セアカゴケグモの確認について
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最終更新日 2025年9月9日
セアカゴケグモ
セアカゴケグモについて
セアカゴケグモは、オーストラリア原産の毒グモで、特定外来生物に指定されています。全国の45都道府県(令和2年7月時点、国立環境研究所ホームページ)で確認されており、平成7年に大阪府で初めて見つかりました。その後、平成26年9月には、都内で初めて三鷹市で見つかりました。また、近年では、令和7年8月に世田谷区で確認されていますが、西東京市では確認されていません。
特徴
- メスの体長は、約0.7から1センチメートル。全体が光沢のある黒色で、背中に目立った赤色の帯状の模様があります。
- 毒を有するのはメスのみであり、オスは体長約0.5センチメートル。茶褐色で背面の模様はなし。オスは無害です。
- 攻撃性はありませんが、素手で触ると咬まれることがあります。
注意すべき場所 (日当たりが良い場所や暖かい場所にある物陰や隙間に生息)
(注意すべき場所の例)
- ベンチの裏
- 自動販売機の下
- ブロックやフェンスの隙間
- エアコンの室外機の下
- 排水溝のふたの裏や側面
- 外に置いてあるサンダルの中 等
セアカゴケグモに咬まれないために
- 素手で触らないでください。
- 野外で作業する場合は、長そで・長ズボン、手袋等を着用しましょう。
- 野外に置きっぱなしのサンダル等を履くときは注意してください。
セアカゴケグモを見つけたら
メスは毒を持っていますが、攻撃性のないおとなしいクモです。
素手で触らない限り咬まれることはありませんので、似ているクモを見つけても、捕まえたりしようとせずに、市販の殺虫剤で駆除、または靴で踏みつぶしてください。
万が一咬まれてしまったときは、速やかに医療機関を受診してください。通常は、数日から数か月で回復し、咬まれても重症になることはほとんどありません。なお、日本ではセアカゴケグモの毒による死亡例はありません。
※市内でセアカゴケグモらしきクモを見かけたときは
西東京市みどり環境部環境政策課(電話:042-438-4042)にご連絡ください。
関連リンク
東京都保健医療局ホームページ(セアカゴケグモとハイイロゴケグモについて)(外部リンク)
国立感染症研究所のホームページ:セアカゴケグモに咬まれた場合の症状と対応(外部リンク)
