令和5年度に策定した「第3期西東京市国民健康保険保健事業実施計画（データヘルス計画）」に基づき、被保険者のみなさまの健康増進と医療費の適正化のため、医療費適正化事業を実施しています。
　被保険者のみなさまの特定健康診査結果や診療報酬明細書（レセプト）のデータなどを活用して、事業の対象となる方を選定します。

　生活習慣病のリスクが高い方が、本支援により生活習慣を改善し、生活習慣病の予防を図ることを目的として実施します。

　生活習慣病に関する数値から、生活習慣病のリスクが高いと判断される方および、生活習慣病の治療を中断していると判断される方へ、医療機関への受診勧奨通知を送付します。

　糖尿病性腎症が重症化すると、人工透析を必要とする腎不全や合併症などの発症リスクが高くなります。被保険者の方を対象に、生活習慣指導により、糖尿病のセルフコントロールが可能な状態を目指し、糖尿病性腎症の重症化予防を目的として実施します。

　かかりつけ医の承諾を受けた糖尿病治療中の被保険者の方に対して、服薬管理、食事療法、運動指導等について、訪問・電話等により6か月にわたって個別に保健指導を行います。

　重複・頻回受診者および重複・多剤服薬者に対して、医療機関の受診内容を聞き取り、適切な受診行動、服薬管理を指導することを目的として実施します。

　同一の疾患で複数の医療機関にかかっている重複受診者、医療機関への受診回数が多い頻回受診者及び同系薬の処方が同一月に複数ある重複服薬者、必要以上に多種類の薬の処方がある多剤服薬者の方に対して、適切な受診行動、服薬管理について個別で保健指導を行います。

　事業の実施に当たっては、面談におけるマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保等の感染予防策を取っております。安全な運営ができるよう心掛けてまいりますので、ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。

　この事業は西東京市が主体となりますが、事業実施につきましては、民間事業者へ業務を委託し実施しています。