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特定健康診査・特定保健指導

ページ番号 311-452-371

最終更新日 2023年10月13日

 平成18年6月に成立した「健康保険法等の一部を改正する法律」により、平成20年4月から各保険者が40歳から74歳の被保険者を対象に「特定健康診査」と、健診結果から数値が基準値以上と判定された対象の方へ「特定保健指導」を実施しております。

 西東京市国民健康保険の特定健康診査実施方法等につきましては、ページ下の「関連リンク」から「西東京市健康事業ガイド」や「特定健康診査等実施計画」をご参照ください。

制度創設の背景

 健康と長寿は誰しもの願いですが、食習慣や生活習慣の多様化により、高齢期に向けて糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、肥満症等の生活習慣病が増加しています。これら糖尿病等の生活習慣病は、内臓脂肪の蓄積(内臓脂肪型肥満)に起因する場合が多く、肥満に加え、高血糖、高血圧等の状態が重複した場合には、虚血性心疾患や脳卒中等の発症リスクが高くなります。このため、若いときからの糖尿病等の生活習慣病の予防対策を進め、糖尿病等の発症を予防することができれば、重症化や合併症の発症を抑え、国民の生活の質の維持及び向上を図ることができます。
 誰もが安心して医療を受けることができる医療制度を実現し、世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた国民皆保険を堅持し、医療制度を将来にわたり持続可能としていくためにも、生活習慣病を中心とした疾病予防が重視されており、このような背景から、平成20年4月施行の医療制度改革において、医療保険者には「特定健康診査」と「特定保健指導」が義務付けられました。

特定健康診査とは

 特定健康診査は40歳から74歳までの方を対象に毎年行われます。糖尿病等の生活習慣病に主眼を置き、生活習慣病のリスクを増幅するメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診内容となっています。腹囲の計測や血液検査などを行います。

特定健康診査の検査項目

基本の検査(必須項目)

  • 医師の診察
  • 身体測定
  • 血圧検査
  • 尿検査
  • 血液検査(脂質、肝機能、糖尿病、貧血、腎機能、痛風、アルブミン(65歳以上))

医師が必要と判断したときに実施する検査

  • 心電図
  • 眼底検査

同時にできる検査

  • 大腸がん検診
  • 前立腺がん検診(対象者の方のみ)
  • 肝炎ウイルス健診(一度も受けたことがない方)
  • 胃がんハイリスク検査(過去に未実施で、年度末時点で偶数年齢の方)

特定保健指導とは

 特定健康診査の結果から、メタボリックシンドロームまたは予備群と判定された方は、放っておくと生活習慣病が進行していく可能性があります。「動機づけ支援」「積極的支援」など健診の判定の段階にあわせて、個人もしくはグループによる保健指導を1回~数回受けて、生活習慣の見直しを考えていきます。
 保健指導の対象となった方は、食事や運動など今の生活習慣をどのように変えたら肥満を解消できるかを保健師、管理栄養士などの保健指導実施者と一緒に考え、ご自身で目標を立て、実践できる健康づくりに取り組んでいきます。

対象となる方

  • 腹囲が男性は85cm以上、女性は90cm以上で(1)高血糖(2)脂質異常(3)高血圧のいずれかに該当する方
  • BMIが25以上で指導が必要と判断される方

申込方法

該当された方には特定健診受診の約3か月後に受診案内と申込書を送付いたします。
ご希望の方は、申込書を同封の返信用封筒にてご郵送ください。お電話やウェブサイトからもお申込みできます。

指導内容

市内施設またはオンラインにて面談を実施します。
その後、動機づけ支援の方は3か月間、積極的支援の方は3か月から6か月間、継続して健康相談を実施します。

保健指導委託会社

株式会社日本サポートサービス
住所:東京都千代田区神田駿河台2-9
電話:0120-315-556(0120315556)
※対象となった方にはお電話を差し上げることがあります。

関連リンク

市が行う各種健康・保健事業のご案内(4月1日全戸配布)

特定健康診査についてのご案内

西東京市国民健康保険では、高齢者の医療の確保に関する法律の規定により、平成20年3月特定健康診査等実施計画を定めました。

お問い合わせ

このページは、保険年金課が担当しています。

市役所田無庁舎 〒188-8666 西東京市南町五丁目6番13号

電話:042-460-9821

ファクス:042-463-9585

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