかが重要である、とメッセージが送られました。

最後に


参加者・連携のしくみづくり部会員

西東京市多職種研修は、来年度以降も年に1回開催していきます。
1職種だけで西東京市を住みたい町にするのではなく、ALL NISHITOKYO(オール西東京)で連携し、西東京市の地域包括ケアシステムをつくっていきたいと思います。

お問い合わせ

このページは、高齢者支援課 地域支援係が担当しています。

西東京市役所 田無第二庁舎 〒188-8666 西東京市南町五丁目6番13号

電話:042-420-2811

ファクス:042-462-1130

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