令和7年度 広島平和の旅
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最終更新日 2025年9月19日
終戦から80年、「広島平和の旅」には、6人の市民の方々が参加しました。
7月25日に行った事前学習会では、被爆体験伝承者による原爆の被害の説明や、非核・平和をすすめる西東京市民の会による西東京市と原爆とのつながりなどをお話しいただき、旅の趣旨や目的への理解を深めました。

旅の様子
7月25日(金曜日)事前学習会
当時7歳にして被爆した末岡昇さんの壮絶な体験を、被爆体験伝承者である野田信枝さんの講話を介して、原爆がもたらす被害とその凄惨さを実感することができました。
戦争のリアルな様子として、生きる気力を失い自ら死を待つ女性や、遺体を目の前にしても気に留めることのない人々など、「死」に慣れてしまった当時の広島の様子を知り、戦争は人の体だけではなく心までも殺してしまう恐ろしいものだと感じました。
また、非核・平和をすすめる西東京市民の会の皆様には、西東京市であった戦争被害の状況をお話してくださり、自分たちが住む町にも戦争があったことを感じることができました。
8月5日(火曜日)1日目
原爆ドーム、原爆の子の像、広島平和記念資料館等の見学
広島に到着後、平和記念公園へ向かいました。
広島駅から乗車した路面電車から降り、平和記念公園に入ると原爆ドームがすぐに目に入ります。原爆ドームから原爆の被害の凄まじさを感じます。また、原爆の子の像では、全国各地から平和を祈り送られてくる数多の折り鶴が展示されていました。参加者の皆で平和を願い鐘を鳴らしました。
平和記念資料館では、学生や、外国人の方も多く来館しており、戦後80年が過ぎ、平和への意識の高まりを感じとれます。
参加者は、原爆により皮膚がただれてしまっている写真や、水を求めて川へ飛び込む絵等を見学し、被害の凄惨さを真摯に受け止めていました。

原爆の子の像

平和記念資料館
8月6日(水曜日)2日目
広島平和記念式典への参列
6日は、平和記念式典に参列しました。原爆が投下された午前8時15分には、平和への祈りと被爆者への慰霊の念を込めて、参列者一同が黙とうを捧げました。
式典後は、犠牲となった方々の冥福と平和への願いを込めて、参加者一同で慰霊碑に献花しました。
爆心地の見学
爆心地を見学しました。原爆は、上空約600メートルでさく裂し、ほとんどの人々がその瞬時に命を奪われました。 参加者は皆、上空を見上げ、当時の状況を感じました。

平和記念式典(献花)

爆心地
終わりに
酷暑の中で行われた広島平和の旅でしたが、無事に全行程を終えることができました。
令和7年度(2024年度)広島平和の旅 報告集
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