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子宮頸がん検診の精密検査について

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最終更新日 2022年10月11日

子宮頸がん検診で精密検査となった方へ
 子宮頸がんは、20歳代後半から増加し、30代後半から40歳代が最も多くなります。発生要因としては、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が関連しており、HPVは性交渉で感染することが知られています。多くの場合、感染しても免疫力によってウイルスは排除されますが、排除されないまま長い間ウイルスが残ってしまった場合に子宮頸がんを引き起こします。
 子宮頸がんは、「異形成」と呼ばれるがんになる前の状態が数年あります。この時期は症状がなく、おりものや出血、痛みもありません。
 「若いからがんの心配はない」、「まだ自分は大丈夫」と思わずに、検診の結果、精密検査が必要となった場合は、すみやかに専門医(婦人科)を受診し、ご相談されてください。

主な検査方法 

以下に主な検査方法を紹介します。検査の詳細については受診される医療機関におたずねください。

1. HPV(ヒトパピローマウィルス)検査

子宮の入り口の部分の粘膜から細胞を採取し、子宮頸がんを引き起こす可能性のあるHPV(ヒトパピローマウィルス)感染の有無を検査します。
少量の出血を伴う場合もありますが、痛みは少なく検査時間は短時間で終わります。

2.細胞診

ブラシやヘラで子宮内を優しくこすり細胞を採取し、顕微鏡で細胞が正常かどうかを検査します。少量の出血を伴う場合もありますが、痛みは少なく検査時間は短時間で終わります。

3. コルポスコピー診

コルポスコープという拡大鏡のような機械で、子宮内部を拡大し肉眼では観察できない細かい部分を観察する診断法をコルポ診と呼びます。コルポ診自体に痛みや出血を伴うことは稀です。

4.組織診

コルポスコープを使いながら、異常が疑われる部分から組織を採取し、組織を顕微鏡で観察した上で診断をおこないます。この検査は、痛みを感じたり出血を伴う場合もあります。

精密検査可能な市内の医療機関

※新型コロナウイルス感染拡大に伴い、実施体制が変わる可能性があります。
受診の際は、必ず医療機関に事前にお問い合わせください。
※医療機関によって受けられる精密検査内容が異なります。

医療機関名 住所 電話番号 精密検査詳細
佐々総合病院 田無町四丁目24番15号 042-461-3333 HPV検査
コルポスコピー診
細胞診(生検)
ひろクリニック 谷戸町三丁目26番7号 042-423-2784 HPV検査
コルポスコピー診
細胞診(生検)
畑中医院 南町三丁目22番8号 042-461-3209 HPV検査
湯川ウイメンズクリニック 田無町四丁目26番9号
JSビル2階
042-469-5800 HPV検査
武蔵野徳洲会病院 向台町3-5-48 042-465-0700 HPV検査
コルポスコピー診
細胞診(生検)

持ち物

検査費用、健康保険証、検診の結果

検査費用

精密検査に関わる費用は多くの場合、医療保険が適応となります。
診察に関わる費用、選択された検査の数や医療保険の自己負担割合等によって費用は異なりますので詳細は受診される医療機関でご確認ください。

参考 コルポ診と組織診 5,000円程度 3割負担の場合 

がんに関する相談窓口については

がんに関する専門相談窓口(本人やご家族ががんの治療を受けるうえでの不安や悩み、療養生活のことについて)

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お問い合わせ

このページは、健康課が担当しています。

防災・保谷保健福祉総合センター 〒202-8555 西東京市中町一丁目5番1号

電話:042-438-4021

ファクス:042-422-7309

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