2026年1月1日号NO.620
ページ番号 839-912-964
最終更新日 2026年1月13日
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創業者視点で考える活力と魅力あるまちづくり 新春対談|謹賀新年 次世代へ歩む責任ある選択
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新春対談 創業者視点で考える活力と魅力あるまちづくり|市長メッセージ
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わくわく催し/明るい選挙啓発講演会|事業承継個別相談会|消費生活講座 しっかり守って賢くふやす!お金の教室|健康ポイントアプリ「あるこ」三市合同ウオークラリー参加登録受付中!|栄養・食生活相談|図書館多文化講座 やさしい日本語ワークショップ|ゆめこらぼ市民協働フェスティバル 地元推しが活力に。地域もあなたもイキイキと!|男性の基本料理教室・3日制|5・6年生公式ドッジボール 交流会|市民介護講習会|西東京市二十歳のつどい|西東京市消防団 出初式およびトイレカーお披露目
特集『【新春対談】創業者視点で考える 活力と魅力あるまちづくり』
広報西東京令和8年1月1日号で一部紹介している、市内で創業されご活躍中の有馬 壮一郎さん、深松 浩子さん、船越 麻希子さん、本澤 聡さん(写真左より、中央に市長をはさんで)との対談内容を紹介させていただきます。
対談の様子
有馬さん
有馬と申します。西武柳沢駅で「Tim hair gallery」という美容室と無人カフェ、焼売のお店をやっています。
深松さん
東伏見の駅前で「学び舎 子どものみかた」という学習塾をしている深松と申します。普通の教科授業だけでなく、探究学習を取り入れた授業を週に1回取り入れていて、自分で決めて自分でやる自立的な勉強や、自己評価をしていくことで主体的に勉強する姿勢を培っています。
船越さん
南町の自宅で「IROHA」という屋号で収納プランニングの仕事を開しています船越と申します。既存の家に対しての収納のプランニングや片付けのサポートもしますが、家づくりの段階から設計士さんや工務店さんとタッグを組ませていただき、住む方の動線や生活スタイルに合わせた収納プランニングの提案をしています。
本澤さん
ひばりが丘プラザでケーキ屋をやっている、本澤と申します。屋号は「Maison Jouer(メゾンジュエ)」といいます。この業界でケーキを作り続けて、もう20年くらいになります。都内で修行してきて、西東京市で開業したいと思って昨年の5月にお店をオープンしました。
市長
西東京市長の池澤隆史です。もともと西東京市で生まれ育って、合併する前の田無市・保谷市の保谷市役所に入庁しましたので、市役所で働いている期間は通算43年です。西東京市のためにずっと仕事をしてきましたので、皆さんのような新しい力でさらに盛り上げていただきたいと思っています。
ではまず、皆さんはなぜ、この西東京市で創業しようと思ったのですか?
有馬さん
もともと西武線沿線の保谷駅で美容室のチェーン店の店長をしており、西東京市で勤務していました。そこから独立して西武柳沢駅で美容院と焼売屋を開業しました。
市長
焼売屋はどういった経緯で始められたのですか?
有馬さん
料理のノウハウはもともと我流で持っていて、焼売屋は僕が好きで始めました。ワーク・ライフ・バランスを考えるうえで子どもと一緒にいる時間を最大化しようと思い、そのためには職場と家が近いほどいいと考えたので、家の近くに職場を持ちました。保育園も近いので、子どもが熱を出したなど、何かあった時にすぐにお父さんがいるという、昔ながらの地域密着スタイルがいいなと思って、西東京市で開業しました。
市長
西武柳沢の商店街は、雰囲気が気に入ったのですか?
有馬さん
僕が始める前は商店街も落ち着いていましたが、だんだんとパン屋さんができたりしてきました。賑わっている商店街を子どもが通って家路に着くというストーリーが自分の地元、神奈川での幼少期と重なり、そういった感じを子どもに体験してほしいなと思って選びました。

深松さん
私はもともと台湾に住んでいて、帰国する時に地理的なところと家賃などで西東京市を選びました。
市長
台湾から直接西東京市に?
深松さん
その前は渋谷などに住んでいました。台湾から帰国した時に住民票などの手続きがわからなかったのですが、西東京市役所の職員の方がとても親切で。私は結構引っ越しが多かったので、市役所の方の対応も見てきたのですが、西東京市の職員の方はとても優しいと思いました。
その後、病気になったときにも、補助制度などの手続きを手取り足取り教えてくれて。結婚して、子どもが生まれた時も子育てしやすかったし、保育園も入れましたし、手続きもわからないことはきちんと受け答えしてくれました。
学習塾はもともとやりたかったのですが、うちの近所にどんどん新しい家が建っていくのを見て、自分も子育てしやすいし、学習塾で子どもの仕事をする時に、この地はいいだろうなと思い、もともとは全く違う場所を考えていましたが、西東京市を創業の地に決めました。

船越さん
私の夫は中学生の時に大阪から西東京市に引っ越してきました。私は結婚して、夫の実家のそばに家を建てることになって、西東京市に引っ越しました。そのタイミングでコロナがあって、自分の働き方などを考えていく中で、市が行っている「ハンサムママ」プロジェクトに出会って、背中を押していただくうちに、私も子どもが小さいので、有馬さんがおっしゃっていたように近くにいてあげたいなと。でも自分の夢や仕事、キャリアも諦めたくないと思い、自宅で開業しました。
市長
ご主人は中学生で引っ越しをしてから、ずっと西東京市に住んでいるのですか?
船越さん
そうですね。一人暮らしで別の場所にいたこともありますが、西東京市は落ち着くと言っています。やはり市長もおっしゃっていましたが、自然もあるし生活感もあるし、生活しやすい、子育てもしやすいです。公園も近所にいくつもあるので、西東京市を選んでよかったなと思っています。

本澤さん
私は新宿区の洋菓子店で長く修業をしていたのですが、独立を考えた時に、子どもが小さかったので、自宅と店舗が近く、自分たちの生活や店の営業がしやすく、子育てもしやすい環境ということで、いろいろな場所を探しました。最終的に西東京市の自然と、暮らしやすいという環境が魅力的で決め手となりました。
シェアスペースを借りて1年ちょっと営業させていただいている間、ひばりが丘の駅前で物件を見つけて、現在に至ります。
市長
ひばりが丘はバス通りがメイン通りのようになっていますが、あれは後からできた通りで、昔からのひばりヶ丘駅に行くメイン通りは本澤さんのお店の前の通りですよね。
本澤さん
おっしゃる通り、整備されているのはバス通りですが、皆さんが歩いて駅に向かうのはお店の前の通りなので。そこのお店の前を通る人数などを把握しながら、物件を選びました。

市長
続いて次の質問です。創業支援やスタートアップ誘致において、行政が果たすべき役割は何だと思いますか?仕事を始めるにあたって、行政の役割は何だと思いますか?
本澤さん
私は西東京市創業スクールで融資関係の勉強をさせていただきました。開業するにあたって、自分で調べて勉強もしますが、分からない部分もたくさんあります。起業に対する勉強会などの取組は、起業する人にはとても役立つと思います。
船越さん
女性にとっては「ハンサムママ」プロジェクトの存在は特に大きいと思います。ブランディングや税務について学べる機会があることはありがたいと思います。自分で調べてもわからない時にも、フォローが手厚いところがあると思います。
また、一人で起業するのは孤独ですが、「ハンサムママ」プロジェクトで出会った仲間たちと集まって話せたり、意見をもらえたり背中を教えてもらえたりという部分が自分の中では大きく、事業をやっていく中で支えになっています。これを実現するには課題もあると思うんですけど、創業時から子どもを保育園に預けられるとか、子育て面からも起業する母親のバックアップがあると、さらにありがたいと思います。
深松さん
私も「ハンサムママ」プロジェクトで起業の勉強をして、何もわからない状態から始めて、事業計画書や融資、物件探しなどの道順を教えていただき、起業を後押ししていただきました。起業をしたくても何から始めればいいのか分からない方もいると思いますし、まだまだ「ハンサムママ」プロジェクトの存在を知らない人もいると思います。私は市報で知りましたが、SNSなどでも情報を発信されているので、多くの人に知ってもらいたいです。アイデア段階から創業前に必要な具体的なスキルの習得まで、市でフォローできる体制があると、勇気をもって取り組めると思います。
有馬さん
創業時の金銭的なところをバックアップしてくれたのはありがたかったです。特に融資を受けるための支援はとてもいいなと思いました。創業する人たちに対するウェルカム感を感じました。
ただ、クリエイティブな仕事など、店舗を構えないことで労働の実態が見えにくい業種の方に対しては、フォローの充実が必要ではないでしょうか。
市長
続いて、西東京市をより「活力のあるまち」にするには、何が必要だと思いますか?
有馬さん
市長に提案したかったのですが、有料のフェスを開催してもらいたいですね。地元出身のミュージシャンやアーティストを集めたフェスを行うことで、市のブランディングにもなると思います。そうすることで歳入にもつながりますし、市外からの集客によって市内の企業やお店も活気づくのではないでしょうか。
深松さん
私は、教育分野の仕事をしているので、まちづくりのことを考える際、どうしても教育分野に視点が向いてしまいます。西東京市の特徴として、小学校と中学校とが比較的近い距離にあると思います。より小・中の学校間での生徒の交流機会を増やすことで、横断的な学習ができたらいいと思います。そのことが教育の質の向上につながり、まちの活性化にもつながる気がします。
船越さん
私は商工会に加入していて、青年部で出会った方など、自分の身近に、こんなに信頼できる方々がさまざまな業種でお仕事をしているんだと初めて知ることがあります。市民の皆さんもそういった情報を知る機会が増えれば、もう少し身近なところでつながり、さまざまな仕事が回るようになると、地元がさらに活気づくのではないでしょうか。
市長
商工会の青年部へ行くと、市外から西東京市に来て創業したさまざまな職種の方が市を盛り上げていこうという雰囲気で、生き生きとしていますよね。
本澤さん
私は洋菓子店を営んでいるので、西東京市の特産物について知りたいですね。地元産のフルーツなどを使ったケーキやお菓子を売り出すことで、地元の活気につながると考えています。洋菓子店だとフルーツのほか、小麦粉などの穀物も使います。事業者同士をつなぐサポートがあるとうれしいです。
市長
西東京市では「めぐみちゃんメニュー」という西東京市産のフルーツや野菜を使ったメニューを販売するという事業を行っています。ぜひやっていただくと盛り上がると思います。

市長
皆さんの10年後の夢をお聞かせください。
本澤さん
最近はお菓子のネット販売が増えていますが、お客さまが遠方からでも来たくなるお店にしたいと思っています。実際にご来店いただくことで、お店の周辺で食事や買い物をする機会が増え、まちを知ってもらえる。また、現在は広さの関係で販売のみの業態になっていますが、10年後にはイートインにも対応できるお店になっていたいですね。
私は修業時代、多いときは1日に100台以上のウエディングケーキを作ることがありました。そこで培ったデコレーションの技術があるので、お店のおすすめはデコレーションケーキです。これからもお誕生日など、皆さんのお祝いの席に同席できるケーキ作りに力を入れていきたいと思っています。
船越さん
10年後には家づくりをする際に、私たちのような収納のプロが携わるのが当たり前になっていてほしいですね。本来、体格や生活スタイル、趣味など住む人によって必要な収納スペースの大きさや場所は異なるはずですが、住宅の収納スペースが画一的になっているのが現状です。私自身が家を建てたときに後悔したこともあり、住み始めてから本当に暮らしやすい住居は、収納が考えられた家だと思うからです。収納が工夫されれば片付けの負担も減りますし、家族みんなが住みやすい家づくりのお手伝いをしたいですね。
深松さん
私が運営する塾では子どもたちが授業のカリキュラムを作って探究学習をする「Myカリキュラム」を行っています。10年後には「Myカリキュラムをやりたいから入塾したい」と言ってもらえるような塾にしたいですね。
また、私は遺跡が好きで学生時代にカンボジアに行って、アンコール・ワットの絵を描いたことがありました。そのときに現地の子どもたちと触れ合い、カンボジアの教育の現状を知りました。ですから、もう1つの夢としては塾が落ち着いてきたら、カンボジアで教育のお手伝いをしながらオンラインで私の塾の子たちと交流できるような活動をしたいと思っています。
有馬さん
10年後には老人福祉施設を運営したいですね。現在経営しているカフェでは、毎週月曜日に認知症カフェを開催しています。そこは私の娘が通う保育園のお散歩コースになっていて、子どもたちと触れ合う高齢者の方が生き生きとしているんです。多様性のあるコミュニケーションが高齢者を元気にすると思い、積極的に行きたくなるような楽しい老人福祉施設を作りたいと思いました。そうすることで結果的に経済効果も生まれるのではないでしょうか。

市長
ではいよいよ最後の質問です。若者や次世代の起業家に向けて、メッセージをお願いします。
有馬さん
まずは失敗を恐れずにチャレンジしてほしい、ということでしょうか。そして10回のうち、1回しか成功しない前提で取り組んでほしいですね。失敗したとしても、うまくいくまで自分が選んだ道で粘り強く、何度でもチャレンジしてほしいと思います。
深松さん
できないと思ったとき、困難にぶつかったときはやる方法だけを考えてほしいですね。どんな方法ならできるか考え続けることで、少しずつでも成功に近づくと思います。失敗したとしても、どうすればうまくいくか考えることで、いずれできるようになると思います。
船越さん
起業が全てではないし、勤めることも働き方の1つだし、その中で起業を選ぶのは勇気と覚悟がいることだと思います。楽しいことばかりじゃないし、悩むことの方が多いくらいですけど、それでも自分の目標に向かって、少しずつでも前進し続けることが一番大事なのかなと思います。止まったり後ろを向きたいこともありますが、そこで止まるのではなく、少しずつ前進し続けることが一番大事なのかなと思っています。また自分も相手も笑顔でいられる仕事を心がけていきたいです。
本澤さん
起業って難しいイメージがあると思うんですが、自分が折れてしまうとだめなので、私もまずは笑顔で取り組んでほしいと思っています。起業すると悩むことも増えますが、それでも楽しく仕事をしてほしいですね。特に私の場合、作り手なので自分の気持ちが落ち込んでいると商品の出来にも影響してしまいます。どんな仕事でも、笑顔で楽しく取り組んでいただきたいと思っています。
市長
自分が楽しいと相手にも伝わるし、ムッとして仕事をしても楽しくないし、いらっしゃるお客さんも。市役所もそうですよね。嫌々やるのではなく、仕事を楽しんでやると市民の人も楽しめる。
本日はありがとうございました。
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