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環境カルタ(な・に・ぬ・ね・の)

ページ番号 893-860-198

最終更新日 2011年7月29日

(な)生ごみを たいひに変えるコンポスト容器 できたたいひで野菜づくり

画像:生ごみを たいひに変えるコンポスト容器

(解説) たいひは、ふつう、稲わらや家畜のふんを混ぜて、細菌(バクテリア)で発酵させてつくります。品質の高い収穫物を得るには、たいひのほかに、緑肥(落ち葉やレンゲなどを発酵させたもの)を適切に与えることが大切で、それによって、肥料の三要素(窒素、リン、カリウム)をはじめ、植物に必要な養分が満たされます。
 収穫を持続させるためには、落ち葉や野菜くずなどを土に戻して、収穫物に土の中から持ち出された養分を補給しておくことが必要です。
 家庭の生ごみは、コンポスト容器でたいひに変えて、たいひの養分バランスを考えて土に混ぜ、品質の高い野菜の収穫に活用したいものです。ごみの減量にも役立ちます。

(に)西東京市の「えこなびカルタ」で学んだ私 家庭の中でエコリーダー

画像:西東京市の「えこなびカルタ」で学んだ私


(解説) 「えこなびカルタ」は、カルタ遊びを通じて環境学習を試みる教材です。遊んでいるうちに、西東京市の環境から地球環境まで、ひろく環境学習ができるようにくふうをしました。
 カルタ文を読み合うことで、環境を維持・保全するために、私たちは何をすればよいのかを理解できると思います。また、西東京市に特有のみどりや公園なども、教材として紹介しました。
 「えこなびカルタ」の取りカード裏には、それぞれのカード文に関連する「環境解説」を掲載しました。子供から大人まで環境学習を深めたい人に、ナビゲーターとしてお役に立ててもらえることを期待しています。

(ぬ)ヌスビトハギが くっついた 野道をかける元気な子の勲章だ

画像:ヌスビトハギが くっついた

(解説) ヌスビトハギ(マメ科)は、日本各地の原っぱや荒れ地、道端で見られます。最近では、田舎も道路が舗装されていて、道路わきで目にする機会が少なくなりました。
 植物は子孫を残すために、種子をいろいろな方法で遠くへ移動させます。

  1. 自分で弾ける 
  2. 風に飛ばされる 
  3. 鳥などに食べられ糞と一緒に散らばる 
  4. 人や動物にくっついて 
  5. 川の水流に乗って

 植物の種子は新たな場所に根付きます。
 ヌスビトハギは「ひっつきム虫」ともよばれ、4の方法で、野原を歩く動物や人の衣服について遠くへ運ばれて、子孫を増やします。イノコヅチ、コセンダングサは同じ仲間です。

(ね)眠気をさます 朝の散歩 みどり豊かな公園で 日光浴と深呼吸

画像:眠気をさます 朝の散歩

(解説) 人間の脳は、明るい光によって、目覚めのスイッチが入るといわれています。光を浴びて深呼吸をし、英気を養うのに公園は最適です。
 西東京市内には、大小さまざまな公園があります。主な公園としては、文理台公園、向台公園、田無市民公園、千駄山広場、谷戸せせらぎ公園、ひばりが丘北わんぱく公園、西原自然公園、碧山森緑地保全地域、保谷北町緑地保全地域などと、合併記念の西東京いこいの森公園があります。
 また、隣接地には、都立小金井公園や練馬区立武蔵関公園があり、公園ではありませんが市の中央にある、東大農場・演習林は、平日には、市民が散策をすることができます。

(の)軒先に みどりふやして 夏を涼しく わが家のヒートアイランド対策

画像:軒先に みどりふやして 夏を涼しく

(解説) 軒先(家のすぐ前)にみどりの葉を茂らせると、日陰をつくるだけでなく、夏の暑い日には、葉の裏側から水分が蒸発して(蒸散という)、周囲の気温を下げる働きがあります(注釈)。これは、植物が、暑さから自身を守るために起こす生理現象で、人間が、暑いときに汗をかくのと同様な現象とみることができます。
 同様に、日陰をつくらない背丈の低い植物であっても、蒸散の働きにより、周囲の気温を下げる効果があります。これは、路上に打ち水をすると、周囲の気温が下がるのと同じ現象ですので、ヒートアイランド現象の対策に役立ちます。
(注釈)水は水蒸気に変わるとき、1グラムあたり540~590カロリーの熱エネルギー(蒸発熱)を、周囲から吸収する性質があります。

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