下野谷遺跡(したのやいせき)
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最終更新日 2022年10月4日
下野谷遺跡ってなんだろう?
下野谷遺跡は、西東京市にある縄文時代中期(今から約5千年前から4千年前)のムラ(集落)の跡です。平成27年3月には一部が国史跡に指定されました。
集落は、お 墓と 考えられる 穴がある 広場を 囲むように、 住居や 倉庫と 考えられる 建物などが 並ぶ 形でつくられています。これは、 縄文時代 中期の 典型的な 集落の 形で「 環状集落」といいます。さらに、こういった 環状集落が 谷をはさんで2つあり、「 双環状集落」と 呼ばれる 集落の 特徴があります。
下野谷遺跡で 見つかっている 土器から、 集落が 続いた 期間が1,000 年間と 非常に 長いことが 分かっています。これらの 集落の 特徴などから、 下野谷遺跡は 石神井川 流域の 拠点となる 集落だったと 考えられています。
現在、一部は下野谷遺跡公園(したのやいせきこうえん)として整備され、地下には遺跡が保護されています。
下野谷遺跡の紹介映像
下野谷遺跡公園
下野谷遺跡公園は現在整備が進んでおり、令和3年度には縄文時代のお墓が復元されました。エントランスゾーンも整備され、遺跡の内容を知ることができる解説板や、遺跡の全体がわかる航空写真、立体模型も展示されています。公園内には、クリやクルミの木も植えられており、縄文人が集落として好んだ立地や自然を知ることができます。
また、春と秋には園内でイベントを開催しています。特に、秋に開催している「縄文の森の秋まつり」は縄文体験などができ、毎年多くの方にきていただいています。
西武新宿線「東伏見駅」南口より徒歩約7分
したのやムラの「しーた」と「のーや」
下野谷遺跡キャラクターの、したのやムラの「しーた」と「のーや」です。
「しーた」は狩りの練習をしている男の子、「のーや」は土器づくりの勉強を始めた女の子で、今から4,500年前のしたのやムラに、仲間と一緒に暮らしています。
下野谷遺跡を未来へ残し、次の世代へと伝えていくために、「したのやムラ」の仲間と一緒にお手伝いをしてくれています。
皆さん、どうぞよろしくお願いします。
したのやムラの仲間(なかま)たちハガキ(PDF:243KB)
したのやムラの仲間(なかま)たちペーパークラフト(PDF:17,815KB)
関連リンク
下野谷遺跡のページです。詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
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