子ども・若者平和ワークショップ2023を開催しました!
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最終更新日 2024年9月12日
【開催報告】働く子どもたちのことと平和について バングラデシュの児童労働とSDGsを通じて平和を考えるワークショップ
6月25日の日曜日に、南町スポーツ・文化交流センター「きらっと」多目的ホールにて、子ども・若者平和ワークショップが開催されました。
当日は、小学生・中学生17名とその保護者の皆さんに加えて、若者スタッフとして市内の高校生、大学生が13名、市長・副市長も加わって、多世代で平和とSDGsについてのワークショップを行いました。
みんなでSDGsの達成を目指して!
バングラデシュの児童労働について考える
最初に、コーディネーターの小松さんから、バングラデシュの民具などを使ったのクイズなどによって、バングラデシュの生活や文化についての説明がありました。
そして、ワークシートを使い、各グループで、バングラデシュで家事使用人として働く少女の一日と、自分たちの一日を比べながら、バングラデシュでの児童労働の実態についてのお話を聞きました。
各グループでは、若者スタッフがリードして、和やかな雰囲気のなかで、自分たちの生活と世界の現状についてみんなで意見を話し合いました。
会場の様子
小松さんによる説明
何に使う道具かわかるかな?
市長も参加してみんなで話し合い
自分の一日に色をぬってみよう
児童労働の実態とは?
わたしの1日と何がちがう?
平和と貧困の関係、SDGsを達成するには
休憩をはさんで後半では、バングラデシュの児童労働の問題をふまえて、貧困と紛争、平和の関係や
みんなが幸せな世界を目指すための目標、SDGsの考え方についての話を聞きました。
そして、児童労働をなくすために自分たちができること、SDGsを達成するために自分たちができることをそれぞれが考えました。
各グループでは、あっという間にみんなの意見で付箋が埋まり、それぞれの意見についてみんなで話合いました。
SDGsについて
若者スタッフがリードして、まとめていきます
みんな真剣
あっという間にみんなの意見が!
どの意見を発表しようかな?
それぞれの班で発表します
貧困と紛争の関係とは?
まとめ~自分たちにできること~
各グループで話し合いをして
(1)児童労働をなくすために、今、自分ができること
(2)SDGsを達成するために、今、自分ができること
この2つについて、発表を行い、グラフィックレコーディングにまとめました。
短い時間にも関わらず、とても本格的なアイディアもあり、会場からは驚きの声があがっていました。
参加したみなさんからの感想
- SDGsについてより深く学べた事や日本より貧しい国での児童労働について学びました。
- 外国は厳しいなと思った。
- 世界ではこどもが働いているという事が知れた。
- 自分と同じぐらいの年齢の子供の生活を通して、SDGsについて学び、かつ、自分でもできることを考えることができました。
今回のワークショップで学んだことを忘れず、自分にできることを一歩ずつ進めていきましょう!
グラフィックレコーディング
今回のワークショップは、話し合いの内容をリアルタイムで絵にしていく、グラフィックレコーディングの手法を使ってまとめました。
言葉で話した内容が、みるみるうちにきれいな絵になっていくことで、より視覚的な理解が広がりました。
今回、作成したグラフィックレコーディングは以下のリンクからご覧いただけます。
今回グラレコを担当した肱岡さん、山嵜さん
発表内容をすかさず絵にしていきます
学んだ内容があっという間に絵に
すべてのグラフィックレコーディングはこちら(PDF:2,663KB)
今回の小松さんのお話と各グループの発表をまとめたものです。
転載、一部を切り抜いてのご使用など、制作の意図に反する利用は禁止します。
若者スタッフ
今回のワークショップでは、市内の高校・大学より募集したボランティアスタッフの皆さんにサポートいただきました。
皆さんには事前の打ち合わせからのアイディア出し、当日の設営や受付、グループワークのファシリテーションなど多岐にわたってご活躍いただきました。
参加者さんからも、「ちょっと年上のお姉さん、お兄さんがサポートしてくれて、話しやすかった」という声もいただきました。
今後も多世代が協力して、平和推進の活動に取り組んで参ります。
準備から活躍
各グループでみんなをサポート
みなさん、ありがとうございました!
おまけ
ワークショップの最後には、小松さんと萱野副市長より、修了証を各参加者にお渡ししました。
少し緊張気味で入ってきた最初と違い、帰りはみんな笑顔で!
修了証をお渡しします
修了証のデザインは若者スタッフとして参加してくれた地域団体MURPさんがデザインしてくれました
ご参加ありがとうございました
チラシ
コーディネーター
認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会
事務局長 小松豊明さん
北海道出身、西東京市在住。2001年にシャプラ
ニールの活動に参加。ネパール駐在員、フェアト
レード担当、東日本大震災の被災地支援担当など
を歴任し、2014年より現職。
認定NPO法人 シャプラニール=市民による海外協力の会(外部リンク)
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お問い合わせ
このページは、協働コミュニティ課が担当しています。
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ファクス:042-420-2893