特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」について
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最終更新日 2020年3月3日
クビアカツヤカミキリは、平成30年1月15日に「特定外来生物」に指定された昆虫で、幼虫はサクラ、ウメ、モモなどの樹木に寄生し樹木を衰弱させてしまいます。
特定外来生物に指定されたことで、飼養や販売、運搬などが禁止となります。※(クロジャコウカミキリとも呼ばれる。)
西東京市では確認されていません。
クビアカツヤカミキリについて
体長
体長 約2.5から4センチメートル(オスは小さな個体もある。)
特徴
全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)が赤色になっている。
原産地
中国、 モンゴル、韓国、北朝鮮等
生態
幼虫は樹木内部で2から3年かけて成長し、その後、6月から8月に成虫となって樹木の外に現れる。
クビアカツヤカミキリ (写真)
クビアカツヤカミキリ
クビアカツヤカミキリが食入した樹木には、フラスと呼ばれる木くずとフンが排出されます。
クビアカツキカミキリを確認したときの対処法
クビアカツヤカミキリの成虫を見つけたり、幼虫が寄生していると思われる樹木を発見した場合は、環境保全課(電話:042-438-4042)までご連絡ください。また、成虫を捕獲した場合には、逃がさず処分をお願いします。
●成虫 捕殺してください。
●幼虫 フラスが発生し、カミキリが侵入したと思われる穴に薬剤を注入して殺虫してください。
●寄生された樹木
農薬処理とネットの巻き付けを併用した事例
国内への侵入状況
平成24(2012)年に愛知県、平成25(2013)年に埼玉県、平成27(2015)年に群馬県、東京都、大阪府、徳島県、平成28(2016)年に栃木県で、それぞれ初めて被害が確認された(表1)。ただし、埼玉県では、平成23(2011)年に、深谷市でオスの成虫(1頭)が採集されたが、このとき被害は確認されなかった。また、令和元(2019)年になって、奈良県、三重県、茨城県で初めて被害が確認された。
被害が確認された都府県での被害樹種は、サクラ、モモ、スモモ、ウメといったバラ科の樹種である。
関連リンク
環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室(環境省ホームページ)(外部リンク)
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