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外来植物について

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最終更新日 2021年6月7日

特定外来生物とは?

  人間の活動によって本来の分布域の外の国や地域に導入・移動された生物のうち、生態系、人の生命や身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、または及ぼすおそれがあるものとして、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」により指定された生物のことを言います。特定外来生物に指定されると、飼育、栽培、保管、運搬、輸入、野外に放つこと、種をまくこと等が原則として規制され、さらに駆除を行うことになっています。近隣市で見られるものとしては、「オオキンケイギク」があります。 現在(平成30年4月)、特定外来生物に指定されているのは148種で、そのうち植物は16種です。

オオキンケイギク (特定外来生物)

オオキンケイギク(特定外来生物)

・原産地と侵入地
 アメリカ合衆国中部、南東部(ミシガン州からフロリダ州、ニューメキシコ州)原産である。
 日本では全国に分布する。
・形態的特長
 花:開花期は5月から7月。他のキク科植物と同様、小さな花が多数集まって直径5センチメートルから7センチメートルの花を形成している。
 茎:高さ30センチメートルから70センチメートルで、根元付近から束状に多数生えている。多年草のため、2年目以降はススキのように株立ち状になることが多い。

外来種(植物)について

外来植物とは?

 外来植物の中には、「オオキンケイギク」のような在来の植物の生態系等に悪影響を与える「特定外来生物(植物)」がある一方で、特定外来生物に指定されていなくても、生態系等に大きな影響を与える植物も存在し、その例として「ナガミヒナゲシ」があります。

ナガミヒナゲシ

・原産地と侵入地
 地中海沿岸の原産でヨーロッパ、北アフリカ、西アジア、オセアニア、南北アメリカに分布する。
 日本では全国に分布する。
・形態的特長
 花:開花期は4月から5月。紅色、もしくはオレンジ色の花をつける。花弁は基本的に4枚だが、多少の変動がある。
 茎:栄養状態によって異なるが、高さ15センチメートルから60センチメートルで、硬い剛毛が生えている。
 果実:果実は細長く、梅雨時に非常に小さな種子を大量につける。一つの果実には1,600粒の種子を持っている。

植物駆除の注意点

 外来植物は繁殖力が強く、その土地に元々あった植物の生育場所を占領するといった生態系への影響を及ぼすことがあることから、適切な取扱いについてご理解ご協力をお願いします。
 駆除の際は、種子の飛散などを防ぐため、ビニール袋に入れ、枯死させてから燃えるごみとして廃棄してください。

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特定外来種(鳥類・爬虫類・魚類・昆虫類・植物)