多摩地域平和ユース研修事業
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最終更新日 2025年11月27日
西東京市の平和ユース生
令和7年11月、多摩地域平和ユース研修事業に西東京市から参加した坂上さん(大学3年生)が市役所を訪れ、市長を訪問しました。
坂上さんは、戦争を経験した曾祖父の話をきっかけに平和に関心を持ち、
「戦争を知らない世代として、同世代の人たちとともに考える場をつくりたい。若者の声に寄り添い、共に学び、伝える役割を担っていきたい」という想いからこの事業に参加されたそうです。
研修の一環で広島を訪問し、原爆ドームや平和記念資料館を見学したほか、被爆者の方々の話を聞く機会を通じて、原爆がもたらした悲劇や戦争の恐ろしさを深く実感したと話してくれました。
また、広島市にある比治山を訪れたことを語った際、池澤市長から田無市(現・西東京市)の初代市長・指田吾一氏が原爆投下後に広島を一望した場所であるとの話を聞いて、感銘を受けていました。
さらに、この研修事業では、令和8年2月に開催される「平和サミット」にて、26市から参加した26人の平和ユース生が、平和ネットワークの市長たちに平和のメッセージを伝える予定です。
坂上さんを含めた平和ユース生の活動は、次世代に向けた平和への想いを広げる大切な一歩となっています。

市長を訪問する平和ユース生(画像左)

市長と平和ユース生(画像左)
「多摩地域平和ユース研修事業」とは
この事業は、平和首長会議東京都多摩地域平和ネットワークに加盟している東京都多摩地域26市の共同事業であり、市民一人ひとりが日常の中で平和を考え行動する意識を醸成するための取組です。
各市から募集した高校生から大学生の若者26名を「多摩地域平和ユース生」として育成し、研修や広島の被爆体験者、現地の若い世代の交流を通して、戦争の悲惨さや平和の大切さを若い視点で発信していきます。

多摩地域平和ユース研修事業 実施要領(表紙)
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