令和7年11月8日（土曜日）、西東京市民まつりの子どもゾーン（ボール広場）にて、平和大使活動報告・平和ワークショップを行いました。
当日は多くの方に足を運んでいただき、にぎやかな雰囲気の中でブースは終始にぎわいました。
また、平和大使に加え「未来に平和をつなぐプロジェクト（通称：みらプロ）」の若者スタッフのメンバーもブース運営に携わり、ブースの案内や来場者との交流など、平和大使と協力しあいながら盛り上げてくれました。

ブースでは、戦後80周年平和大使派遣事業の活動報告として、事前学習会から広島派遣、発表会までの様子をパネルで紹介しました。
来場した多くの方々に、平和大使の活動を知ってもらうきっかけになったかと思います。
また、平和大使の紹介のほか、西東京市と戦争に関することをまとめた“戦災パネル”も一部展示しました。

平和ワークショップとして「光る！！平和のリングをつくろう！」を開催しました。
田無駅北口の平和のシンボル「平和のリング」をリングをモチーフに、カラフルなビーズや蓄光ビーズを使ったブレスレットづくりを行いました。
小さな子どもたちなど、150名を超える多くの方が参加し、思い思いの「平和のリング」を完成させました。

そのほかにも、原爆被爆VR体験コーナーでは360°のVR映像を通して、広島に原爆が落ちた時の様子を体験してもらい、参加者の方々に原爆がもたらした悲劇、平和の大切さを体感していただきました。

平和大使派遣事業では、「未来に平和をつなぐプロジェクト」の若者スタッフにより、事前学習会から広島派遣、発表会など、随時SNSで様子をお届けしています。
それぞれの活動日を動画でハイライトでお届けしています。最新の情報は「未来に平和をつなぐプロジェクト」のインスタをご覧ください！

戦後80周年を迎え、平和を未来に引き継ぐため、事前学習を通じて平和大使を育成し、広島での体験や現地の若者たちとの交流を通して、戦争や平和の大切さを自分事として捉え、発信するとともに、同世代や広く市民に平和の尊さを伝えることを目的としています。
広島派遣に向かう平和大使は、公募した中学生・高校生の12名になります。事前学習会には残念ながら派遣に当選しなかった方も2名ご参加いただき、平和大使として一緒に学びました。

西東京市では、未来へ平和をつなぐために様々な取り組みを行っています。
戦後80年の節目となる2025年、次の世代へバトンを渡すために記念事業を高校生から大学生世代の若者スタッフのみなさんと一緒に実施します。
戦後80周年平和大使事業に関しても、若者スタッフが企画段階から関わり、若い視点を取り入れながら共に取組をすすめています。