梅毒
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最終更新日 2025年3月7日
梅毒まだまだ拡大中!
都内における令和5年の梅毒報告数は3,780件で、感染症法に基づく調査開始以降、過去最多となりました。
梅毒は、早期の薬物治療で完治が可能です。
心配な場合は検査をして、早期発見、早期治療を行いましょう。
(注)グラフ内の数字は患者報告数です。(2025年2月20日現在)
※最新の患者報告数はこちら(外部リンク)(WEB版感染症発生動向)をご覧ください。
梅毒とは?
梅毒は、何年もかかって進行する感染症です。昔の病気と思われがちですが、近年患者数が増加しています。主に性行為によって、口や性器などの粘膜や皮膚の小さな傷から細菌が入り込み、感染します。
症状
梅毒の症状は、治療をしないと進行性に悪化していきます。早期に発見して治療すれば治る病気であり、後遺症も残りません。
第1期
感染後約1か月で、感染した場所(性器、肛門、口など)に、できもの、しこり、ただれなどができます。痛みも症状もほとんどないことから、気がつかないことも多く、治療しなくても数週間で症状は消失します。
第2期
感染後約3か月が経過すると、手のひらや足の裏など、全身に赤い発疹(バラ疹)やリンパ節の腫れが起こります。その他、発熱や倦怠感、食欲不振、体重減少がみられます。治療をしなくても数週間から数か月で症状は消失しますが、病原菌は体内に残っており治ったわけではありません。
第3期
感染後3年から10年の状態。皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生します。
第4期
感染後、10年以降の状態。全身で炎症が起こり、脳や心臓、血管、神経など複数の臓器に異常があらわれ、場合によっては失明や死に至ることがあります。
妊婦さんへ
梅毒に感染した母親が妊娠中し、お腹の赤ちゃんに感染すると、流産や早産、死産などの原因になることがあります。また、治療を受けていない場合、赤ちゃんの神経や骨などに異常をきたす先天梅毒を発症することがあります。初期の妊婦健診で梅毒検査が行われますが、健診後に感染する場合もありますので、気になることがあれば主治医に相談しましょう。
予防方法
コンドームの適切な使用により、性感染症のリスクを減らすことができます。しかし、コンドームが覆われていない部分の皮膚や粘膜に梅毒の症状があると、感染する可能性があります。皮膚や粘膜に異常がある場合は、性的な接触は控えて早めに病院を受診しましょう。
「東京都性感染症ナビ」から検査予約ができます
性的接触の後、症状がある場合や不安な時は、あなたと大切なパートナーを守るためにも早めに検査を受けましょう。早期診断と治療が完治につながります。
都内の保健所や都の検査室では、匿名・無料で検査を行っています。検査は予約が必要です。ホームページなどでご確認ください。
『東京都性感染症ナビ』を検索!
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お問い合わせ
このページは、健康課が担当しています。
防災・保谷保健福祉総合センター 〒202-8555 西東京市中町一丁目5番1号
電話:042-438-4037
ファクス:042-422-7309
