ハクビシン・アライグマ
ページ番号 758-518-063
最終更新日 2025年9月24日
市内では、近年ハクビシン、アライグマによる被害の相談が増加しています

出典 日本ペストコントロール協会
ハクビシンの特徴
- 尾を含めた体長は約90センチメートルから110センチメートル。体重は約3キログラムから4キログラム
- 繁殖期、出産期は3月~12月で、母仔を中心の家族単位で生活する。
- 夜行性だが日中でも活動して、縄張りは持たない。
- 雑食性で、特に果物を好む。
- 木登りだけでなく、垂直のトイも登り、電線の上も歩く。
- 天井裏や廃屋等の建物内に入り込む。

出典 環境省ホームページ
アライグマの特徴
- 尾を含めた体長は約70センチメートルから90センチメートル。体重は約5キログラムから7キログラム
- 繁殖期は1月~3月、出産期は4月~6月、普段は単独性で、繁殖期のみ“つがい”で生活する。
- 夜行性だが日中でも活動して、縄張りは持たない。
- 雑食性で、金魚、カエル等の水生生物も食べる。
- 木登り、泳ぎが得意で、前足が器用(物を掴むことができる)。
- 天井裏や廃屋等の建物内に入り込む。

出典 東京都環境局
家屋への侵入を防ぐために
ハクビシンはタバコの箱くらいの大きさの隙間でも通り抜けられます。また、アライグマはそれよりやや大きめ(10センチ程度)の隙間なら通り抜けられます。家屋の継ぎ目部分等を重点的にチェックし、侵入の可能性のある隙間は全て塞ぎます。築数十年の家屋は要注意です。子育てのために、民家に棲み着くことがありますが、それが終われば自然に出て行きます。ただし、ハクビシン、アライグマ共に同じ場所にフンをする習性があり、糞尿で家屋内に被害をもたらす危険性があります。駆除する場合は専門の業者を紹介します。
捕獲・駆除について
ハクビシンは鳥獣保護法により、狩猟獣(捕獲するためには狩猟捕獲許可、有害鳥獣捕獲許可が必要な動物)に指定されています。しかし『特定外来生物』には指定されていないため、捕獲・駆除するには、農作物を荒らされたり家屋に侵入されたりといった、何らかの被害がないと捕獲の対象になりません。住宅街をうろついているという理由で、予防的な捕獲はできません。アライグマは外来生物法により、『特定外来生物』に指定されているため、予防的な捕獲ができます。
・『特定外来生物』 海外起源の外来種であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。指定された生物の取り扱いについては、輸入、放出、飼養等、譲渡し等の禁止といった厳しい規制がかかります。
捕獲器
市では捕獲器の貸出しも行っております。
貸出し期間
2週間
設置場所
屋外のみ(捕獲免許を持つ職員が、現地を確認して捕獲器を設置します。)
エサ
申請者の負担になります。果物等をご用意ください。詳細については環境政策課にお問合せください。
目撃情報の募集
ハクビシン・アライグマの目撃情報を募集しています。市内で見かけたら目撃場所の住所、日時、状況をご連絡ください。
西東京市アライグマ・ハクビシン防除マニュアル
西東京市アライグマ・ハクビシン防除マニュアル(PDF:970KB)
令和6年度実績
令和6年度は、計83件の目撃情報及び相談が寄せられました。
(町別内訳 田無町3件、南町4件、西原町1件、緑町3件、谷戸町4件、北原町3件、向台町8件、芝久保町6件、新町5件、柳沢0件、東伏見1件、保谷町6件、富士町6件、中町4件、東町4件、泉町6件、住吉町2件、ひばりが丘2件、ひばりが丘北1件、栄町1件、北町5件、下保谷8件)
過去の実績
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