ヒアリの確認について
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最終更新日 2024年5月22日
ヒアリ
特定外来種である「ヒアリ」が確認されました。
ヒアリは南米大陸原産のハチ目・アリ科フタフシアリ亜科に属するアリの一種で、2017年(平成29年)6月に兵庫県尼崎市で初確認されました。現在、環境省により、要緊急対処特定外来生物(特定外来生物のうち、まん延した場合には著しく重大な生態系等に係る被害が生じ、国民生活の安定に著しい支障を及ぼすおそれがあるため、当該特定外来生物又はその疑いのある生物を発見した場合に、検査、防除などの拡散を防止するための措置を緊急に行う必要がある生物)に指定されています。
※西東京市では確認されていません。
現在、国内でヒアリが確認されている場所は以下のとおりです。
特定外来生物ヒアリに関する情報TOP→ 環境省ホームページ(外部リンク)
ヒアリの危険性
- 刺されるとヒアリの毒によって非常に激しい痛みを覚え、水疱状に腫れ、その後膿が出ます。
- 毒に対してアレルギー反応を引き起こす場合があり、局所的又は全身にかゆみを伴う発疹(じんましん)が出ることがあります。欧米ではアレルギー性ショックの症例の報告もあります。
- ヒアリの毒には、ハチ毒との共通成分も含まれているため、ヒアリに刺された経験がなくても、ハチ毒アレルギーをお持ちの方は特に注意が必要です。
生態と形態
生態
- 公園や農耕地等のやや開けた場所に営巣する。
- 食性は雑食性で、節足動物、トカゲなどの小型脊椎動物、甘露、樹液、花蜜、種子など
- 極めて攻撃的で、節足動物のほか爬虫類、小型哺乳類をも集団で攻撃し、捕食することで知られる。
形態
- 体長2から6ミリメートル
- 主に赤茶色
- 体色は赤褐色、腹部が暗色
予防策と駆除方法
予防策
- 野外での作業時にはプラスチック製の手袋を着用する等、肌を露出しない。
- アリが体を上りにくくするために、ベビーパウダーを靴やズボンに振り掛けておく。
- サンダル等を外に置きっぱなしにしない。
駆除方法
- 市販のスプレー式殺虫剤等(液剤)を散布する。
- 熱湯をかける。
- 殺虫餌(ベイト剤)を使用する。
事業者の皆様へのお願い
コンテナの開封時等にヒアリやアカカミアリと疑わしいアリを発見した場合、まずは刺激を避けつつ、コンテナのどの箇所にどの程度の生きたアリ類がいるか等、状況を確認してください。
多数の生きたアリ類の集団がいる(予想される)場合は、コンテナの扉を閉めて逃げ出さないよう静置してください。そのうえで、関係機関(港湾管理者、地方公共団体、環境省地方環境事務所等)に速やかに連絡し、取り扱いについて相談してください。可能であれば、強粘着の布ガムテープでコンテナの目張りをするなど、アリが逃げ出さないよう対応してください。
アリ類が少数しかおらず、逃げ出す恐れのない場合は、市販のスプレー式殺虫剤等でその場で駆除してください。その上で、関係機関に速やかに連絡し、取り扱いについて相談してください。
一般の皆様へのお願い
ヒアリやアカカミアリと疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリやアカカミアリの特徴等一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、「ヒアリ相談ダイアル」を御利用ください。
【ヒアリ専用ダイヤル】
電話番号 0570-046-110
受付時間:午前9時から午後5時(ただし12月29日から1月3日を除く)
(注)通話料は発信者の負担になります。
※特定外来生物「ヒアリ」・「アカカミアリ」(外部リンク)について
市内でヒアリらしきアリを見かけたときは
西東京市みどり環境部環境保全課(電話:042-438-4042)にご連絡ください。
関連リンク
「ストップ・ザ・ヒアリ 改訂版」(環境省資料)(外部リンク)
「気をつけて!危険な外来生物」(環境局特設サイト)(外部リンク)
令和元年7月1日からはチャットボット(自動会話プログラム)による情報提供や相談受付等を行っています。24時間、365日御利用いただけます。
ヒアリの防除に関する基本的考え方 Ver.3.1(外部リンク)
