小学生が環境家計簿にチャレンジしました!
ページ番号 830-961-903
最終更新日 2024年4月4日
わが家の「環境家計簿」CO2削減チェックシート
西東京市が作成した「西東京市の環境」の活用の一環として、市内公立小学校5年生を対象に、昨年の夏休み期間中の1週間、家族みんなで取り組んでもらいました。
取り組み内容として、「夏の省エネ」行動をメインにし、日常での電気・ガス・水道の使い方の見直しや、プラごみや食品ロスに関連した項目(レジ袋をもらわない・マイボトルを持ち歩く)を設けて、家族みんなで、省エネや環境に配慮した行動を生活に取り入れたことによる効果を、「見える化」していきます(自分で結果を集計して、どのくらいCO2を削減できたか自ら検証してもらいます)。
必須項目は10項目ですが、他に選択項目として18項目もの省エネ・環境配慮行動を紹介していて、この中から2項目を選択する形をとっています。
環境家計簿に取り組むことで、様々な省エネや環境配慮行動を理解できるようになり、地球温暖化防止にもつながることを学べます。
令和5年度夏の取り組み結果
参加者数1,358名(市内公立小学校5年生1,566名※)※令和5年7月1日時点
結果は、以下のとおりとなりました。
- 参加者数の合計CO2削減量 1,873 キログラム-CO2
- CO2削減量を杉の木換算したときの本数 約134本
- 一人当たりのCO2削減量 1.38 キログラム-CO2
環境家計簿の項目ごとで取り組んだ人数の合計はこちら
参加児童の感想(一部抜粋)
わかったこと・感想・工夫したこと
〇「冷蔵庫の温度の設定を中か弱にする」だけでかなりCO2を減らせるのだと知り、びっくりしました。今後も続けていきたいと思います。お鍋に火をかける時、お鍋をふいて、水をとってから火をつける工夫をしていきます。
〇調べる内容にかかわる場所にメモをはって家族にも取り組んでもらえるように工夫した。
〇電気とガスは夏に毎日ぜったい使うけどこんなにCO2を出すとは思わなかった。これを機に毎日意識してがんばろうと思う。
〇家族に協力してもらってできたことなのだと思いました。そして、わたし自身も照明がついていたら消す、プラグをコンセントからぬくなどを気をつけて行動しました。
〇毎日自分たちがどれをどれだけつかっているか分かり、毎日いろいろな場面で「あっ今どれくらいつかっているのかな?」と節電について考え、じっこうしようと思いました。
〇一つ一つの小さな節約の積み重ねが、CO2削減や地球温暖化の防止につながるのだと分かりました。これからも、この項目を意識して行動していこうと思いました。
〇人がいない部屋はなるべく電気を消したり、みんなが同じ部屋ですごすようにした。
〇小さいことでもCO2をへらせるんだなと思いました。くふうしたことは飲み物をマイボトルに入れてもち歩くことです。
〇トイレの大・小のつかいわけをすることに気をつけた。マイバックは今までもつかっていたからこれからもつづけたい。
〇「こまめにシャワーを止める」「お風呂は冷めないうちに、間隔をあけずに入る」が水だけではなく、ガスにも関わっていることが分かりました。
関連リンク
「ウルトラ省エネBOOK」 東京ガス株式会社 都市生活研究所(外部リンク)
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