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令和5年7月 SDGsロビーフェスタ田無を開催しました

ページ番号 386-615-633

最終更新日 2023年8月31日

令和5年7月9日に第2回を田無公民館ロビーで開催

日々の生活の中で気になっていることを言葉にすることがSDGs17の目標達成に繋がります。

SDGsテーブルトークから

石神井川に清流を取り戻す活動

 SDGs6(安全な水とトイレを)、SDGs14(海の豊かさを陸の豊かさを)
・石神井川は生き物が生育できる川に河川改修されている。
・以前は、蛍の名所であったが、雨が大地に染み込まなくなって水量がなくなってしまった。
・今、隣の東久留米市の落合川はいくつもの団体が入れ替わり立ち代わり清掃しているので、清流になっている。

ジェンダー平等やLGBTQ+

・少子高齢化で、選挙に行くのは高齢者が多く、政治に高齢者の意見が反映され、若い人や子どもの声が反映されず、子どもに目が行かない。
・政治に子どもの声(若者)の声を反映させるには、車の免許の返納のように、政治への理解が難しいと感じたら、80歳以上の選挙権の自主返納なども検討するといいと思う。 
・年代層ごとに選挙権を持つ人数を決める。また、年齢の幅を設けるなど年齢層に偏りなくバランスよく選挙権を。人口分布の多い高齢者などの年代層は、3人で一人分、少ない年代層は、1人で3人分など? 
・若者は、積極的に選挙に行くこと!
・障害者施設があると、平等意識が生まれ、ジェンダー平等へも意識が生まれるのでは?
・海外では、同性婚が認められているのに、日本では、まだ認められていないことから、日本は、海外に比べて、ジェンダー平等やLGBTQ+への意識が低い。
・日本の政治家は、女性が命がけで(母親が自分の命と引き換えに)子どもを出産することがいかに大変なことかを理解できないと思われるほど、女性(母親)の大変さが理解できていない。意識レベルが低い。
・子育てしやすい環境を整備すべき。
・日本はなぜ、男性の意見は聞き入れるのに、女性の意見を取り入れられず、わだかまりを残すのか。なぜ、男尊女卑の考え方が蔓延しているのか? 
・意見:「始まる」という文字は、女偏であることなど漢字の意味から、本来は、女性ファーストの考え方ではないのか?

食品ロス、地域のつながり
食品ロスを減らそう、地域のつながりづくり~「つなげたい」を「つなぐ」

食品ロスを減らそう

 SDGs12(作る責任、使う責任)
・食べ物をすべて食べつくすことが第一歩。
・冷凍する方法も、皮もきんぴらを作るなど工夫を。
・どうしても出てしまう生ごみを堆肥化する等循環する取り組みが大事。
・誰にでもできること。
・やりやすくていいSDGsの目標。
・気になるのは、給食は、食べきれているのか?自分が食べきれる量を理解して盛り付けてもらうなどするといい。

地域のつながりづくり~「つなげたい」を「つなぐ」

・顔見知りになる環境づくりが必要。
・町内会の役員の輪番制で顔見知りになり、そこから一歩ずつ踏み込んだ関係になる。
・大人の部活を通して親しくなっていく。
・何気ない一言から課題を作る。消火器の使い方→防災訓練へつなげる。
・みんなが集まれる楽しい時間を共有する。
・自治会がどんどん少なくなり、60年くらいの歴史の中で、東京都がSDGsにつながる地域のつながりワースト1。動ける間からジェネレーションシフトしていくべき。
・若い人には、何かあったら協力してねという関係づくりをしていきたい。
・ライフラインでもつながれない、個別収集になりゴミ問題でもつながれず、自治会でまとまることもない。災害時のためにも、いざという時に役立つ、顔と顔の見える関係を地域で作っておくべき。 自治会解散の後に、問題が出てくる。

子育て支援など
子育て世代への支援、子育てあるある情報、体操で健康維持

体操で健康維持

 SDGs3(すべての人に健康と福祉:基本的人権)
・質の高い教育を目指している。
・認知機能と非認知機能を上げるには、人と人との触れ合いが大事。

子育てあるある情報交換

 SDGs1(不平等をなくす)、SDGs5(ジェンダー平等)、SDGs4(質の高い教育を)  
・アドバイザーの野嶋さんから、「ごみでアート」、「ごみはゴミではない」のお話があった。 
・中学生のリモート授業について、子ども側は集中が難しい、親側としては、登校してほしいという思いがある。 
・このテーブルに中学生が入ったことで、親の思いや子どもの思いをそれぞれの立場での思いを伝え合えた。 
・制服と体操服に名前の刺しゅうが入ると譲渡しづらい、エコじゃない。

子育て世代への支援やその他の支援を考える

SDGs4(質の高い教育を)、SDGs5(ジェンダー平等)、SDGs11(住み続けられるまちづくりを)
・子育てへの母親の負担が多いので、地域で子育てを考えるべき。
・みんなで子育て、みんなが当事者意識を持つ必要がある。
・自治体から都と国へ伝えていく。自分事としてとらえる必要がある。
・一番大きな要因は「自分だけ良ければよいという社会から、人としてどうあるべきかを考える教育が不足しているのではないか。
・第2子以降出産のときに子どもを預ける制度の拡充をお願いしたい。
 

アドバイザー浜松市職員の野嶋さん(オンラインで大型テレビモニターで浜松市から参加)の先進的な実践報告を聞いた参加者の気づき

講師と集合写真
オンラインで登壇のアドバイザーの浜松市の野嶋さんと参加者で集合写真

アドバイザー野嶋さんのお話「地域コミュニティの原点は楽しい時間を共有すること」を聞いて、印象に残ったキーワード

『食品ロスを減らそう』テーブル

・人が集まると何かが起きる。
・地域コミュニティの原点は、楽しい時間を共有すること。

『地域のつながりづくり~「つながりたい」を「つなぐ」』テーブル

・楽しいことを共有。
・困ることを共有。

『ジェンダー平等やLGBTQ+』テーブル

・ゴミの運動会。
・大学生とゴミを再利用した遊び。
・プロギング(スポーツとゴミ拾いを合わせたニュースポーツ)。

『石神井川に清流を』テーブル

・笑顔のまちづくり。
・人が集まると何かが起きる。

『子育て世代への支援を考える』テーブル

・自分ごととして捉える。
・楽しい時間を共有。
・地域で子育て。

『体操で健康維持』テーブル

・プロギング。

『子育てあるある情報交換』テーブル

・ゴミでアートをつくる。
・ゴミは、ごみじゃない。 

参加者アンケートから

SDGsロビーフェスタ田無テーブルトークに参加した動機を教えてください

「食品ロスを減らそう」テーブル

・環境問題に興味があった。 
・地域の人と関われるから。
・日常の生活でもなるべく食品ロスを出さないよう心がけているので、広い範囲でのSDGsの話を。

「地域のつながりづくり」テーブル

・職員からの勧めあり、個人的にも公民館の公開ロビーワークに興味があったからきたいなと思って参加しました。
・住む地域も世界の見方、考え方、思考も、問題意識も異なる人たちとの出会いから、地域づくりのヒントと刺激を得たいと思って参加しました。

「ジェンダー平等やLGBTQ+」テーブル

・中学生ボランティア部で参加した(石神井川の活動が中止になったから)。
・LGBTQ+とジェンダー平等に関心があったから。
・SDGsは、17の目標があるけど、深く考えたりすることはそんなにないから、良い経験になると思って参加した。
・ボランティア部で参加したのとジェンダー平等についていろいろ話し合ってみたかった。
・ボランティア部で参加したのとジェンダー平等やLGBTQ+に興味があったから。

「石神井川に清流を取り戻す活動」テーブル

・友達に誘われた。
・公民館から参加のお誘いがあり、内容に共鳴し、参加しました。
・地域活動の年代交替に効果的と考えたから。
・興味があったから。

「子育て世代への支援を考える」テーブル

・前回、似たような内容でためになったので。
・子育て支援の少しでもお役に立てればよいと思いました。
・日ごろから考えていることを共有したかったから。

「子育てあるある情報交換」テーブル

・興味のあるテーマだったから。 
・ボランティアに参加しており、興味のわくテーマがあったため。
・子どもができたときに知っておいた方がよいと思ったから。
・SDGsをみんなどう思っているのか、どんな取り組みをしているのか気になった。
・子育て等興味あるテーマがあったから。

受付、折り紙細工
中学生ボランティアの受付や準備を手伝う様子

何かできそうなSDGsにつながる活動は?

「食品ロスを減らそう」テーブル

・食品ロスをできるだけ出さない。
・食品ロスをなくす。

「地域のつながりづくり」テーブル

・老人クラブ奉仕活動として、南町三丁目のバス通り(境新道)を西武線ガード下から向台交差点にかけて、道路清掃(ゴミゼロ、除草、落葉清掃)をやっています。特にゴミはひどいので、この活動がもっと地域に広がらないかなあと、日々考えています。野嶋先生が仰る通り「ゴミを捨てない人を育てる」重要性も最近痛感しています。そもそも、素直な児童の頃からゴミを捨てない教育をすることがこの問題の近道じゃないかとつくづく思います。
公共物、公共施設は、私たちのものなんだから私たち自身が守り維持していかなければならないんだという公共リテラシー、共産マインド(政治的意味じゃなく)を、私たち自身の心の中に喚起していかなければいけないなあと深く感じる昨今です。

「ジェンダー平等やLGBTQ+」テーブル

・食品ロスだったら、ご飯を残さないとかだと思います。
・今回私が考えたジェンダーについて何かするとなったら、私はジェンダーについてたくさん調べて考えを深めたいです。
・LGBTQ+とジェンダー平等の重要性のポスター作りなどを呼びかけ、石神井川の清掃をきっかけに川の奉仕活動として清掃。
・食品ロスは、とても大事。僕たちは普通に食べているが、食べられない人もいるから、もっと大事にした方がいい。
・ジェンダー平等やLGBTQ+についてもっと知り、これらを意識する。わかりやすく、手紙やポスターを作る。

「石神井川に清流を取り戻す活動」テーブル

・ゴミ拾い。
・ゴミを減らす。町をきれいにする。緑を増やす。あたたかいまちづくり。
・教育の質の向上、特に学びなおし。
・川の清掃。

「子育て世代への支援を考える」テーブル

・落ちているゴミを拾うことから始めたい。
・自分の家のゴミは少しでも減らしていく。
・子育てに関しては、具体的に地域包括支援センターを利用し、特に第2子以上出産のとき、一晩、上の子を預けられる場(ショートステイ)を作ること。

「子育てあるある情報交換」テーブル

・自分の使わないものをほかの人に譲って使ってもらう。頂き物を活用する。
・寄付や譲渡。
・こういった場への参加。
・コンタクトレンズのリサイクル、ペットボトルキャップのリサイクル。
・食品ロスを減らす。
・野嶋さんが取り組まれている「プロギング」(ごみ拾いとジョギングをあわせたスポーツ)を夏休みに取り組みたいと思いました。

今回のテーマ以外に必要と思われるテーブルトークのテーマがありましたら、 教えてください

「地域のつながり作り」テーブル

・孤立・貧困。

「ジェンダー平等やLGBTQ+」テーブル

・食品ロスを減らそうとかが必要だと思います。学校の給食が残っていることが多いと思いました。
・「海の豊かさを守ろう」→みんな夏になったら、遊びに行くのではないか。
・海に遊びに行くと私は思います。ゴミがたくさん落ちているな、なんでこうなったんだろうなど、考えを深められるいいテーマなのでは。
・いじめについて、少しじゃれあったりしていても傷つく人はいると思うので、いろんな人と意見を交換した方がいいと思った。

「石神井川に清流を」テーブル

・世代間とのつながりを深める。
・環境問題。

「子育て世代への支援を考える」テーブル

・ゴミの捨て方(分別について)。
・防災について、各中学校を中心に地域活動を広げること。
・障がい者も参加できるプログラム。

「子育てあるある情報交換」テーブル

・ 親の気持ちと子どもの気持ち。
・貧困対策、子ども食堂について。
・ジェンダー平等やLGBTQ+。

あなたが気になっている地域課題

「食品ロスを減らそう」テーブル

・地域の人でも世代が違うとつながりがない。

「地域のつながりづくり」テーブル

・高齢化社会における諸問題。
・災害弱者の個別避難計画作成が自治体の努力目標となっていますが、自治会も高齢者が多く地域包括支援センターと連携して何かできないかなあと思っています。このことを視野に入れて地域包括支援センターとの情報交換や包括の協力でアウトリーチも試みています。

「ジェンダー平等やLGBTQ+」テーブル

・SDGsのこと。
・ゴミが落ちている。
・提案:課題に課題を付けた方がSDGsも進む。

「石神井川に清流を取り戻す活動」テーブル

・地下水の汚染、災害時の要支援者の手助け。
・川が汚い。

「子育て世代への支援を考える」テーブル

・石神井川をきれいに。水量を確保すること。地域活動の年代交代に効果的と考えたから。
・ 公民館保育は西東京市の取り組みの良いところだと思うので、もう少し広めていく必要があると思います。交通の不便さ、特に北東(ひばりが丘北~東伏見)。

「子育てあるある情報交換」テーブル

・ゴミのポイ捨てが多い(道が汚れている)。
・石神井川の清流を取り戻す活動。
・川の清掃。

SDGs落語、あめんぼ青年教室の手話歌と中国健康体操

落語、体操
SDGs落語、中国体操の様子

SDGs落語と、手話歌、中国体操に参加した感想

SDGs落語 創作「道具屋」保谷亭ほら吉さん 作・出演

・SDGsについて改めて知りました。昔の方がきれいだったのがびっくりです。
・今もそこらへんにゴミなどはあまり落ちていないし、技術も進んでいるので今の方がきれいだと思っていました。技術が進んでいるからこそ汚くなっているのかなと感じました。
・初めての落語だったけどとっても面白かったです。
・SDGsの詳しい歴史や道具屋についての話がためになりました。また、道具屋の息子のボケと客のツッコミが面白かったです。
・日本の昔の姿について知ることができました。
・日本が昔も今もキレイだといわれていることに驚きました。楽しかったです。
・人生で初めて見た落語だったけど、面白かった。実際の劇場でも見てみたいと思った。
・落語は『死神』ぐらいしか見たことがなかったが、面白さは知っていたので、楽しみにしていた。期待通りの面白さで、「SDGsフェスタ田無」のために作ってくださった新作の披露だったということを知り、とてもありがたく思った。
・SDGs落語で楽しくかつ、面白く理解することができた。

あめんぼ青年教室と一緒に手話歌、中国体操

・手話歌では、歌詞に感動したと共に、あめんぼ青年教室の皆さんの楽しそうな様子を見ていると自然と元気になってきました!自分も手話歌やってみたいなと思いました。
・小学校の時に「にじ」という曲で手話をやったことがあり、とても楽しかったので、またやってみたいです。また、中国体操をしていると体にエネルギーがみなぎっているような感じがしました。とても楽しかったです。
・中国体操というものは、今回初めて知ったが、やっていくとだんだん体が温まるような感じがあり、面白かった。手話は少しだけ知っていたので、歌詞を聞きながら意味も理解できて楽しかった。
・手話歌にとても感動しました。最後の方、涙目になってきました。中国体操楽しかったです。もっと知りたかったです。少しやってみようかなと思いました。
・あめんぼ青年教室の皆さんと一緒に手話歌や中国体操を楽しく学べた。また、参加したいと思いました。

その他 

・関心はあったけど他の人とそのことについて話したことはなかったという「ジェンダー平等やLGBTQ+」テーブルに参加した中学生たちは、日頃からこの問題を研究しているかのように活発に意見を述べていました。私が思いもつかない問題の指摘やしっかりした意見、自信をもった発言に驚きました。やはりこれからの世界の問題に対処すべく生まれてきたハイブリッドな魂だなあと頼もしく感じ、感動しました。

問い合わせ先

SDGsロビーフェスタ田無についての問い合わせは、田無公民館まで
電話:042-461-1170(平日午前9時から午後5時)

お問い合わせ

このページは、公民館が担当しています。

柳沢公民館 〒202-0022 西東京市柳沢一丁目15番1号

電話:042-464-8211

ファクス:042-464-8212

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