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西東京市教育計画(計画期間:平成26年度から平成30年度まで)素案

ページ番号 382-438-523

最終更新日 2014年2月14日

検討結果公表日 平成26年2月14日(金曜日)
意見募集期間 平成25年11月1日(金曜日)~12月2日(月曜日)
提出された意見件数   42件(10人)
担当課 教育部教育企画課

 下記の一覧表は、市民の皆さんからお寄せいただいた意見を適宜要約したうえ、原案の項目ごとに整理し、それに対する西東京市の考え方をまとめたものです。
 項目ごとに、「お寄せいただいた意見概要」、「西東京市の検討結果」を記述しています。

項目 お寄せいただいた意見概要と市の検討結果
1 [特別支援教育について]
ページ51 4行目から
いわゆる「発達障害」にみられるように、…
 いわゆるという言葉をどのようにお考えか?辞書には、「世間で言われている」、「俗に言う」とある。発達障害についての用語解説を載せることもせず、いわゆる「発達障害」という書き方をなぜするのか。(件数 1件)

[市の検討結果]
(1段落目)以下のように修正いたします。
「特殊教育」から「特別支援教育」への転換により自閉症、学習障害、ADHDが注目されるようになりました。それらは総称して「発達障害」としてとらえられていますが、発達障害は、周囲の人から理解が得られにくいと言われ、目立った問題行動がなく、本人だけが困っている場合には、周囲の教員や保護者が気づかないでいることも少なくありません。こうした児童・生徒一人ひとりが抱える様々な生活上または学習上の困難さに対して、きめ細かく支援を行っていくことが必要です。
2 [特別支援教育について]
単に障害のあるなしでとらえることが難しくなっている一面も…
 単にという言葉は不適切と考えるし、障害のあるなしでとらえることが難しくなる一面もというのは、発達障害の正しい理解の妨げになる。(件数 1件)

[市の検討結果]
同上
3 [特別支援教育について]
こうした多様な問題に…
問題の所在を…
 現状・課題とあるが、「問題」という言葉しか出てこない。多様な問題とあるが、2点出してあるだけ。(件数 1件)

[市の検討結果]
同上
4 [特別支援教育について]
発達障害についての記述はほかのページにもあるので、丁寧な説明を載せることで、啓発にもつながるのではないでしょうか。(件数 1件)

[市の検討結果]
以下の用語解説を加えます。
「(発達障害) 自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」(発達障害者支援法第2条1項より)
5 [特別支援教育について]
ページ52 用語解説
個別の教育支援計画
 必要に応じて作成するものではなく、連携を進めるために活用するものでもない。
都の特別支援教育推進計画 第三次実施計画の用語解説には、「障害のある幼児・児童・生徒一人一人のニーズを的確に把握し、教育の視点からの適時・適切な支援を行うことができるよう、長期的な視点で学齢期を通じて一貫して適切な支援を行うことを目的として作成するもの。この作成には教育のみならず、福祉、医療、保健、労働等の様々な側面からの取組を含め関係機関、関係部局の密接な連携・協力が不可欠である。」とある。(件数 1件)

[市の検討結果]
以下のとおり、解説文章を変更します。
「児童・生徒一人ひとりのニーズを的確に把握し、対応を進めるために作成する。学校が方針を定め、保護者や他の支援機関との連携を進め、指導の効果をあげるために活用する。」
6 [特別支援教育について]
教育支援ツール
ページ8 10.特別支援教育の推進の文中では、「…個別の教育支援計画や個別指導計画などの作成に向けた教育支援ツールを開発し…」とありますが、用語の解説によると開発されたのは単に統一された書式のことなのでしょうか? また、「一覧表」とはどのようなものでしょうか?(件数 1件)

[市の検討結果]
教育支援ツールは、平成24年度に特別支援教育検討委員会の作業部会での検討により作成したもので、単に書式を統一しただけのものではなく、気づきから具体的な支援までの考え方、進め方や支援するための人の動きをつくりだすシステムです。平成25年度に各学校で運用試行と検証を行い、平成26年度には各校で運用を開始する予定です。
また、「一覧表」とは、観点別(「学習面」、「社会性、行動面」、「心理面」、「その他」)に児童・生徒の実態を整理したもので、情報共有するためのものです。
7 [特別支援教育について]
障がい児の教育に関して、支援学級、支援学校の在校生保護者にヒアリングしてほしい。
市外の特別支援学校に通っている子供たちのフォローに関しては教育委員会が窓口になってほしい。(件数 1件)

[市の検討結果]
一般教育相談では、市外の学校に通っている児童・生徒を含め、幼児から小学生、中学生、高校生に関して困っていることや心配なことについて、臨床心理士などが相談に応じています。また、就学相談、転学相談では、市立小・中学校特別支援学級、都立特別支援学校へ入学または転学を希望している幼児、児童、生徒の保護者を対象に就学、転学相談を行っています。なお、都立特別支援学校とは随時、情報交換等を図っており、西東京市在住の児童・生徒の動向の把握に努めております。
8 [特別支援教育について]
支援学校については、他の地域の生徒と比較して障害程度が軽いため、指導内容が物足りず、学齢期の成長可能性を低くしていると感じている。(件数 1件)

[市の検討結果]
同上
9 [特別支援教育について]
西東京市立の学校に在籍している児童・生徒についてのことだけ考えるというのか、西東京市に在住し都立等の特別支援学校に通っている児童・生徒も含めて考えていくというのか。(件数 1件)

[市の検討結果]
同上
10 [特別支援教育について]
ページ55 特性に応じた教育課程と教育内容の充実
 知的障害教育、自閉症教育、情緒障害教育のそれぞれの実態に応じた教育課程を編成します。その方針の下、各学級での…とある。上の項目で、学級の整備について触れられていることから、知的障害学級、自閉症教育学級、情緒障害教育学級の3学級体制になるのか、期待している。(件数 1件)

[市の検討結果]
「自閉症」に対する教育のあり方、「知的障害」に対する教育のあり方、「情緒障害」に対する教育のあり方をそれぞれ整理、検証し、固定制の特別支援学級のあり方やその教育内容の充実を図っていきます。

以下のとおり、本文の文章を変更します。
「市立小・中学校の特別支援学級において、児童・生徒の発達段階や特性を十分に踏まえ、知的障害、自閉症、情緒障害のそれぞれの実態に応じた教育課程を編成します。その方針のもと、各学級での指導を充実させるために、教員研修などを充実させます。特に、児童・生徒の一人ひとりの特性や、障害の程度などに配慮し、指導・支援の継続発展を図ります。特別支援学校との連携も進めていきます。」
11 [特別支援教育について]
今後進められる各校に設けられる「特別支援教室」では、現在の通級とは違い先生の人数も少ない中で、これまでのような、一日安心して過ごせる貴重な「場」が奪われてしまうことを危惧している。「特別支援教室」を否定するわけではないが、通級開設以来先生方のご努力の積み重ねにより折角培った良い現状の通級は絶対になくさないでほしい。(件数 1件)

[市の検討結果]
「東京都特別支援教育推進計画第三次実施計画」で示された特別支援教室のあり方についての対応としては、東京都教育委員会が平成24年度から実施しているモデル事業の結果・検証及びガイドラインの作成状況等の動向を踏まえながら、西東京市における実施を検討してまいります。なお、検討に際しては、市立各校に対する校内支援の充実についても十分留意いたします。
12 [副籍制度について]
副籍について、交流及び共同学習についての記載がなかったが、どのように考えればよいのか。(件数 1件)

[市の検討結果]
以下の事業及び用語解説を追加いたします。
「・副籍制度による交流等の実施の支援
特別支援学校に通う児童・生徒が、居住する地域の市立小・中学校からお便りやお知らせを定期的に受け取ったり、学校の行事に一緒に参加したりするなど、地域との関わりを維持・継続していけるような交流の方法や内容を検討し、充実を図ります。」

用語解説(副籍制度)
 特別支援学校の児童・生徒の希望者で、居住する地域の市立小・中学校に副次的な籍(副籍)を持ち、交流を通じて、居住する地域とのつながりの維持・継続を図る制度」
13 [副籍制度について]
副籍制度については、プログラムや運用の方法を考えて、費用や時間の面で保護者の負担にならずに、地域とのつながりや啓発になる制度になることを望む。(件数 1件)

[市の検討結果]
同上
14 [相談について]
教育相談については、担任教諭に対しても専門家から助言していただき、環境調整など、学校全体で対応してほしい。(件数 1件)

[市の検討結果]
東京都の配置するスクールカウンセラーとの連携を充実させるとともに、教育支援アドバイザーや巡回相談員など、専門家派遣による校内委員会への助言を行っていきます。
15 [相談について]
「全庁的な相談連絡会の活用」「支援シート」については、ぜひ推進してほしい。(件数 1件)

[市の検討結果]
相談については、庁内にある様々な支援機関がそれぞれ領域ごとに独立して実施しています。今後はさらに、相談業務を持つ庁内各課が連携し相談事業連絡会などの活用を進めてまいります。
また、学校入学前後の支援を継続させるために、就学支援シートを有効に活用してまいります。

以下のとおり、事業名と本文を変更します。
「(庁内各課をつなぐ相談事業連絡会などの活用) 子どもに関する様々な問題を、多面的な視点から早期発見し対応できる体制を整えるため、相談業務を持つ庁内各課が連携し、相談事業連絡会などの活用を進めていきます。特別な支援を要する子どもに関しては、個に応じた支援として、乳幼児期から学齢期、就労、高齢期までの連続した支援を目指して、部局横断的に検討していきます。」
16 [現状把握について]
市内の小中学校の教育の様子について、幼稚園や保育園での子供の様子も含めて説明してほしい。(件数 1件)

[市の検討結果]
今回の計画策定においては、小学生・中学生・青少年等に対してアンケート調査を実施し、その結果を踏まえて検討を進めてまいりました。さらに、学校教育に関する施設・機関などに対しても直接ヒアリング調査を実施し、子どもたちの現状等の把握に努めています。計画書に調査結果すべては掲載できませんでしたが、詳細につきましては市ホームページ等でも公開しておりますので、ご参考にしていただければと思います。
また、「西東京市教育計画策定懇談会」において、様々なご意見をいただきながら、計画の検討を進めてまいりましたが、委員には「市立学校の児童・生徒の保護者」や「市立学校の校長」、「特別支援学級を受け持つ市立学校の教員」の方々なども含まれており、それぞれのお立場から子どもの様子についても様々な意見をいただいております。
17 [現状把握について]
子供が落ち着かず、小学1年生でも学習環境ができないところもあると聞いているが、問題にはなっていないのか。(件数 1件)

[市の検討結果]
いわゆる「小1プロブレム」に対して指導体制を整え、小学1年生が学校生活を円滑に適応できるようにすることを目的として、学習支援員配置事業を平成19年度から導入しております。担任が、全体指導を行う際に指導補助をすることで、指導の徹底が図られ、学習成果が上がっていると、学校や保護者から一定の評価を得ています。
18 [現状把握について]
子供のことを知っている教師から今何が必要になっているかを丁寧に聞き出すことが最重要ではないか。(件数 1件)

[市の検討結果]
「西東京市教育計画策定懇談会」において、様々なご意見をいただきながら、計画の検討を進めてまいりましたが、委員には「市立学校の児童・生徒の保護者」や「市立学校の校長」、「特別支援学級を受け持つ市立学校の教員」の方々なども含まれており、それぞれのお立場から様々な意見をいただいております。また、教育委員会では、毎年「西東京市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書」をとりまとめておりますが、点検・評価を行う際には、事業ごとに現場の現状と課題を確認、整理しながら進めております。
19 [現状把握について]
教室の諸設備をどうするのか。クーラーなどの配置ができているのか。(件数 1件)

[市の検討結果]
普通教室へのエアコンの設置は全市立小・中学校で完了しています。今後は、未設置の特別教室へのエアコン設置についての調査・研究を進めてまいります。
20 [教員・人材について]
教師の配置や研究共同体制に問題はないか。教師は学習指導の研究を十分行っているか。(件数 1件)

[市の検討結果]
教員の配置につきましては、東京都教育委員会とも協議し、校長の人事構想を尊重するとともに、学校の実態を考慮しつつ、バランスのとれた配置となるよう努めております。また、研究体制につきましては、すべての市立小・中学校において教科等に関連したテーマに基づいて学習指導を中心に校内研究を推進するとともに、小・中学校の教育研究会で教科領域等の部会ごとに自主的に研究を進めるなど、教員相互が共同して研究を行う体制が整えられています。
21 [教員・人材について]
ページ48 「学校組織の活性化」で上げられた施策は、いずれも教員から子どもたちと向き合う時間を奪うものと見受けられる。結果的に子どもたちのためになるというような「大人の理屈」ではなく、まず教員をこのような「雑用」から解放し、子どもたちと向かい合うことに集中できるようにしてほしい。(件数 1件)

[市の検討結果]
学校組織を活性化するためには、教育活動の目標を示し、学校に対する評価や提言を積極的に取り入れるなど、開かれた学校を推進し、保護者や地域の方との連携を図ることが重要です。そのためには、校務分掌の適切な遂行を通して、教職員の学校経営への参画意識を高めることが必要です。子ども一人ひとりに目を向け、向き合うことができる環境づくりにつきましては、各種調査の見直し、教育現場の情報化、事務の簡素化などを進めるとともに、会議を精選し、長期休業日へ集中するなどの改善を図っているところです。
22 [教員・人材について]
ページ26 読書活動の推進にあたっては、優秀な図書館司書が不可欠。長期的な視野で司書の確保・養成に取り組んでほしい。(件数 1件)

[市の検討結果]
市教育委員会では、司書又は司書教諭の資格を有する方で、学校教育に関心のある方を対象に選考を通して採用し、学校図書館専門員として市立小・中学校に配置しております。また、年間を通して4回の連絡会を設け、専門員相互の情報交換や取組成果の交流を図るとともに、2回の研修会を開催し、講師を招いて講義を受講するなど、専門性の向上に努めております。
23 [教育内容などについて]
子供の教育的発達はどの程度進んでいるか。子供の発達を評価する基準は妥当に使用されているか。子供の発達のための諸行事がうまく機能しているのか。(件数 1件)

[市の検討結果]
児童・生徒の学力や学習意欲に係る実態把握につきましては、毎年、国や東京都の学力テストを全校で実施し、本市の実態や各学校の実態把握に努めております。また、体力や生活習慣につきましては、東京都が実施する体力テストを全市立小・中学校の全児童・生徒に実施し、実態把握に努めております。
各学校では、保護者の方から各行事を含めた学校の教育内容について評価をしていただいており、学校ではその評価を踏まえ、行事等の工夫改善を行っています。教育委員会ではこれらの調査や評価に基づいて、引き続き、一人ひとりの子どもの教育的ニーズに対するきめ細やかな指導・支援を充実させていきます。
24 [教育内容などについて]
ページ27 11行目
福祉教育と関連を図りながら…
 福祉教育とあるが、本計画の中には福祉教育の記述がみあたらない。どう関連を図るのか。(件数 1件)

[市の検討結果]
現在、学校においては「総合的な学習の時間」等で福祉に関わる教育を実施しています。その際に障害者施設や高齢者施設等の訪問を行うなどの連携を図っていきます。

以下のとおり、本文の文章を変更します。
「障害者施設や高齢者などの介護施設の訪問や、保育園への訪問を行うなど、福祉に関わる教育や社会体験活動を充実します。また、校区内の清掃などの奉仕活動を積極的に取り入れ、体験的な学習活動を行うことにより心の教育の充実を図ります。さらに、関係機関や地域の人材などと積極的に連携・協力することにより、児童・生徒が主体的に取り組む奉仕活動を工夫し、人と関わる体験を深め、豊かな心を育みます。」
25 [教育内容などについて]
市民や子供たちの弱者に対する理解をさらに深めてもらえたら、より住みやすい市になると思う。(件数 1件)

[市の検討結果]
子どもたちの豊かな心を育むために、「人権教育」や「生命尊重教育」の推進に力を入れてまいります。
26 [教育内容などについて]
「生きる力」というのは、体力だけではない。一番必要なのは「自分の力で考える力=クリティカル・シンキング」を養うことだと思う。情報収集力をつけることも大切だが、何より「自分で考える力」「人の考えを尊重する力」を養うことも視野に入れていただきたい。外国語教育、国語教育全てにおいてクリティカル・シンキングは必要である。(件数 1件)

[市の検討結果]
子どもたちが、自らの未来を自らで拓いていく力を身に付けられるよう、自ら学習に取り組む態度を培い、子ども一人ひとりの学ぶ意欲に応える教育を充実させていきます。また、各教科で習得した知識や技能を活用して、課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力を育み、子どもたちの課題解決能力の伸長に向けた取組を進めてまいります。
27 [教育内容などについて]
道徳教育が決して上からの押し付けにならないよう留意すべき。(件数 1件)

[市の検討結果]
全市立小・中学校で道徳授業地区公開講座を実施し、学校関係者だけでなく、広く保護者や市民の方々に道徳の授業を参観していただき、学校・家庭・地域社会における道徳教育のあり方や連携の仕方について相互に理解が深まるよう努めております。
28 [教育内容などについて]
ページ20 情報モラル/情報リテラシーは、インターネットや特定の情報ツールと結びつけるのではなく、日常のコミュニケーションも含めて、相手を尊重すること、相手の尊厳を守ることの大切さを教えるべき。(件数 1件)

[市の検討結果]
ご指摘のとおり「相手を尊重すること、相手の尊厳を守ることの大切さ」を、子どもたちに教えていくことはとても大切なことだと考えております。その点につきましては、「人権教育の推進」や「生命尊重教育の推進」等の取組を含め、より一層進めてまいります。
29 [教育内容などについて]
ページ42 食物アレルギーへの対応について、具体的な施策が挙げられていない。アクションアイテムと担当部門を明示してほしい。(件数 1件)

[市の検討結果]
文部科学省監修の「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」に基づく「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」等を活用した対応を行います。なお、学校ごとに食物アレルギーに関するマニュアルを整備し、「全校児童・生徒の実態把握」、「毎月の献立の確認」、「調理室での作業」、「学級での対応」等を適切に行います。
30 [公民館・図書館について]
「いつでも・どこでも・だれでも学べる社会の実現に向けて」の理念を実現するためには、先ずは公民館の無料の原則を堅持すること。いつでも、どこでも、だれでも無料で平等に公民館を使えることが、基本方針を実現させる確かな道である。(件数 1件)

[市の検討結果]
公民館の運営の効率性の面では、幅広く運営コストの削減に向けた検討を行ってまいりますが、受益者負担についても、他市の状況等を勘案しながら適正なあり方を検討してまいります。
31 [公民館・図書館について]
公民館では職員の削減と嘱託化が進んでいる。教育施設の要は職員。職員の問題をどう考えているのか。(件数 1件)

[市の検討結果]
公民館では、運営体制の見直しを進めています。公民館が法に基づいて設置された社会教育施設であること、これからの地域社会にとって地域づくりの核となることなどに鑑み、公民館専門員には教員資格や社会教育主事の資格を有する専門性の高い人材を配置し、企画力の増強を図ります。職員は公民館専門員と共に市民と連携を図り、公民館全体として有効的に運営効率の向上を図ってまいります。
32 [公民館・図書館について]
ページ79 公民館活動の充実・活性化には、専門性と熱意を持った公民館職員が不可欠。公民館職員が十分なキャリアを積み、その経験や専門性が評価されるような処遇・制度が必要。(件数 1件)

[市の検討結果]
公民館運営審議会から、公民館独自の事業評価を行うための「西東京市公民館の事業評価のあり方について」の答申を受けて「学級・講座」、「施設管理」、「窓口業務」、「長期的視点での人づくり」の4項目について、評価表の作成を進めながら公民館職員の能力向上に努めてまいります。
33 [公民館・図書館について]
ページ87 「公共施設の適正配置」が、公民館を減らし、図書館を減らし、職員を減らし、司書を減らし、結果的に市民から学習・教育の機会を奪うようなことに、万が一にもならないよう配慮願う。(件数 1件)

[市の検討結果]
公民館、図書館に関しましては、「西東京市地域経営戦略プラン2010(第3次行財政改革大綱)」に基づき、運営体制の見直しを行っているところですが、運営の効率化等を図ることにより、引き続き、公民館機能・図書館機能の充実を図ってまいります。
34 [保護者、地域との連携について]
親との懇談で教育効果を高める工夫はなされているか。(件数 1件)

[市の検討結果]
保護者会・個人面談などを通して、学校と保護者との円滑なコミュニケーションを促進しています。また、学校ホームページや学校公開・授業参観による情報の公開を進めております。
35 [保護者、地域との連携について]
地域住民の参画による学校運営連絡協議会(ページ48)
委員は年に数回開かれる会議に参加し、そこで与えられる情報のみによって意見を求められる。このような協議会をもって「地域住民の参画」といえるのか、疑問がある。日々の学校生活における地域ボランティアの受け入れなどを積極的に進めてもらいたい。(件数 1件)

[市の検討結果]
学校では、学校運営連絡協議会の委員の方に学校公開日や授業参観日についてお知らせしたり、学校便りなどを送付したりして協議会以外の時にも学校の様子をお伝えした上で、様々なご意見をいただくよう努めています。また、学校は地域教育協力者活用事業を活用して、地域の方を有償ボランティアとして依頼し、授業支援や部活動支援などにご協力いただいております。
36 [子どもの権利について]
子どもの権利の普及・啓発(ページ74)
子どもたちが豊かに育つ環境を整えるために、非常に重要な取り組みである。子どもの権利に関する条例の制定を実現させ、その理想の実現に積極的に取り組んで欲しい。(件数 1件)

[市の検討結果]
「子どもの権利に関する条例」については、現段階において賛否様々な意見があるため、国際条約である「児童の権利に関する条約」の普及啓発を行う中で、「子どもの権利」に関する理解や条例策定の必要性について、今後、議論を深める必要があると考えています。
37 [教育委員会の評価について]
ページ.50 教育委員会が学校訪問監査を行うということだが、教育委員会が監査主体として適切とは思われない。保護者と第三者機関が評価を行い、結果の責任を教育委員会に問う形とすべき。教育委員会の活動に対する市民のチェックを十分に働かせることがまず優先されるべき。(件数 1件)

[市の検討結果]
教育委員会の活動につきましては、毎年「西東京市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書」を作成し、公表しております。点検・評価を行うにあたっては、有識者から課題点等をご指摘いただき、報告書に掲載しております。報告書は、市ホームページ及び市情報公開コーナーで公開しております。
38 [学校選択制について]
学校選択制の実施(ページ38)
学校間の格差を助長する制度であり、絶対反対。計画にある「児童生徒の個性を育む魅力的な学校づくり」は選択制ではなく、各学校や地域の努力、行政からの適切な支援によって実現可能と考える。(件数 1件)

[市の検討結果]
西東京市の学校選択制度については受入枠の上限を設けていることもあり、他の自治体で問題になっているような弊害は起きていないと考えています。また、小規模校の集中地域における統廃合の意識調査において学校選択制度についても併せて質問したところ、約6割の方が肯定的な評価を示していることもあり、本制度を今後も継続していきたいと考えています。

なお、事業名及び本文を「学校選択制度の実施」に変更します。
「(学校選択制度の実施) 小・中学校の新1年生について、保護者や子どもたちが、住所地の指定校以外の学校を選べる学校選択制度を実施することで、保護者などの希望に応えるとともに児童・生徒の個性を育む魅力的な学校づくり、児童・生徒や地域の実態などを踏まえた、創意工夫をして特色のある教育・学校づくりを進めます。」
39 [学校給食について]
中学校の完全給食が実現したのは大変ありがたいが、小学校が振替休日等で休業の場合、中学校のカレンダーと無関係に給食なしとなることがある。中学校に給食を提供している以上、中学校で授業がある日には小学校が休業でも給食が提供されるようにしてほしい。(件数 1件)

[市の検討結果]
中学校給食につきましては、親子調理方式を導入したことから、円滑な事業の実施のためには、調理校である小学校と受入校である中学校の連携が重要であると認識しております。引き続き、親子校間の連絡調整の場を設けて、検討してまいります。
40 [アンケート調査について]
随所にアンケートの結果が出ているが、どういう方法で、どんな対象で、いつ、どこの範囲で、誰がやったのか。当事者は判っていても、初めて見る市民にもっと判りやすく、事実を丁寧に伝えるようにしてほしい。(件数 1件)

[市の検討結果]
アンケート調査の調査対象、調査方法、調査期間、有効回収数、及び主な調査結果につきましては、「第2章1(2)アンケート調査結果の概要」として計画書に盛り込んでおります。なお、アンケート調査結果の詳細につきましては、「調査報告書」としてまとめ、市ホームページ及び市情報公開コーナーで公開しております。
41 [用語解説について]
ページ60 用語の解説
OJT
 ページ35 3R ページ51 PDCAサイクル のように、用語解説で頭文字だけでなく単語を載せないのはなぜか?(件数 1件)

[市の検討結果]
「On the Job Training の頭文字をとったもの」を用語解説の最初に加えます。
42 [保育園について]
希望すれば保育園に入園できるようにしてほしい。(件数 1件)

[市の検討結果]
保育園については、平成27年度からの新制度実施に向けて、待機児童対策等を子ども子育て審議会において検討していきます。なお、保育園は「西東京市教育計画」における施策・事業に含まれておりません。

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