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環境カルタ(ま・み・む・め・も)

ページ番号 976-370-355

最終更新日 2011年7月29日

(ま)マイバックで お買い物 地球にやさしく しているよ

画像:マイバックで お買い物

(解説) レジ袋のなかった昔は、買い物はどのようにしていたでしょうか。商店では、商品を紙袋に入れたり、新聞紙に包んだりしてくれました。客は、買い物かごや風呂敷を持参するのがふつうで、豆腐を買うときには、なべなどの器を持って行きました。
 レジ袋が減らない理由のひとつは、商店など業者が、便利なレジ袋を使わないと、客が減るのではないかと心配しているからです。業者にとっては、レジ袋は比較的高価で、石油の価格に影響されるので、削減したいのが本心です。
 買い物には、無料のレジ袋を当てにしないで、マイバックの持参を習慣にしたいものです。

(み)みどりのカーテン あちこち広め 夏をすずしく みな笑顔

画像:みどりのカーテン あちこち広め


(解説) みどりのカーテンにはつる性植物が使われます。アサガオ、ヘチマ、ゴーヤ(にがうり)などが一般的です。花をめでるのか、実を求めるのか、いろいろな植物で実践してみると楽しいでしょう。
 みどりのカーテンを育てるのは、日陰をつくって夏の暑さをしのぐことが主目的ですので、ふつう、日ざしの強い家の南側などに設置します。
 隣近所で協力して、みどりのカーテン設置に取り組めば、ヒートアイランド現象(注釈)対策の効果が高まります。
(注釈)ヒートアイランド現象は、熱が、特定の広い地域にたまって暑くなる現象で、「熱大気汚染」とよばれます。その原因は、太陽熱の照り返しとコンクリートの蓄熱、それに、エアコンや自動車エンジンなどからの排熱にあるといわれています。

(む)無限のめぐみ 太陽光を 電気エネルギーに変える太陽光発電装置

画像:無限のめぐみ 太陽光を

(解説) 太陽光や太陽熱など、太陽エネルギーはさまざまな形で利用されています。風力、水力、波力、温度差、バイオマスの利用も太陽エネルギーがもとになっています。化石燃料も大昔に、太陽エネルギーを取り込み光合成によって生産され、地中に閉じ込められたエネルギー源です。
 太陽の光エネルギーを吸収して、直接電気エネルギーに変える装置を太陽電池といい、太陽電池を多数組み合わせた発電システムを、太陽光発電装置といいます。
 太陽光発電は、太陽光を電気エネルギーに変える変換効率が10数パーセントと低く、この数値を高めることと、設備のコストを下げることが、今後の課題となっています。

(め)めぐみ豊かな 農地の中で ミミズはせっせと 土づくり

画像:めぐみ豊かな 農地の中で

(解説) 農作物の収穫に良好な土(土じょう)は、その作物に適した養分と、根の成長に適した適度な水分や酸素を含んでいます。
 作物は、根が十分に張らなければ、養分や水を吸収することができません。根を張るには、保水と根の伸長が可能なように、土をつくる粒子の間に隙間(すきま)が必要です。伸びた根は根毛から、粒子の隙間で水に溶けている養分を吸収して、本体に送り届けます。ミミズは土の中を動きまわり、隙間をつくって土の固まるのを防いでいます。
 化学肥料を使い続けていると、土は固くなり、土の中の有用な微生物も少なくなります。
 品質の高い農作物は、土じょうから、養分をバランスよく吸収することによって得られます。

(も)「もったいない」が合言葉 家族みんなで省資源

画像:「もったいない」が合言葉

(解説) 「MOTTAINAI」には、3R(Reduceゴミ削減、Reuse再利用、Recycle再資源化)だけでなく、地球を思いやる気持ちがこめられています。「MOTTAINAI」はノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイさんによって世界共通語になりました。「環境を考えて、地球に限りある資源を大切に使う」ことが、これからの生活の基本スタイルです。
 科学技術の発達によって、私たちは物質的な豊かさを実現しました。しかし、一方で、「もの」の大量消費が大量廃棄を誘発し、ごみを増大させ、その処分に困るだけでなく、環境汚染など生活環境に悪影響を及ぼすようになりました。「MOTTAINAI」を合言葉に、持続可能な循環型社会をみんなの力で構築していくことが求められています。

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