令和6年度 広島平和の旅
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最終更新日 2024年10月17日
戦後79年が経過し、戦争を知る世代が少なくなり、戦争の記憶が薄れようとしています。
そこで、市は被爆地である広島に市民の方々をお連れする「広島平和の旅」を実施し、原爆や戦争がもたらす悲惨さや平和の尊さについて考えるきっかけにしていただいています。
旅の様子
7月29日(月曜日)事前学習会
「非核・平和をすすめる西東京市民の会」の山本会長をお招きし、自身が広島に訪れた経験を交えながら、広島と長崎に落とされた原爆について話していただきました。
また、事前学習会のなかでは、被爆体験の伝承活動をしている野田信枝さんをお招きし、被爆者である末岡昇さんの体験を通して、原爆がもたらす被害とその凄惨さを改めて実感することができました。
8月5日(月曜日)1日目
原爆ドーム、原爆の子の像、広島平和記念資料館等の見学
広島に到着後、荷物を預け、路面電車に乗り、平和記念公園へ向かいました。
目の前の原爆ドームの存在感に圧倒され、爆心地で爆発の瞬間を思い、原爆の子の像では、全国各地から送られてくる折り鶴に込められた祈りを感じます。
それぞれの思いを胸に鐘を鳴らし、祈りを捧げました。
平和記念資料館では、原爆投下時のプロジェクションマッピングや、遺品、被爆者や遺族の言葉などにより、被害の凄惨さや核兵器の罪深さ 、被爆の実相を来館者へ強く訴えかけ、参加者は真摯に受け止めていました。
原爆の子の像
広島平和記念資料館にて
8月6日(火曜日)2日目
広島平和記念式典への参列
翌6日は、平和記念式典に参列しました。式典では、原爆死没者の名簿が奉納され、原爆が投下された午前8時15分には、平和への祈りと被爆者への慰霊の念を込めて、参列者一同が黙とうを捧げました。
式典後は、犠牲となった方々の冥福と平和への願いを込めて、参加者一同で慰霊碑に献花しました。
本川小学校の見学
式典後は、爆心地に最も近い小学校として、被爆した状態のまま校舎の一部が保存されている本川小学校平和資料館を見学しました。
平和記念式典
本川小学校
終わりに
厳しい暑さの中で行われた広島平和の旅でしたが、参加された方々のご協力によって、無事に全行程を終えることができました。
今回の旅が、平和な社会を築くための糧になることを祈りつつ、参加者一同が帰路につきます。
令和6年度(2024年度)広島平和の旅 報告集
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このページは、協働コミュニティ課が担当しています。
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