マーマレード作りを楽しもう
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最終更新日 2024年2月2日
夏みかんでマーマレードを作ろう
西東京市で収穫された夏みかんを食材にしてのマーマレード作りを紹介します。
講師の豊住徹先生にエコプラザ西東京の実習室で実際にマーマレードを作っていただきました。
今回、西原町在住の下田武司様の畑で収穫された夏みかんを食材として活用させていただきました。大きくて瑞々しい夏みかんで美味しいマーマレードを作ることができました。また、マーマレードは夏みかんの皮も食材となりますので食品ロスの削減にもつながります。
「SDGs」「デコ活」
エコプラザ西東京では、SDGs(持続可能な開発目標)に係る取組を行っています。夏みかんを食材にしたマーマレード作りは、地場産物を活用することがSDGs9「産業と技術革新の基盤を作ろう」の目標に、食材を無駄にしないで食品を作ることがSDGs12「つくる責任、つかう責任」の目標に貢献することになります。
また、「デコ活アクション」として「地元産の食材を積極的に選ぶ」につながります。
産業と技術革新の基盤をつくろう
つくる責任つかう責任
地元産の旬の食材を積極的に選ぶ
下田武司様宅で収穫された夏みかん
準備する器具及び材料
・鍋 ・包丁 ・はかり ・まな板 ・ボウル2 ・ざる
・木べら ・瓶などの容器
・夏みかん2個から3個 ・砂糖(グラニュー糖)
・レモン果汁
【適した鍋の材質ステンレス】 ホーロー ガラス
【適さない鍋の材質】 アルミ
4つに切った夏みかん
(1)夏みかんをしっかりと水洗いします。汚れている夏みかんは亀の子だわしを使うと汚れがよく落ちます。
(2)包丁で夏みかんを4つに切り、皮をむきます。
夏みかんの実
(3) 夏みかんの袋をむいて、実を取り出します。
根気のいる作業ですが丁寧に進めましょう。
(4)次に皮を扱います。最初に皮の白い部分を包丁でそぎます。
その皮を薄くスライスします。
皮の白い部分をそぐ
皮を薄くスライス
夏みかんの実と皮
(5)実をボウルに、皮をざるに入れてまとめます。
(6)それぞれの重さを量り、合計の重さをメモします。
砂糖(グラニュー糖)は、実と皮の合計の重さの半分です。
(例) 実と皮840グラム→ 砂糖420グラム
皮を鍋で煮る
(7)鍋にたっぷりの水を沸騰させスライスした皮を入れます。
5分ほど煮てからざるにあけます。
(8)実と皮を鍋に入れ、(6)の3分の1ほどの砂糖を入れてかき混ぜます。
この時、実と皮の5パーセントほどのレモン果汁を加えます。
(例) 実と皮840グラム → レモン果汁42グラム
(9)鍋を火にかけ、木べらで底からかき混ぜながら煮ていきます。
鍋に入れた実と皮
砂糖を入れる
レモン果汁を加え混ぜる
火を付けて煮始める
(10)途中、あくが出てきますので丁寧に取り除きます。
残りの砂糖は10分ごとに3分の1ずつ入れながら煮詰めていきます。
(11)煮詰める時間とともに「つや」と「とろみ」が出てきます。
とろみが出るまで煮る
(12)「とろみ」は冷えると増してきますので、やや緩いと思うタイミングで火を止めます。(火を付けてから30分前後)
※火を止めるタイミングを知る方法
・コップに水を入れ鍋の液体を水の中に落とします。
・その液体がコップの中ほどから広がりながら落ちて下に留まるようになれば出来上がりです。
ガラスの瓶に詰める
(13)ガラスの瓶などの容器に詰めます。
※マーマレードを保存する方法
・ガラスの瓶と蓋を10分程度煮沸します。
・マーマレードが熱いうちに瓶の口いっぱいになるまで入れてすぐに蓋をします。
・瓶が冷めたら冷蔵庫に入れて保存します。半年くらいは大丈夫です。
クラッカーに乗せたマーマレード
(14)出来上がったマーマレードを好みに合わせて味わいましょう。
・クラッカーの上に乗せて味わうティータイムも楽しいですね。
・トーストの上に乗せたり、ヨーグルトに混ぜたりして味わうこともできますね。
