第62回東京都公民館研究大会 個人的なことが社会的なことに
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最終更新日 2026年1月6日
個人から団体、地域、社会へと広がってゆく起点を担う公民館について考える

東京都の公民館関係者が一堂に集う研究大会(公開研修会)が西東京市で開催されます。公民館の意義や役割を再確認するため、今回は公民館が「個人の学びから出発する社会教育機関」であることに焦点を当てます。
そもそも公民館は地域づくりをするための場所なのでしょうか。「まちづくり」、「高齢社会の課題解決」、「子育て支援」といった行政の目標や施策が掲げられ、その実現のための場として公民館を位置付けるという構図が浮かびやすくなっている現状があります。しかし住民主体の教育機関である公民館本来の立ち位置から見ると、まず個々の自由な学習や活動があり、その先に結果として地域づくりにつながっていくものが現れるかもしれないという「個人から地域」という順番があるのではないでしょうか。
西東京市公民館では、公民館事業計画の中で基本方針を次のように謳っています。
「個の主体的な学びの尊重を基本に据え、あらゆる市民にとって身近な存在になることをめざして、事業に取り組みます。地域のあちこちで、市民の自由な学び合いが行われる。そのようなまちをめざして、西東京市公民館は、多様な主催事業を実施して市民に学びの機会を提供するとともに、市民の主体的な活動を支援していきます。」
昨年度の研究大会で取り上げられた「社会教育は社会の地下水脈である」、「社会教育の目的は、直接的には人格形成、間接的には地域形成である」という二つの言葉の持つ意味とは。地下水脈から養分を吸い上げた個人が社会を形成していく、その水源となるべき公民館の役割について考えます。
参加無料です。どなたでも参加できます。お申込みの上、お気軽にお越しください。
詳細は以下のチラシをご覧ください。
とき・ところ
2月7日(土曜日)午後2時~5時15分
J:COMコール田無(西武新宿線田無駅北口から徒歩7分)
プログラム
午後1時30分~ 開場・受付
午後2時~ 挨拶、趣旨説明、登壇者等説明など(15分)
午後2時15分~ 基調講演「個人の成熟と社会の形成の関係性からみる地域論」
午後3時~ 補足講演「公民館はだれのもの」
午後3時20分~ 休憩
午後3時30分~ シンポジスト紹介
午後3時45分~ シンポジウム+ディスカッション、参加者意見共有等
午後5時~ 閉会の挨拶
午後5時15分 終了
基調講演 「個人の成熟と社会の形成の関係性からみる地域論」

泉谷 閑示 氏
精神科医、思想家、作曲家、演出家。
東北大学医学部卒業。精神療法を専門とする泉谷クリニック(東京/広尾)院長。臨床から得た独自の人間理解が、国内外を問わず広く共感を呼ぶ。一般向けにセミナーや講座を開催したり、大学・企業・学会・自治体・カルチャーセンター等で講演を行うなど精力的に活動中。TV、ラジオではニュース番組、教養番組に多数出演。舞台演出や作曲家としての活動も行っており、CD「忘れられし歌」(KING RECORDS)等の作品がある。
著書は「『普通』がいいという病」「反教育論~猿の思考から超猿の思考へ~」(講談社現代新書)、 『あなたの人生が変わる対話術』(講談社+α文庫)、『仕事なんか生きがいにするな~生きる意味を再び考える~』『「自分が嫌い」
という病』(幻冬舎新書)など多数。
補足講演 「公民館はだれのもの」

長澤 成次 氏
千葉大学名誉教授。 社会教育推進全国協議会委員長、「月刊社会教育」編集長、千葉大学理事、日本社会教育学会会長、放送大学千葉学習センター所長などを歴任。編著書に「公民館で学ぶ」シリーズ(国土社刊)、「公民館はだれのもの2」(自治体研究社、2019年)など。
シンポジウム(パネリスト3名と上記講演者2名)

佐藤 将之 氏
早稲田大学人間科学学術院教授。専門は、建築計画、環境心理、こども環境。2020年度こども環境学会論文著作奨励賞受賞。主な著書に「まちづくり仕組み図鑑」、「フィールドワークの実践-建築デザインの変革をめざして」などがある。令和4年度柳沢公民館主催「地域づくり未来大学」で講師を務める。

田中 雅文 氏
日本女子大学人間社会学部名誉教授。専門は生涯学習論、社会教育学。ボランティア活動やまちづくりと生涯学習との関係を研究。自らも武蔵野の雑木林の保全活動を楽しむ。著書には「生涯学習と地域づくりのハーモニー」(学文社)など。

坂内 夏子 氏
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。研究分野は社会教育・生涯学習。西東京市社会教育委員、西東京市公民館運営審議会委員を歴任。著書に「近代社会教育における権田保之助研究 娯楽論を中心として」(大空社出版)など。
参加対象
公民館・生涯学習センター等職員、公民館運営審議会委員、社会教育・生涯学習関係者、市民、研究者、学生など
※そのほか、本研究大会に関心のある方、どなたでも参加できます。参加無料。
申し込み方法
1月16日(金曜日)午後5時までに
申込フォーム(外部リンク)で申し込み。
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