飼い主のいない猫を減らすために
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最終更新日 2024年4月19日
現在東京都内では、年間約6千匹の仔猫が引き取られていますが、残念ながらその多くが致死処分となっています。また、「猫が庭に入ってふん・尿をして困る」などの苦情・相談が増えています。
こうした現状を少しでも改善するため「飼い主のいない猫」を減らす必要があります。
屋外の猫の寿命は4年といわれています。飼い主の方、飼い主のいない猫に餌を与えている方のマナーが向上すれば、不幸な猫はいなくなるはずです。
猫の飼い主のマナー
なるべく屋内で飼育しましょう
猫を屋内で飼育すれば交通事故や感染症、猫同士のケンカから守れるとともに、近隣の生活環境に迷惑がかかりません。
避妊・去勢手術をしましょう
繁殖を望まない場合は、必ず不妊・去勢手術をしましょう。飼い主のいない猫の抑制になり、また発情期のストレスもなくなり穏やかになります。
身元の表示をしましょう
飼い主のいない猫と識別するため、また猫が迷子になったときのことも考え、首輪・名札・マイクロチップなどで、身元を表示するようにしましょう。
終生飼養に努めましょう
飼い猫は、その命を終えるまで適切に飼養することに努めてください。
飼い主のいない猫に餌をあげている方へ
「飼うつもりがないのだけれど、かわいそうだから…。」と餌をあげてしまうとその地域に居ついてしまい、1年間に2から3回出産し、あっというまに増えてしまいます。また周辺の人たちにも迷惑がかかります。
自宅から遠くの場所で餌をやっている方も居ますが、地元の方々が大変な迷惑をこうむっている例が多々有ります。無責任な餌やりは絶対にやめましょう。
飼い主のいない猫に餌をあげている方は…
- 飼い主のいない不幸な猫が増えないよう不妊去勢手術を行いましょう。
- 餌は時間を決めて与え、食べ残しは必ず片付けましょう。餌の放置は、ねずみやカラスが増える原因にもなります。
- 近所の方の迷惑にならない場所で餌を与えましょう。
- ふん・尿の後始末をしましょう。
- 猫を大切に飼ってくれる里親を探しましょう。
猫の新しい飼い主になりませんか
「西東京市地域猫の会」という市内のボランティア団体では、市内で保護した飼い主のいない猫等の新しい飼い主を募集しています。
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