セアカゴケグモの確認について
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最終更新日 2019年10月23日
セアカゴケグモ
都内で特定外来生物であるセアカゴケグモが確認されました。
墨田区(令和元年10月10日確認)
墨田区立文花中学校(墨田区文花一丁目22番7号)において、特定外来生物に指定されているセアカゴケグモ(一匹)が確認されました。 なお、確認されたセアカゴケグモは、殺虫剤により駆除されています。また、このクモに咬まれた方、健康被害を訴えている方はおらず、他の個体も発見されていません。
江東区(令和元年10月7日と9日確認)
有明清掃工場(江東区有明二丁目3番10号)において、脱水汚泥ケーキ積出場付近及び、1階メンテナンス通路南側シャッター脇で、セアカゴケグモの成虫を発見し、殺虫剤で駆除しました。 有明清掃工場では、直ちに工場来場者に対し注意喚起を行っています。
セアカゴケグモについて
セアカゴケグモは、オーストラリア原産の毒グモで、特定外来生物に指定されています。全国の44都道府県(平成30年8月現在、国立環境研究所ホームページ)で確認されており、平成7年大阪府で初めて見つかりました。その後、近県では平成24年に神奈川県大和市と川崎市で見つかっています。 平成26年9月には、都内で初めて三鷹市で見つかりましたが、西東京市では確認されていません。
特徴
・ メスの体長は、約0.7~1cm。全体が光沢のある黒色で、背中に目立った赤色の帯状の模様があります。
・ 毒を有するのはメスのみであり、オスは体長約0.5cm。茶褐色で背面の模様はなし。オスは無害です。・ 攻撃性はありませんが、素手で触ると咬まれることがあります。
注意すべき場所 (日当たりが良い場所や暖かい場所にある物陰や隙間に生息)
(注意すべき場所の例)
・ベンチの裏
・自動販売機の下
・ブロックやフェンスの隙間
・エアコンの室外機の下
・排水溝のふたの裏や側面
・外に置いてあるサンダルの中 等
セアカゴケグモに咬まれないために
・素手で触らないでください。
・野外で作業する場合は、長そで・長ズボン、手袋等を着用しましょう。
・野外に置きっぱなしのサンダル等を履くときは注意してください。
セアカゴケグモを見つけたら
メスは毒を持っていますが、攻撃性のないおとなしいクモです。
素手で触らない限り咬まれることはありませんので、似ているクモを見つけても、捕まえたりしようとせずに、市販の殺虫剤で駆除、または靴で踏みつぶしてください。
万が一咬まれてしまったときは、速やかに医療機関を受診してください。通常は、数日から数か月で回復し、咬まれても重症になることはほとんどありません。なお、日本ではセアカゴケグモの毒による死亡例はありません。
※市内でヒアリらしきアリを見かけたときは
西東京市みどり環境部環境保全課(電話:042-438-4042)にご連絡ください。
関連リンク
東京都環境局ホームページ(セアカゴケグモについて)(外部リンク)
環境省ホームページ:特定外来生物の解説[ゴケグモ](外部リンク)
国立感染症研究所のホームページ:セアカゴケグモに咬まれた場合の症状と対応(外部リンク)
