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空き家となる前の有効な対策

ページ番号 609-964-235

最終更新日 2021年5月12日

1 住宅が空き家になる理由

 住宅が空き家になる主な理由は、以下のとおりです。
・居住者が亡くなった。
・居住者が介護施設等に入居した。
・居住者が転勤等により、別の住宅へ転居した。

2 空き家となった住宅が管理されず放置されてしまう理由

 空き家となった住宅が適切に管理されることなく放置されてしまう主な理由は、以下のとおりです。
・誰がその住宅を管理するか決まっていない。
・誰がどのように相続するか決まっていない。
・相続人同士が揉めてしまい、遺産分割協議がまとまらない。

3 空き家になる前の有効な対策(高齢者世帯向け)

 高齢者世帯の住宅が空き家になる前の有効な対策として、以下のような取組みが挙げられます。
【例1】エンディングノートを書く
 病気等により判断能力を失ったときや亡くなったときに備え、自宅をはじめとする自身が所有する財産について、希望する管理・処分の方法を記しておくことで、実際に管理等することとなった親族等が、それを参考としてスムーズに対応することができます。
【例2】遺言書を作成する
 遺言書を作成しておくことで、自宅をはじめとする財産について、相続発生時において誰が相続するかを明確にすることができます。
【例3】家族などと話し合う(家族信託を行う)
 家族や親族と話し合い、自宅をはじめとする財産の管理・処分方法等について、自身の考えを伝えるとともに、家族等の考えも確認しておきます。
 また、家族など信頼できる方と所有する財産に関して信託契約(家族信託)を結ぶことで、自身が元気なうちから、その方に財産の管理をお願いすることができます。

4 空き家になる前の有効な対策(転居世帯向け)

 転勤等により、自宅が空き家になることが分かったときは、できるだけ早めに、今後の自宅の活用手段について確認するようお願いします。
 一般的に考えられる主な自宅の活用手段は以下のとおりです。
【例1】空き家として維持管理する
 自宅に戻る時期等が具体的に決まっている場合などは、ひとまず空き家のまま管理することが考えられます。ただし、定期的に建物内の換気や植栽の剪定を行うなどの管理を行う必要があります。
【例2】賃貸物件として貸す
 自宅に戻る時期が未定である場合などは、賃貸物件として貸し出すことが考えられます。
【例3】売却物件として売る
 自宅に戻る時期等が未定であり、元々転居を考えていた場合などは、売却物件として売り出すことが考えられます。

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