地震の知識
最終更新日2010年12月21日
地震はなぜ起こる?「地震のメカニズム」
日本列島の周辺は、4つのプレート(板状の堅い地殻)があり、年に数センチの速度で一定の方向に動いています。プレートの境目でのプレートどおしの運動が地震を引き起こす原因です。日本では、主に以下の2種類の地震が起こっています。
海洋型地震
海洋側のプレートのもぐりこみにより大陸側のプレートが引きずりこまれ、境目にひずみがたまり、限界に達すると元に戻ろうとしてはね上がり、地震が発生する。
直下型地震(活断層による地震)
陸地の地殻もプレートの運動によりいたるところに「ずれ」が生じています。これらのずれはいつかずれ動く可能性があり「活断層」と言われています。この活断層のずれ動きが地震となります。
地震の揺れと想定される被害
| 震度0 | 人は揺れを感じない。 |
|---|---|
| 震度1 | 屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。 |
| 震度2 | 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。つり下がっている電灯などがわずかに揺れる。 |
| 震度3 | 屋内にいる人のほとんどが揺れを感じ、棚の食器が音を立てることがある。 |
| 震度4 | 眠っている人のほとんどが目を覚まし、部屋の不安定な置物が倒れる。歩行中の人も揺れを感じる。 |
| 震度5(弱) | 家具の移動や、食器や本が落ちたり、窓ガラスが割れることがある。 |
| 震度5(強) | タンスなど重い家具や、外では自動販売機が倒れることがある。自動車の運転は困難。 |
| 震度6(弱) | 立っていることが難しい。壁のタイルや窓ガラスが壊れ、ドアが開かなくなる。 |
| 震度6(強) | 立っていられず、はわないと動くことができない。重い家具のほとんどが倒れ、戸がずれて飛ぶ。 |
| 震度7 | 自分の意思で行動できない。大きな地割れや地すべり、山崩れが発生する。 |
マグニチュードと震度の違い
地震のエネルギーの大きさをマグニチュード、各地域での地震の揺れの大きさを震度といいます。一般的にマグニチュードが大きくても震源が遠い場合には、震度は小さく、マグニチュードが小さくても震源が近い場合には震度が大きくなります。
地震に備えておくべきこと
地震対策は、行政だけでできるものではありません。生命や個人の財産を守るためには、皆さん一人ひとり、あるいは、家族が協力して日頃から備えておく必要があります。
建物やそのまわりにあるもの、家の中の家具やガラスなど、地震に対する安全性についてチェックし、耐震補強や家具転倒防止対策などを行っておきましょう。
屋外のチェック項目
・ 屋根瓦やトタン屋根に破損や腐食箇所はないか
・ アンテナはしっかりと固定されているか
・ 壁や基礎にひび割れなどがないか。腐ったり、シロアリに食われている箇所はないか。
・ ベランダなどにある植木鉢や物干し竿など、落下するおそれはないか。
・ プロパンガスボンベは、鎖でしっかり固定されているか。
・ ブロック塀にはしっかりした鉄筋が入っているか。破損箇所はないか。
※家の耐震診断を行うことも大切です。正確な診断は、専門家にお願いする必要があります。
なお、市では、耐震に係る一般診断の費用を助成する制度もあります。ぜひ、ご活用ください。
詳しくは、都市計画課のこちらのページをご覧ください。
屋内のチェック項目
・ タンスなど背の高い家具はL型金具やツッパリ棒などの家具転倒防止器具で固定する。
・ 家具は壁や柱にぴったりとつけて配置する。できない場合には、前面の下に板などを差し込み、壁にもたれかかせるようにする。
・ 家具の上に重いものや危険なもの(ガラスケース等)を置かない。
・ 暖房機は、耐震自動消火機能付きのものにする。使用時、近くに燃えやすいものを置かない。
・ 窓などの板ガラスには、飛散防止フィルムを全面に貼る。
・ ガラスの破片によるけがを防止するため、スリッパなどの室内履きを身近に用意しておく。
・ カーテンは、防火処理を施したものにする。
※その他、以下のようなことも安全のために大切です。
・ 大きな家具は、人の出入りの少ない部屋にまとめて置くようにする。
・ 玄関や廊下には、家具や荷物を置かない(避難の際に妨げになる)。
・ 高齢者や子どものいる部屋や寝室には、倒れやすい大きな家具は置かない。
地震発生時の行動
大きな地震が発生した時、だれでも驚き、あわててしまいます。しかし、むやみに逃げ回ることはかえって被害を大きくしてしまいます。わが身や家族を守るために、いざという時に冷静に状況を判断して行動しましょう。
家にいた場合
| (1)まず身の安全を確保 | 立っていられないような大きな揺れを感じたら、まず丈夫な机やテーブルなどの下に身を隠します。座布団などが身近にあれば、頭を保護しましょう。 |
|---|---|
| (2)すばやく火の始末 | 動けるようであれば、すばやくガス器具やストーブなどの火を消しましょう。ガスは元栓を締め、電気器具はプラグを抜きましょう。 |
| (3)脱出口の確保 | 揺れで、ドア枠などが変形し、開かなくなってしまうことがあります。玄関や部屋のドア、窓などを開け、いつでも逃げられるようにしておきましょう。 |
| (4)あわてて外に飛び出さない | 外では、ガラスや瓦、看板などが落ちてくることがあります。大地震でも大きな揺れは1分程度です。あわてず状況を判断しましょう。 |
| (5)ガラスの破片に注意 | 室内に、ガラスの破片や危険物が散乱しているときは、スリッパなどの室内履きで行動しましょう。 |
| (6)正しい情報の入手 | デマやうわさに惑わされることなく、ラジオやテレビ報道などで正しい情報を入手しましょう。防災行政無線やエフエム西東京(84.2メガヘルツ)の災害情報に注意を払ってください。 |
| (7)冷静に避難 | 揺れが収まっても、避難の指示などがあったら、速やかに避難しましょう。避難の指示がなくても、延焼や建物倒壊の危険性を感じた時には、冷静に判断して避難しましょう。 |
路上にいた場合
窓ガラスや看板などが落ちてくることがあります。ビルなどの建物から離れ、持ち物や両手で頭を守り、近くの公園や広い場所に避難しましょう。
車を運転中の場合
車を道路の左側に駐車しエンジンを切りましょう。急ブレーキは絶対に避けてください。冷静に周囲の状況を観察し、カーラジオで正確な情報を収集しましょう。避難する場合にはキーをつけたままにし、ドアロックもしないでください。車検証や貴重品は忘れずに持ち出しましょう。
地下街にいた場合
地下街は比較的安全な場所です。慌てないで係員の誘導に従いましょう。指示がなければ壁伝いに歩いて、最も近い出口から地上に出るようにしましょう。
エレベーターに乗っていた場合
ただちに各階のボタンをすべて押し、停止した階で降りる。停電などで閉じ込められた場合は、非常ボタンを押し続け非常電話で救助を求めましょう。
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