本件は、西東京市議会（平成28年12月）の教育長に対するパワーハラスメントに関する質疑を受け、良好な職場環境の維持向上に努めるべく、職場環境の把握等を目的とした調査を実施しました。

　調査にあたっては、庁内に「西東京市職場環境等調査委員会」を設置し、教育委員会職員及び市立小中学校長を対象にアンケート等を行い、調査報告書（平成29年2月）としてまとめ、平成29年2月27日開催の西東京市議会で報告を行いました。

　本調査は、良好な職場環境の維持向上を目的としているため、パワーハラスメントの判断を示すものではございませんが、報告書の結論では「職場環境は、改善に向けた対応が必要な状況にあり、また、相談窓口が十分に機能していなかった」とする状況があり、対策として（1）ハラスメントの周知・啓発と相談窓口の周知徹底、（2）マニュアルに定めるチェックシートを活用したセルフチェックの実施、を当面の対応としました。

　今後は、ハラスメントに対する市の姿勢を庁内に周知徹底し、職員が働きやすい職場環境づくりに取組んでまいります。