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【イベント終了報告】多摩六都科学館共催事業「科学の視点で考古学」

ページ番号 566-887-711

最終更新日 2021年7月20日

「科学の視点してん考古学こうこがく」 土器どきのくぼみ(圧痕あっこん)から植物を調べる

令和3年7月11日(日曜日)に多摩六都科学館科学学習室で、佐々木由香先生(植物考古学者)によるワークショップを行いました。
小学4年生から大人まで、午前・午後の2回、延べ22名が参加し、圧痕についての解説や顕微鏡での観察、下野谷遺跡から出土した本物の土器を用いた説明など、盛りだくさんの内容を楽しく行いました。

「圧痕」とは?

例えば、土器を作るための粘土に混ざっていた種や虫などが、焼かれて灰などになったことでできたくぼみのことです。
くぼみには種や虫の形や模様がうつしだされています。

ワークショップの様子

圧痕にシリコーン等をいれ、型取りしたものを顕微鏡で観察し調べることで、その時代に生えていた植物や、食べていたもの、存在していた昆虫など、様々な事が分ります。
受講者の方々はメモをとったりしながら、真剣に聞いていました。

圧痕を調べるために必要な道具たち。圧痕の中に注射器でシリコーンを入れ、固まったものを取り出します。
シリコーンは固まるのが早いため、手早く作業を行います。

今回はシリコーンで型を採る作業は、新型コロナウイルス感染症防止対策のため、お手伝いの大学生の皆さんが行いました。
受講者の皆さんはアクリル板越しでも興味津々!
昭和女子大学・國學院大學・早稲田大学・中央大学等、いろいろな大学からの助っ人大学生による、作業しながらの解説も大好評でした。

固まったシリコーンを顕微鏡で観察することでそのくぼみが何であるかを調べます。
実物のダイズやクロマイ、アズキをまず観察し、それぞれの特徴を把握しました。

よーく見ると様々な特徴があります。
シリコーンに写し取られた特徴をよく観察し、実物と見比べながら調査しました。

下野谷遺跡で見つかった本物の土器の圧痕を見ながら、佐々木先生に解説をしてもらいました。
圧痕には、植物や虫だけでなく敷いていた敷物の跡なども残っており、昔の人びとがどんな布を使っていたのかなども圧痕を研究することで分かる、とのことでした。

今回調べた圧痕を全問正解した子どもたちには、「しーた」と「のーや」のメダルをプレゼントしました。

今回のワークショップでは、実際に下野谷遺跡から出土した土器の中で、圧痕があったものも観察しました。
一見すると、傷や欠けているようにしか思えない小さなくぼみから、たくさんの情報を得ることができる圧痕調査は、「第2の発掘である」との佐々木先生のお話が印象的でした。

※真ん中の土器には、ドングリ(コナラ)の圧痕がついています。

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