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令和4年3月11日 東日本大震災の発生から11年

ページ番号 957-987-031

最終更新日 2022年3月11日

 東日本大震災の発生から丸11年となりました。
 震災により犠牲となられた方々に哀悼の意を表しますとともに、今なお、避難生活を余儀なくされている多くの皆様に心からお見舞い申し上げます。
 東日本大震災は、2011年3月11日14時46分頃に発生し、マグニチュード9.0、最大震度7、災害関連死2万2千人以上と日本観測史上最大の震災となりました。
 11年という年月を経て、交通インフラの復旧や土地の造成、住宅の建設などハード面での復興は進んでいる一方で、未だに住民が帰還できておらず、人口減少やコミュニティ・暮らしの再生などソフト面での復興は道半ばの状況です。これからも私たちは、この震災を決して忘れてはいけない、そういった意識が大切だと考えております。
 震災後、私は、西東京市の副市長として微力ながらも復興の支えになればと、被災地への職員派遣を実施するとともに、私も被災地に赴き、震災による影響がどれほど大きなものか実感いたしました。映像だけでは伝わり切れない震災の状況を目の当たりにし、衝撃を受け、自然の恐ろしさを痛感したことを今でも覚えております。
 被災地支援に従事した市職員には、災害対応の現場での支援にあたるとともに、そこで得た知識・見識を西東京市へ持ち帰ってもらい、市民の皆様の万が一を支えられるよう、災害時に生かせる仕組みを構築してまいりたいとの思いがございました。
 本市では、昨年、西東京市地域防災計画を修正し、これに合わせ、より迅速な災害対応を目指し災害対応班ごとの個別マニュアルの作成をしたところでございます。
 東日本大震災をはじめとする各地で起きた災害での教訓や、被災地派遣により得た知見から、誰もが避難所の開設が可能となる本市独自のアクションカードを作成し、市内27小中学校の避難所運営協議会の皆様と訓練に取り組んでおります。
 災害はいつどこで起こるか分かりません。災害への備えとして日頃からの防災意識が重要であり、災害が起きた際には、避難所の開設など、地域の皆様のお力が必要となります。地域の皆様が避難所で訓練等に参加できる機会を作ることで、防災意識の高い地域づくりを進めてまいります。
 引き続き、安心・安全な西東京市となるよう災害に強いまちづくりに取り組んでまいりますので、市民の皆様の一層のご理解とご協力をお願いいたします。

 西東京市長 池澤 隆史

田無庁舎の前で半旗を掲揚している様子

東日本大震災により犠牲となられた多くの方々への弔意を表するため、本日、市では半旗を掲揚しております。

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