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公園配置計画(案)

ページ番号 870-085-731

最終更新日 2018年3月12日

検討結果公表日 平成30年3月12日(月曜日)
意見募集期間 平成29年12月15日(金曜日)から平成30年1月10日(水曜日)
提出された意見件数   20件(18人)
担当課 みどり環境部みどり公園課

 下記の一覧表は、市民の皆さんからお寄せいただいた意見を原文のまま項目ごとに整理し、それに対する西東京市の考え方をまとめたものです。
 項目ごとに、「お寄せいただいた意見」、「西東京市の検討結果」を記述しています。

項目 お寄せいただいた意見と市の検討結果
1 [お寄せいただいた意見]
公園配置計画(案)に対する意見
1.公園行政に関しての基本的な問題
公園は、考え方によっては今や無限に有効活用できる唯一残されている公共空間です。これまで、公園は行政が管理するものの意識が、行政だけでなく、市民にもなかったでしょうか(市民要望しても受け入れられない、と言う諦めも少なからずあったように思う)。しかも単一の課(みどり公園課)で公園の管理運営をしてきたために管理整備だけに追われ、少なくともここ4から5年、公園の有効活用という大所高所からの公園のあり方についての検討はなかったように思う。
1 公園は、無限の可能性を秘めています。行政内での特定の部署(みどり公園課)だけでの運営を越えて、少なくとも企画政策課、地域コミュニティ課、子育て支援課、高齢者支援課が連携して(プロジェクトチームを組むなど、縦割り行政の排除と言う組織見直しの必要性)、大所高所から、公園のあり方、乱立公園(結果的には一部が遊休地)への対応などについての課題を解決していく必要がある。
例えば、地域コミュニティ課では現在、南部地域協力ネットワークを作り地域コミュニティづくりを進め、西部地域でも立ち上げています。これに合わせて、公園を地域コミュニティの拠点にするという観点から、地域コミュニティづくりと公園行政を絡めて検討していけばどうでしょうか。この点は、みどり公園課と地域コミュニティ課が話し合わないと進展はしません。
1 公園の規模、配置位置、公園の利用頻度等により様々な利用が考えられます。キーワードは、1地域コミュニティの拠点(住民の交流の場)、2自然環境の維持(ビオトープネットワークの拠点)、3防災拠点、4心身の健康維持施設(子どもの遊び場、高齢者の潤いを求める場など)、が主要なものと考えられます。皮肉なことに5遊休公園の処分による財源確保も大きな可能性があります。
1 公園運営の主役は住民です。地域住民が自分ら決めて責任をもって運営(公園の整備管理だけでなく、活用の企画まで含む)出来るように、資金助成を含む諸制度の見直しをしていく必要があります。仮に指定管理者に公園の運営を任せることになった場合でも、行政から指定管理者に置き換えるだけでなく、行政は住民の意見を積極的に取り入れていけるような、住民参加促進のための体制、環境整備に取り組み、市民を後押していってほしい。市民が努力するのは当然のことですが。
1 2.公園配置についての地域間アンバランスの解消
具体例を示せば、新町5丁目を中心とした半径200メートルほどの地域に7個の公園が密集、しかも特徴のない児童公園が殆ど。一方、新町2丁目には皆無。このアンバランスは市でも把握されていると思われますが、この解消の具体的目標を示して、速やかに実行に移してほしい。乱立の解消は早急に着手し、公園整備・維持管理、みどり基金あるいは統合庁舎整備の財源に充当することを検討願いたい。また、公園の新設は財源等の面で、早急には難しいことは理解しますが、例えば借地公園の条件緩和(土地の所有者が、相続手続きが済んでいないなどの理由で登記上の名義人でなくとも、固定資産税の納税等で実質的に所有が確認できれば容認するな。)する、東京都の土地(新町1丁目の都営住宅跡地など)等遊休地を借用することなど、検討に値する。
1 3.公園を地域コミュニティの拠点と考え、地域住民に維持管理を委託
「町内会・自治会」組織を作るためには、活動拠点を確保することが必要です。そのための有効な方法として、地域内にある空き地、公園の管理運営を地域住民に任せることにしてはどうか。滑り台、ブランコ、鉄棒、砂場のある児童公園ばかり維持管理していないで、住民が合意する公園作りを促せば、地域住民が自由に活用方法を考え(例えば、花壇にしたり、芋畑にして秋の収穫期に子どもたちに掘らせ、いも煮会を開く、生き物が生息するビオトープ作り、子どもの外遊びを促す冒険公園、など)、それが住民の自立と自治につながっていく。この場合は、公園行政の抜本的転換が必要で、行政内での部署(みどり公園課と地域コミュニティ課など)を越えての連携(縦割り行政の排除)、自治会への維持管理の補助金支給は言うまでも無い。
1 4.自然環境維持のための公園の活用
地域の自然がどんどん失われてきていますので、生態系の維持、生物多様性の保全に公園を活用することが喫緊の課題です。公園内に、人々の目を楽しませる園芸種の花壇を整備することに異論はありません。ただ仮に、見せかけの自然作りだけに偏るとしたらどうでしょう。花壇整備と並行して自然に近い形(二次的自然)のビオトープをバランスよく整備することが大切です。
具体例として、草地に春の野草やチョウの食草を植え、また草地の一部を意図的に刈り残すなどして、春の花の受粉、秋の種子散布などが学べるビオトープコーナーを作る、一角に落ち葉や朽木、ゴロ石を安全に積み上げ甲虫の産卵場所や爬虫類、土壌生物の棲息場所を確保する、境界に立派な鉄製の柵を設けないで管理が大変ですが剪定枝で組むことにより蔓性植物、昆虫、野鳥を呼び寄せるなど、生き物が増える環境作りをすれば、多くの子どもや大人が自然と触れ合う機会が増えることでしょう。また、「みどり=樹木」と言う概念が強すぎ、「原っぱ」の価値が見直されていないように思います。生物多様性の観点からすると、草原は貴重です。(地域の活動拠点「ecoひろば」【新町2丁目】は民間からの借地で鎮守台自治会が管理運営。ご参考にしてください)。以上
1 [市の検討結果]
貴重なご意見として、今後の公園管理・運営の参考とさせていただきます。
公園配置のアンバランスについては、公園配置計画の中に記載しましたとおり、公園空白地区の解消に取り組んでまいります。
また、今後の公園づくりには、公園配置計画の基本方針にありますように市民や民間との協働が不可欠と考えております。
市民協働につきましては、市の関係各課と連携し、取り組んでまいります。
2 [お寄せいただいた意見]
18ページ序-3-3に書かれている。各種公園の定義について、あまりにも抽象的に書きすぎていて、それぞれの公園がどのようなものを指すのか具体的に記載するべきではないのか?
例えば、本案の中には緑地も公園としてとらえているが、そうなると本案の公園とは、みどり公園課がホームページなどで公園・緑地として紹介しているすべての施設を含むのか?そうなると柳沢児童広場などの都所有の調整池を借り受けて管理しているものも公園配置計画に盛り込むべき公園等に当たるのか不明。もう少し文言の統一性などをするべきだと思う。

[市の検討結果]
本計画に位置づける緑地、公園をわかりやすく整理し、記述するように修正いたします。
3 [お寄せいただいた意見]
40ページ目に「みどりの将来都市構造図」というのが添付されているが、特に新青梅街道の南部地域ではシンボル拠点が大学グランド周辺地域と小金井公園地域と東伏見公園及び石神井川周辺の三か所のみで、ミニ拠点も向台公園、田無市民公園、芝久保第一公園しか構想に入っていない。特に、小金井公園や東伏見公園は都立公園であり西東京市が主体となって公園のイメージや緑の種類や活用方法を決めることができないし、また大学周辺にしても大学とのきちんとした協定等を結ぶなどしてかつ公費負担をしなければいけなくなる可能性もある。その点をどのように考えるのか。またそれと同時に新青梅街道以南のシンボル拠点及びミニ拠点が少ない問題について市は別途対策を講じる予定はないのか?

[市の検討結果]
みどりの将来都市構造については、西東京市みどりの基本計画を基に緑豊かな区域づくりを目指してまいります。
また、公園空白地区については、配置計画に基づき、整備してまいります。
4 [お寄せいただいた意見]
52ページにまた「公園周辺の地域が高齢化しているため遊具のある公園を使う人がいない」という意見等があります。このような意見を踏まえながら、例えばボール遊びのニーズが高い地域で公園遊具等が十分に整っていない公園については、遊具等を撤去してボール遊びができる公園として更新することや、高齢化が進んだ地域で子どもたちが利用していない公園については、公園遊具を健康遊具に更新するなど、地域のニーズに合った公園づくりを目指します。」と記載がある。これはこれから先の西東京市をどう成長させていくかという成長戦略や総合戦略に関わる問題。

少子高齢化社会であるから一定程度の選別の後、高齢者向けの公園に造り替えていくのは賛同するが、高齢化率が高くなると必然的に税収が減るわけなので、単に高齢者向けにするのではなく、将来的に生産人口世代が住みたいと思える公園づくりを均一的にするべき。ボール遊びのニーズが少ないからいらないではなく、健康遊具を安直に設置するのではなく、グランドゴルフやゲートボール、また障がい者が使いやすいようにボッチャなど常にボール競技にあらゆる世代で使えるような公園を各地域にまんべんなく作るのもアリではないか。

[市の検討結果]
配置計画に基づき、地域の特性に合った公園整備等を目指してまいります。
具体的に公園整備が実施される場合は、設計段階から市民の方々の意見を伺い、設計に反映させるなど、市民ニーズを考慮して公園を整備してまいります。
5 [お寄せいただいた意見]
【西東京市立東伏見公園:路上駐車禁止看板の設置依頼】
公園配置計画案とは直接には関係しない事柄かも知れないが、市立の東伏見公園(※東京都立東伏見公園ではなく西東京市立の東伏見公園)脇は路上駐車の黙認場所となってしまっている。
都立公園の東西を結んでいる横断道路(いわゆる生活道路)が路上駐車禁止区域であるため(数か所の看板と貼り紙あり)、コインパーキングを使用せずにこの場所に流れてきて「無料路上駐車」を実行。
実行する貧しい輩が後を絶たない。
道幅もさほど広くなく、実際、市立東伏見公園に隣接しているので路上駐車路上駐車している車の陰から幼い子供らが飛び出してきて危険な目にに遭いそうになった光景を何度も見た。
仮に無対策でこのまま放置された場合、何か事故があった場合には西東京市の責任にもなりかねない。早急な【路上駐車禁止の看板設置】はもとより、田無警察署と連携してして、この場所の駐車違反取り締まりを強化することを切に希望する。

[市の検討結果]
路上駐車については、道路管理者及び田無警察署へ、違法駐車対策強化の依頼をすることなど対応してまいります。
6 [お寄せいただいた意見]
イチョウ公園やひばりが丘公園は、古くからある公園で大きな木がたくさんあるので、夏場は木陰ができて遊びやすい。しかし一方で、垣根が非常に高く公園の中の様子が外からは見えないので、不審者も隠れやすく大変危険であり、小学校からは子ども一人では行かない場所に指定されている。通行人や住民からも中の様子がよくわかってもらえるように、垣根を子どもの顔が見えるくらいに低く剪定して、見通しがよい防犯上安全な公園にしてほしい。

[市の検討結果]
公園維持管理の貴重な意見として参考とさせていただきます。
7 [お寄せいただいた意見]
球技ができる公園や、懸垂や腹筋台があるような公園、小さな子達が遊べて親も見守る事が出来る様な公園を希望します。

[市の検討結果]
今後、特色のある公園整備に努めてまいります。
8 [お寄せいただいた意見]
西原町2丁目の明治牛乳配達所の近くの公園ですが、入り口に柵がありベビーカーで入りづらい建て付けになっています。
また、公園内の遊具も老朽化が激しく、中でも乗り物に座って揺らす遊具については座るところが破損しており指など切らないか心配です。砂場もありません。
また市が路上喫煙を取り締まっていないせいかタバコのポイ捨ても多くあります。
小さな子供を安心して遊ばせられる、また行きたいと思う公園にはなっていません。
小さな子供を持つ子育て世代に優しい公園作りを市政に望みます。よろしくお願いします。

[市の検討結果]
公園維持管理の貴重な意見として参考とさせていただきます。
9 [お寄せいただいた意見]
公園空白地区の保谷町6丁目付近に、公園希望です。
むかしはあった公園や野原が宅地になったり、むかしは自由に入れた集合住宅の中の公園もいまは居住者しか入れない作りになってしまったりで、子供が遊んだり、大人がくつろいだりできる公園がありません。
市は健康!スポーツ!と推進していますが、スポーツイベントを頻繁に開催しているいこいの森公園も少々遠く、近くに公園もないので、公園を活用できるメリットがありません。
基本的な子供の遊ぶ遊具やベンチ、ボール遊びのできる広場のある公園が欲しいです。
また公園で、ちょっとしたお祭りやバザーなど近隣の住民参加のイベントも開催できるとよいです。
ぜひ、保谷町6丁目付近に大きめの土地が売りに出たら市で買い取って、公園をつくってください。

それと西東京市には、散歩が楽しくなるような素敵な散歩の小道がないです。多摩湖自転車道くらいかもしれません。
(小平では多摩湖自転車道のことをグリーンロードと言って、町のランドマーク的に愛でていますが、西東京市は市の端の方にあるので、この道の認知度が低く残念です)公園計画とともに、レンガやタイルなどが地中に埋まり木々に囲まれベンチやオブジェなどがあちこちにあり、歩いたら豊かな気分になれるような散歩の小道も計画してください。

散歩の小道の代わりといっては何ですが、西東京市は雰囲気のある暗渠が多く、長い暗渠を歩けるので、他の街からわざわざ散歩に来たり、写真を撮りにくる人などがいるのをご存知ですか?2つの市が合併した市でもあるので、旧保谷や旧田無の市章の入った希少価値のあるマンホール、田無に多いカラーのマンホール巡りなども人気です。
「ブラタモリ」的な目線で見ると、古い町の形や面影が残っているので、すごく興味深い町です。ぜひこれらを市の遺産として保存してほしいです。
散歩は、市の推奨する健康!スポーツ!にもつながりますので、そういった歴史の痕跡を留める「町歩きマップ」を作って配布して、あたらしい西東京市の魅力を発信してもらえたらと思います。
9 [市の検討結果]
公園配置計画に基づき、空白地区解消に努めてまいります。
また、市では市民団体と協働で、市内の公園や緑豊かな地域を散策するコースを設定した「みどりの散策マップ」を作成し、配布しておりますが、マップの改定時には、いただいたご意見を参考に、魅力ある散策マップづくりに取り組んでまいります。
10 [お寄せいただいた意見]
大人から子供まで利用できる公園でイスとテーブルが多くピクニック気分ができるような遊具もある公園がいいです。

[市の検討結果]
今後、特色のある公園整備に努めてまいります。
11 [お寄せいただいた意見]
1.概論
市は、高額納税者が移住してきて、税収が増えることばかり夢見ないで、今住んでいる人たちの幸福を考えたほうが良いのではないか?たとえば、桜の名所や池が人気があるからといって、その桜や池をつぶして住宅地にしてしまったらどうなるか?
httP://www.city.nishitokyo.lg.jP/siseizyoho/About/douroseibikeikAku.files/hAichigAiyou.Pdf
httP://www.city.nishitokyo.lg.jP/siseizyoho/Pub/jiAn/2017/kouenhAichikeikAku.files/kouenhAitikeikAku.Pdf
全体として、地域に分散されている小規模公園の有効活用と既存大規模公園の改修と民活による自由な活用を提案しているように見受けられた。それ自体は良好と考える。ただ、抽象的で具体的にどんなことをするのかがわかりにくい。
東大農場は、田無市の街おこしとして誘致され、市民に親しまれてきた。また、正門から本部棟建物までの桜並木部分は東大から西東京市に寄贈される予定のはずである。そのことに関する記述が見当たらない。その桜並木に隣接するA地区は桜並木と一体で公園とすることが望まれる。
パブリックコメントの参考資料からは、A地区についても桜並木についても具体的にどのようにしていくのかが読み取れない。これは大きな問題である。
現在A地区が売りに出されていて、いつ売れるかわからない、という現状からすれば、早急に方針を市民に示してもらいたい。
11 2.大規模公園確保
大規模公園をこれから確保すると書いていながら、具体的にどこをターゲットにするか書かれていない。和泉小跡地の公園化についての記述も具体的内容が少ない。
2.1.東大農場のA地区に限らないが、大面積の土地は一度失ったら二度と手に入らない。公共施設建て替えのときに必要になるので、市内の大面積の土地は必ず確保して欲しい。
2.2市民への福利厚生を考えると、公園で実施されるイベントがもっと必要である。そのためには土曜日・日曜日開園の大きな公園が必要。小さな公園では騒音問題が解決できない。すでにいこいの森公園があるが、大音量の音楽イベントなどは年に数回に限られる。

3.その他の「公園の価値・機能」
3.1.都市気候ヒートアイランド化の緩和
東大農場は東京西部一帯の気候調整に大きな役割を果たしている。残念ながら3.4.9号保谷東村山線が利用に供されるときには、植生が減り、二酸化炭素吸収能力が減っているのに排ガスの量は増えるということになる。A地区等の農場の土地が住宅や事務所ビル等になると、ますます東大農場の存在は重要なものになる。
市政情報まちづくり地区計画より
httP://www.city.nishitokyo.lg.jP/siseizyoho/mAtidukuri/chikukeikAku/index.html
httP://www.city.nishitokyo.lg.jP/siseizyoho/mAtidukuri/chikukeikAku/ichirAn/toudAitikukeikAku.html
にはこの地区を良好なみどりを確保する旨書かれている。ぜひ、良好なみどり環境を実現したい。
11 [市の検討結果]
東大生態調和農学機構の売却予定地であるA地区については、桜並木と一体で公園とする予定はありませんが、キャンパス再整備に伴う土地利用転換の機会をとらえ、みどり豊かで良好な市街地の形成を図っていきます。
また、泉小学校跡地に整備する公園は、配置計画で詳細を決定するのではなく、設計段階から懇談会、ワークショップ等を開催し、市民ニーズを考慮した特色ある公園整備を進めてまいります。
11 3.2.避難場所
西東京市中心部、特に田無北口の繁華街、防火上問題のあるフラワーどおり商店街に近いところには、防減災対応の広域避難場所が必要である。東大農場を避難場所としてあてにしているようであるが、東大の所有である限り、備蓄倉庫も非常用トイレも置けない。また、土曜日・日曜日夜間の施錠開錠の問題もある。

[市の検討結果]
市では、災害時に市民の皆様の安全を確保するため、地域防災計画に基づき、市立小・中学校の校庭や公園等43箇所の避難広場を指定しています。また、延焼拡大など広範囲に危険が及ぶ場合、火災による輻射熱の影響を考慮して、大規模公園等6箇所の広域避難場所を指定しており、引き続き関係部署と連携して避難空間を確保できる公園整備を進めてまいります。
11 4.公園拡充の手段としての資金確保
予算に余裕がない西東京市としては、みどり基金の受け入れ態勢改善を真剣に検討して欲しい。遺贈や使途指定ふるさと納税(市外からを含む)など柔軟に考えて欲しい。

5.公園の計画に市民との協働を
筆者はワークショップが開かれていたことも知らなかった。
httP://www.city.nishitokyo.lg.jP/kurAsi/koen/koenryokuchi_oshirAs/706377nishitokyocity20.html
このワークショップは参加人数が少ない。この程度の人数で市民多数の意見を聞いたと言って欲しくない。ワークショップの内容も、コンサルタントから他自治体等の事例の解説等が過半であり、市民側からの提案は資料から読み取りにくい。筆者が市民祭りや公民館祭りでとった「公園があったらやりたいこと」の大量のアンケートには、予想もしなかった公園の利用方法が多数集まった。もっと人が集まる機会にアピールして市民意見を聞いて欲しい。
5.1.ワークショップの内容にニューヨークのハイラインのことが取り上げられているが、その日本版というべき世田谷区の下北沢グリーンラインは最初から区民参加で計画がなされた。西東京市もおおいに参考にすべき点があるだろう。
5.2.コンサルタントに丸投げするのではなく、市民には高い能力・知見を持った人がいるので市民を委員にしたプロジェクトチームを作るべきだ。東大農場売り地A地区については東大農場の社会連携協議会などの意見も聞いてみて欲しい。
5.3.前記私家版アンケート結果を見る限り、大規模公園への潜在需要が大きいことが分かる。

[市の検討結果]
基金の基本的な考え方については、市全体の計画等で位置づけていくことができるか検討するように関係部署等と協議してまいります。
11 6.観光資源としての公園
住みたい町ナンバーワンの吉祥寺(近隣都市)の参考事例とともに
6.1.吉祥寺は都会とみどりがほどよくバランスしている住宅街で、繁華街には地域独自の若者文化もある、という理由で人気が高いと考えられる。
その吉祥寺の繁華街は、井の頭公園の「城下町」と見ることが出来る。公園には水があり、大道芸人がいて、野外ステージがある。駅から公園までの道には飲食物販サービス業など多様な都市機能が存在し、繁栄している。
6.2.ただ、今から西東京市が井の頭公園の二番煎じをしても先行者には勝てない。もともと田無という地名からもわかるように水が少なく自然の池はつくりにくいのが弱点ともいえる。
西東京市としては、日本の都市社会の潮流を先取りして「食と農」をテーマにした公園をつくるべきと考える。現行のいこいの森公園、文理台公園、等でもそれは可能であるが、「食と農」のシンボルとしては東大農学部の存在を外すことは出来ない。
6.3.市民祭り当日の自転車の台数からも推測できるように、いこいの森公園は残念ながら田無駅から徒歩でアプローチできる公園ではない。田無地区の観光的資源として東大農場の桜並木部分とA地区が公園化できれば、西東京市市民の福利厚生に資するだけではなく、他地域からの観光誘致が可能である。市の観光誘致という点で下野谷遺跡は貧弱である。予算を投じて施設を作っても東伏見駅からも遠く、そもそも面積が小さく参加者数が稼げない。
6.4.東大農場周辺にはいこいの森公園があるので、公園不足地域ではないという考え方があるかもしれないが、前記の通り、いこいの森公園は駅から遠い。現状で、東大農場は土・日・祝日閉場で公園の代替にはならない。

以上の理由により、西東京市の公園配置計画については東大農場A地区と桜並木を一括して公園化することを望む。また、その計画には市民との協働が不可欠である。
11 [市の検討結果]
今後の緑化政策を進めるにあたり、ご意見を踏まえて検討してまいります。
東大生態調和農学機構の売却予定地であるA地区については、桜並木公園と一体で公園とする予定はありませんが、キャンパス再整備に伴う土地利用転換の機会をとらえ、みどり豊かで良好な市街地の形成を図っていきます。
12 [お寄せいただいた意見]
パブコメについては、多忙なおり、スルーする予定だったが、多分皆さんが書かない点に絞って書きます。公園の配置計画を見ると、田無駅周りには緑地がありません。地価が高いから確保が難しいのでしょうが、マンションばかり建つと、そのマンションは単身者や夫婦のみに限定され、子育て世代がいない町になります。商店街はただ並んでいるだけの魅力のない街になっています。そこで商店街の中にポケットパークと称する小規模公園を入れることを提言します。ポケットパークはニューヨークの繁華街に作られ、メインの商店街に面して、小さなたまり場を作るのです。商店街に平行な歩道を広げても。落ち着いたたまり場になりません。テニスコート2から3面ほどの面積を確保し、周りには飲食店、喫茶店、おしゃれなブテイック、レストランを配置し、自動車の乗り入れは禁止します。車の騒音は入るのは気分が悪いため、人工の滝、噴水の音でマスクします。人口の音は敵意を感じますが、水や自然の音はむしろ人を癒します。水場をつくり浅くすれば、幼児が裸で遊べるくらいにすれば、子連れ家族には人気の場所になります。商業地の地価は高いですが、大きなくぼみを作る事で、その周りに商店を配置すれば、商業面積が確保されます。ポケットパークの入り口を少し絞れば、既存の商店街と全く異なった空間を実現することができます。このような小公園を囲む商店街は、長野市の善光寺近くにも実現し、観光客でにぎわっています。このポケット型パークは長野市内の若手事業協同組合が計画しました。公園の面積は極めて小さいのですが、公園に面した建物は和風で統一されています。カーテンウヲールの金属とガラスの商店街に比べて、癒し空間になり、子供が遊んでいても安全です。夏はビヤガーデンに早変わりすることも可能で、季節が温暖な時は広場で喫茶や食事を楽しむことも可能です。
12 屋外コンサートもできます。まちの中心部だから市民の多くが利用できます。ヨーロッパの町の中心には教会があり、その前が市民のための広場になります。彫刻があり、噴水があり、大道芸を見せる場所になっています。市場もできます。西東京市の現状は単なるバスロータリーです。人間回復の空間を作りましょう。1か所に限定せず、複数あっても良いです。建築学科の学生時代からの夢でした、現在74歳です。私は北原町に住んでいますが、周りには小さな公園があるだけで、誰も使いません。ベンチに腰かけていたら、多分変な人がいると思われるだけです。大きな公園の確保については他の人が」書くと思います。若い時は夫婦で井之頭公園、深大寺に行き、子供が小さい時は小金井公園に行き、小平霊園ではボール投げに興じました。田無にはいい思い出が全くありません。娘たちは武蔵野市がいいと言って、マンションを買いました。多分孫も含めて西東京市に戻ることはないでしょう。他の町と差別化しなければと思いますが、目下十分差別されています。検討してもらえるならただでも協力します。

[市の検討結果]
小規模公園の活用については、配置計画の中でも、市民の方々に多くのアイディアを出していただいております。
いただいたご意見を踏まえて、地域の特性にあった小規模公園の活用が進むように市民協働事業に取り組んでまいります。
13 [お寄せいただいた意見]
概要;西東京市公園配置計画案(以下本案)に反対の立場でコメントします。今回のパブリックコメントを取り入れて再提案されることを要請します。
理由;
1.本案は市民にとって必要な公園の規模、面積をいかに獲得して市の目標を達成するのかについて基本計画、施策が示されていません。たとえば対人口比の面積で見ても1.78平方メートル/人と都平均あるいは周辺の各市と比較しても低い状態です。しかも小規模公園の減少傾向にあるのに対し対策が十分には明示されていません。これは最も強い蘇民の要望と思います。
2.当市の緑被率が周辺各市に比べても低く、しかも低下傾向にあります(もっとも最近は緑被率が市民にも知らされていない、あるいは測定していない?状況です)。緑被率を向上させることはこれまでの市民参加のワーキングショップではいつも強く要望が出されてきた課題です。当案ではいかにして緑被率が世間並みになるかの道筋、基本政策がほとんど明瞭には示されていません。ぜひ、当案を練り直して再提出してパブリックコメントにかけて頂くようお願いします。
3.本案は大規模公園にしても小規模公園にしても緑公園課が所掌されている範囲内だけで作成されており、関連部署にまたがる規模のアイテムや全市的な取り組みに関わる施策が示されておりません。他部署との協働や、他部署を巻き込んでゆく施策が示されていません。また、予算をはじめ市全体の施策にもち上げて行く道筋がみえません。縦割り市政の枠中での作文では市民の要請には答えられません。
13 4.大規模公園用地の確保について、当市で消滅しようとしている最も大きなスペースあるいは緑地は誰が見ても東大農場の南半分でしょう。ここは桜並木など1部分を除き、売り払われようとしています。それに対して当案はほんの少ししか触れていません。せめて売却予定地AからG地区の1部たとえば東大農場演習林に棲息する動植物を守るために隣接のF地区を緑地として市が確保することが求められます。ここはもちろん子供たちの遊び場や、老人の憩いの場所にもなります。
さらには市の中心に近いメリットを生かし、これまでも大学と市民との交流の場として貢献してきたA地区をさらに防災避難地域の役割を含めて市が確保して、その役割を存続するようするなどの施策を計画に入れることを強く要請します。
そのためにも予算を含めて全市的な計画にする必要があります。市の「緑の基金」を市民を巻き込んで様々な施策で大幅に増やし、運用を考えるのも一つの解決策になるでしょう。
13 [市の検討結果]
市全体の計画につきましては、関係部署と協議、検討してまいります。
13 5.小規模公園の縮小についての対策が明確でありません。一例ですが都市計画道路西東京3・4・9は東大農場を縦断するばかりか、さらに北町町2丁目にある2つの公園をつぶすことになります。
また、保谷町5丁目の500平方メートル以上の生産緑地も道路用地になろうとしています。このような道路建設による公園や緑地の減少になんら方針をもたない公園設置計画案など市民は求めるものではありません。この道路は都道であるから貴課は関知せずとされるかもしれません。
しかしながら、そもそも都市計画は市民に役立つものではなりません。東京都は60年も以前に引いた都市計画路線に従って道路を作ろうとしています。今の住民は道路を望んでいるのでしょうか。貴課を含め地域住民の意見を聴取することすらやっておられないと危惧します。
将に、市民のみどり環境に責任を持つ緑公園課がこれ以上講演が減少するのは受け入れられないとの住民の要望を受けて道路建設に待ったをかけるべきと考えます。
そもそも少子化と若者のクルマ離れが進進行中の社会で道路の新設はもう必要ないと世論が傾いてきています。また自動車は交通事故の危険、排気ガスによる大気汚染、道路メンテ費用の高騰など都市にも負の遺産になりつつあります。
しかも国土交通省でさえ一昨年来、都市計画道路の見直しを全国に指示し、すでに認可した道路をも含めるとしています。そして実際に東京以外の道府県はかなりの都市計画道路を廃止しています(全国の廃止路線数2,356件、延長2,645キロメートルに上っています、東京都のみ同2件、1.8キロメートル)。
本案においても公園を潰して道路にしてよいのか、負の遺産を次世代に残してよいのか、市の都市計画課と協議され東京都に都市計画道路の建設に再検討を要請するなどを盛り込んだ基本計画にとして再提出されるよう強く要請して応募意見とします。
以上
13 [市の検討結果]
小規模公園については、開発行為等で提供される公園・緑地により、年々箇所数が増加しているため、維持管理費の増加が問題となっております。このため、近隣に公園・緑地がある場合は、緑地の設置に替わり、みどり基金の拡充を図るように配置計画で定め、計画的にみどりの確保に向けた施策を展開してまいります。
また、都市計画等で既に決定されている事業につきましては、公園配置計画で検討することはございませんが、ご意見として参考にさせていただきます。
14 [お寄せいただいた意見]
92ページもの量の計画案を市民のどれだけの人が読みこなせるのだろうかとまず思いました。もっと、簡略に要点をまとめたパブコメ対応の概略版を掲載していただきたいと思います。その方がもっと気軽に意見を言えるのではないでしょうか。
・みどりの基金ですが、今はクラウド・ファウンディングが普通に行われています。市がきちんと管理し、用途目的をはっきりさせ、そして基金活用後の情報公開をしていただければ、一人ひとりから1,000円2,000円程度の額でもあつまってくると思います。あるいはふるさと納税の中に公園の建設維持改善にしぼったものも設けてはいかがでしょうか。
・西東京市には東大農場という貴重な緑があります。東大の所有地であることには変わりはないのですが、せめて売却時に市民協働で資金を集め、市が購入できないでしょうか。切に願います。
・公園の配置計画に関してワークショップを行われたことには敬意を評します。そこから恒常的に緑の問題を職員の方々と長いスパンで考え、行動していく市民会議のような形のものの設置を願います。計画の中でも触れられていますが、もっと長期的な視野に立った組織を立ち上げ、その組織への市民参加を希望します。

[市の検討結果]
基金の基本的な考え方については、市全体の計画等で位置づけていくことができるか検討するように関係部署等と協議してまいります。
15 [お寄せいただいた意見]
当市芝久保町においても、相続発生、後継者不在などによって、畑や屋敷林が年々減少しています。過去には相続税に関して政府に陳情を出してきたのですが、その時に心配したとおりの現状になっております。
1..議会でも、なかなか出て来なかった、基本方針が突然出されて、皆で話し合う時間もありませんでした。企画課へも公民館関係で「早くから方針を発表したりされていれば、その情報により関心を持つのだから、なるべく前段階での懇談会があってほしいです。
2.みどり基金の拡充を工夫してください。東大農場に関する陳情が出ていますが、どのように無理なのか説明してほしいです。
33.民間活力の活用もいたしかたなく思いますが、ぜひ慎重に議会を含めて市民に情報を出しながらすすめていただきたい。

[市の検討結果]
基金の基本的な考え方については、市全体の計画等で位置づけていくことができるか検討するように関係部署等と協議してまいります。
16 [お寄せいただいた意見]
公共公園の計画の策定や実施が、公正な考え方、専門知識のない市民の協働で行われると、問題を起こす可能性がある。
専門家、幅広い知識のある企業、責任ある市で支援する体制により公園配置計画を策定し、実施すべきである。

公園配置計画は、次のことを考慮した上で策定や実施をすること。
1.公園周辺の住民が、理解できる内容であること。
2.公園周辺の住民の生活に支障を与える内容でないこと
3.地域特性を十分把握すること。
4.公園配置計画から発生する問題点を把握・処理すること
5.市民による公園の私物化、既得権の主張を避けること
6.公園が、迷惑施設にならないようにすること
7.責任感が、希薄な取り組みにならないようにすること
8.市が、最終責任を取ること。
9.計画の見通しを予測すること。

[市の検討結果]
貴重なご意見として、今後の公園管理・運営の参考とさせていただきます。
17 [お寄せいただいた意見]
終の棲家を求めて西東京市に転居して3年たちました。毎日散歩をしていますが、園庭がない保育園児が狭い公園で遊ばされている光景をよく見かけます。高齢者から幼児まで幅広い世代に四季折々に活用される大規模な公園の必要性を感じています。
東大生態調和農学機構周辺地区計画を拝見しますと、新街区A地区は売却されるのでしょうか?
市内に残された貴重な土地であり、ひまわり迷路等で市民が親しんでいる区域ですので、桜並木と一体になった公園化が望ましいと思います。また、保育所が不足していることから一角に保育所を開設し、東大に協力いただき生態や環境・農作物に接した幼児教育を試みられては如何でしょうか。中長期的な視野のもとに、付加価値が高い複合的な新しい試みを期待します。

[市の検討結果]
貴重なご意見として、今後の公園管理・運営の参考とさせていただきます。
東大生態調和農学機構におけるA地区は、売却予定であると聞いています。なお、A地区を桜並木と一体で公園とする予定はありませんが、キャンパス再整備に伴う土地利用転換の機会をとらえ、みどり豊かで良好な市街地の形成を図っていきます。
18 [お寄せいただいた意見]
この計画について、どのような経過で作成されたのか、議事録も公開されず、しかも年末100ページ近く、ボリュームが有っても現状だけで、計画にしては、数字も目標もありません。コンサル任せで、パブコメ期間も1か月も有りません。
みどりの基金の拡充にしても、課長自ら、「財政や企画の範囲で答弁出来ないと」市議会で表明しています。全庁的に取り組まなければ、「まちづくりの根幹」である公園は配置だけではありません。
改めて、全庁的に「みどりの基金」拡充の制度創設を、議員・市民・行政・専門家を含めて、100人規模のプロジェクトで、調査・研究・提言を出来るようにしてください。
改めて、まちのグランドデザインを考えて、公園のあり方も考える事が必要です。
公園課の皆さんが、小規模公園の維持管理、市民からの苦情等に追われているのは、大変だと思います。地域住民を巻き込んで、そこに任せ花を植えてもイモをつくっても良いことにし地域の子どもからお年寄りまでみんなの公園緑地にする方策を考える必要があります。

[市の検討結果]
貴重なご意見として、今後の公園管理・運営の参考とさせていただきます。
18 公園配置計画の、一番の問題は、大事な数字がないことです。
1.いま市の緑被率いくらですか?
2.公園ひとりあたり1.78平方メートル、目標5平方メートル、都の半分。いつどうやって公園を確保するつもりですか?大きな公園を作る土地がないと言いますが、田無駅に近く最大の東大農場・演習林10万坪。ぜひ東大農場「売却予定地」せめてA地区1.3ヘクタールだけでも市で借り上げ子どもたちに原っぱで残す方策をお願いします。
3.「生産緑地」法が500から300平方メートル以上に改正され、あと10年延期されそうですが、農家の高齢化、相続で、毎年2から3ヘクタール減少が続いているとのこと。必要な農地を買い取るための資金も早急に必要では有りませんか?
4.開発時3パーセントの緑地公園を提供して貰うそうですが、大きな緑地が失われます。その金銭納付だけでは、緑地の確保は出来ないのではありませんか?
5.人口密度も、1万人が適正と言われるところ、我が市は1万2000人とのこと。公園・畑・緑地、水辺が圧倒的に不足しています。
6.市民に緑の大切さを理解して貰えるようにしてください。

[市の検討結果]
1.緑被率は、平成20年時点で26.0パーセントとなっております。
2.公園配置計画に基づき、公園空白地区解消に向け、公園整備に取り組んでまいります。
3.公園空白地区にある緑地等の買取りについては、市の財政状況を踏まえたうえで、みどり基金を有効に活用してまいります。
4.開発に伴う3パーセントの緑地のみでは、緑地の確保は難しいため、みどりの基本計画に基づき、民有地のみどりの保全、創出、活用等に取り組んでまいります。
5.今後、ご意見を踏まえ緑化施策に取り組んでまいります。
6.市民の皆様が緑に親しむことができるよう取り組んでまいります。
18 P64財源の確保の方法を工夫しよう
財政状況の厳しさ、みどり基金の充実、民間活力の活用(カフェ、店舗…広告…)
施策1みどり基金の充実を図るとともに原資となる金銭納付の基準を見直そう
「みどり基金」の設置の目的は、
みどり基本条例において「緑の保護、育成、緑地の確保等の緑化事業の推進を図るため」と定められており、その資金は緑地や公園整備の原資になります。
みどり基金の主な原資は、開発に伴う金銭納付となっております。…

全庁的な「みどり基金」創設の制度を構築しない限り、失われる緑を埋めることは出来ないのではないでしょうか?
また、市内の大きな緑の固まりがあるのは、東大農場・演習林です。元々国有地、国民の財産です。市として、東大農場「売却予定地」A地区1.3ヘクタールを子どもたちにどう残せるのか考えてください。
全市的に考える必要があります。そのためにも「緑の基金」拡充が必要でしょう。
とりあえずA地区借り上げて原っぱにしないと、桜並木だけ市に移管されても「空」がありません。

[市の検討結果]
東大生態調和農学機構の売却予定地であるA地区については、市で借り上げて原っぱとする予定はありませんが、キャンパス再整備に伴う土地利用転換の機会をとらえ、みどり豊かで良好な市街地の形成を図っていきます。
18 みどり基金の活用方法の見直しを行い、公園のリニアールやみどりの保全、維持管理等にも活用出来るように進めることで、より地域の状況や市民のニーズを反映したかたちで、良質な緑の確保を目指します。
緑公園課だけでは、大変でしょう
先にも、提案がしましたが、市長始め各課を巻き込み全庁的に、まちのグランドデザインを作る中で、公園のあり方も決まるでしょう。
「みどり基金」拡充制度創設を目指して、議員・市民・行政・専門家100人プロジェクトを呼びかけ、「子どもたちが明るく育ち、元気に老いる」事の出来るまちづくりが根幹です。
緑の創設・保存・維持管理に「人に優しいまちづくり」は、地球環境への配慮、緑の保全と創出、人と緑の触れあいについて策定した市の定める緑化に関する計画に基づき行われなければならない

今回のパブコメ提案は、もう一度全庁的取り組みとして出直し、市民の理解を得ながら、いつまでにどこを如何する、目標もはっきり、重点を縛って、「みどり基金」拡充の創設制度の提案を含めて、改めて、全市民にご呈示願いたい。
必要な生産緑地の買い取り請求にも柔軟に対応できるように備えてください。

●公園配置だけでなく多様なパブコメがあったと思いますので、市民意見をすべて公開することを求めます。
以上

[市の検討結果]
貴重なご意見として、今後の公園管理・運営の参考とさせていただきます。
なお、今回の配置計画策定にあたり、庁内プロジェクト委員会での議論も実施しております。
また、緑化推進につきましては、庁内で連携し、取り組んでまいります。

公園配置計画のパブリックコメントでいただいた意見と回答は市のホームページまたは両庁舎情報公開コーナーで閲覧できるように準備いたします。
19 [お寄せいただいた意見]
1.今回の緑地法の改正と相まって早々対応され、市民と民間活力のきめ細かな記述に楽しむことができました。自由度が高いということと、市民が活用しなければ難しい課題が多くありますが、身近な場所で日頃の活動の発表と活動資金が生み出せる仕組みはとっても良いと思います。
2.市内の緑被率の減少には危機感を感じています。相続が相次ぐ中、緑基金による生産緑地の買い上げも視座に入れていますが、農地として使用されてきた場所はそのままコミュニティの拠点として環境・食育学習として活用できないかと思います。出来た作物で近隣市民による青空レストランなども楽しいですよ。人が生きる糧の作物と環境に及ぼす影響に対し体験をもって学ぶ場所が必要な時代だとひしひしと思います。私たち戦後世代はまだ周りに農業が生きている時代で育ちました。昭和以降世代は、育つ過程そのものを知りません。健康都市を目指すなら、老若男女とも共に汗を流し共有しあう関係があってもいいと思います。
3.市民との協働は行政が責任を負うものです。様々な市民活動が予測される中、市民協働担当を置かれるようですが、各行政範疇の中での横断的な取り組みが市民に分かるようにしていただきたいです。
4.市内にある都有地(遊休地)の活用を都と交渉できないか?
都が同じような方針を出しているのなら積極的に活用提案をしていくことも必要です。

[市の検討結果]
貴重なご意見として、今後の公園管理の参考とさせていただきます。
20 [お寄せいただいた意見]
(1)利用者/周辺住民の中に「自分たちの公園」という意識が育たないと、運営への積極的な参加は望めないと思う。一方的な「●●禁止」の看板は、そうした意識を著しく萎えさせるものであり、利用者を増やしたいのであれば、まずそれらの看板を撤去すべきである。
(2)(目立たない小さな公園などは特に)周辺住民に呼びかけて一斉清掃などをやるとよいと思う。特に草むしりなどは、成果が目に見えてわかり、達成感が得られるので、参加者も満足すると思う。

[市の検討結果]
貴重なご意見として、今後の公園管理の参考とさせていただきます。

担当課

みどり公園課(電話:042-438-4045)

本文ここまで