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西東京市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(第5期)(素案)

ページ番号 815-327-844

最終更新日 2012年3月15日

検討結果公表日 平成24年3月15日(木曜日)
意見募集期間 平成23年12月1日(木曜日)~12月31日(土曜日)
提出された意見件数   11件(2人)
担当課 福祉部 高齢者支援課

下記の一覧表は、市民の皆さんからお寄せいただいた意見を適宜要約したうえ、原案の項目ごとに整理し、それに対する西東京市の考え方をまとめたものです。
項目ごとに、上側が「お寄せいただいた意見概要」で類似した意見について集約し、件数とともに表示しています。下側は、それに対する西東京市の検討結果を記述しています。

項目 お寄せいただいた意見概要と市の検討結果
1 [お寄せいただいた意見概要]
1 高度成長期にベッドタウンとして発展した西東京市は、当時の流入人口が高齢化して65歳以上人口の増加が進み、都平均や全国平均を超えるスピードで高齢化率が高まると思われます。第5期計画に引き続く第6期計画以降の傾向を予見するために、65歳以上人口は5歳刻みの統計も掲載してください(階層別実数と全人口に対する比率)。
2 圏域の規模の適正さや圏域ごとのサービス提供量の妥当性を判断するために、圏域別でも、1と同等の人口統計を掲載してください。
3 上記1と2についての現状と課題を考察し、掲載してください。(件数:1件)

[市の検討結果]
1 65歳以上人口については、5歳刻みで掲載する予定です。
2 4つの日常生活圏域は、地域密着型サービスを展開していくために必要となるサービス量を見込むための基礎になるとともに、介護サービスの基盤整備を計画的に推進していくための単位と位置付けており、各圏域ごとの人口推計に差異はあるものの、市全体としてのバランスをとりながら計画的に整備の充実に努めています。
2 [お寄せいただいた意見概要]
1と同様の理由で、年齢階層別の認定者数・認定率と年齢階層別の利用者数・利用率を圏域別で掲載してください。
また、それに対する考察を行ってください。(件数:1件)

[市の検討結果]
上記2と同じ。
3 [お寄せいただいた意見概要]
加速する高齢化の中、介護保険制度を機能させ続けるためには居宅サービスを中心にせざるえないと思います。居宅サービスを効果的に利用するためには、地域包括支援センターの相談機能を高め、特に家族介護者の身体的、精神的な負担に配慮した相談を実施する必要があります。
そのためには、地域包括支援センターの人員増が不可欠です。一般会計からの財源投入を含めて検討し、地域包括支援センターの人員増を計画化してください。(件数:1件)

[市の検討結果]
介護サービスを含むさまざまなサービスや多様な地域資源を活かし、主治医や民生委員などの関係者とのネットワークを強化することによって地域包括支援センターの機能強化を図ります。
また、地域包括支援センターのバックアップ機能として、地域包括支援センター運営協議会を充実し、人員を含めた運営のあり方などを評価・指導していただく推進体制を構築します。
4 [お寄せいただいた意見概要]
居宅サービスの充実のために、素案38ページの24時間対応の定期巡回・随時対応サービスの記述を以下のように改めてください。
「導入の検討」→「早期導入に向けた検討とサービス事業者の誘致」(件数:1件)

[市の検討結果]
平成23年7月に夜間対応型訪問介護を導入いたしました。これらの住民ニーズと第5期において制度を導入した先進自治体の動向を注視しつつ、導入に向けて検討してまいります。
5 [お寄せいただいた意見概要]
居宅サービスを中心に据える計画であるにせよ、ある程度は施設サービスの供給量を確保する必要があります。介護度の高い方の場合、居宅サービスだけでは対応しきれません。認知症の場合はなおさらです。
この点で、特別養護老人ホームについての記述がほとんど無いことに不安がかきたてられます。計画書に特別養護老人ホームなどの施設名を記すだけでなく、少なくとも、特別養護老人ホームのベッド数や入所待機者数などの現状を記述すべきです。
また、家族介護者の一時的な休息のためにも、ショートステイを充実させてください。(件数:1件)

[市の検討結果]
現在、市内の特別養護老人ホームの待機者数は1,000名を超える状況にありますが、平成24年度、新たに介護老人福祉施設(1か所88床)および介護老人保健施設(2か所各150床計300床)が整備されるとともに、ショートステイについても充実が図られます。
また、本市では、身近な地域で暮らすための地域密着型サービスの充実に努めており、第5期計画においても、認知症高齢者グループホームや小規模多機能型居宅介護の整備を位置付け、さらなる充実に向けて取り組んでまいります。
6 [お寄せいただいた意見概要]
都営住宅は、その入居要件の特性から、高齢化率が高くなる傾向があります。
そこで、まず、市内の都営住宅に居住する高齢者の生活実態や要介護者の割合、また、都営住宅近隣での介護サービスの供給の現状などを明らかにしてください。こうした実態把握を高齢者福祉計画・介護保険事業計画上の取組みとしてください。
また、都に対し、都営住宅敷地内に介護サービス事業や介護予防事業のための用地や施設を無償もしくは安価に貸し出すことを求めてください。
さらに、市は都営住宅における高齢化率や介護サービス利用の実態に応じた対策を高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画の重点課題のひとつと位置づけてください(件数:1件)

[市の検討結果]
都営住宅に限らず、集合住宅の高齢化が進んでいる現状があります。
第5期に進める地域包括ケアシステムの構築の中で、圏域ごとに医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目なく有機的、一体的に提供されるしくみづくりを進めてまいります。
7 [お寄せいただいた意見概要]
介護保険制度の持続性を高めるために、本素案で示された「特例第3段階の新設」に加え、高額所得階層に上層階層を設けてください。(件数:1件)

[市の検討結果]
第1号被保険者の保険料については、負担能力に応じた所得段階の設定について検討し、決定してまいります。
8 [お寄せいただいた意見概要]
この素案において、第5期計画期間中の介護サービスの拡充計画を明らかにするとともに、被保険者数と認定者数を推計しています。これらの要素と過去の傾向から介護保険給付費の概算額は見込めるはずです。それを明らかにしてください。
また、第6期介護保険事業計画の策定に際しては、素案に介護保険給付費の概算額を掲載してください。(件数:1件)

[市の検討結果]
介護保険給付費の算定にあたっては、介護報酬の改定を加味する必要があります。介護報酬の改定は介護保険事業計画と同様に3年ごとに行われ、改定内容は新たな介護保険事業計画が開始される前年度の12月下旬から1月上旬に示されます。
介護保険事業計画策定との関係上、介護報酬の改定内容が示された後、算定することになります。
9 [お寄せいただいた意見概要]
8の介護保険給付費の概算額を踏まえ、第5期介護保険事業計画期間における第1号被保険者保険料基準月額の見込額を明らかにしてください。
また、第6期介護保険事業計画の策定に際しては、素案に第1号被保険者保険料基準月額の見込額を掲載してください。(件数:1件)

[市の検討結果]
上記8の介護保険給付費を踏まえ、第1号被保険者の介護保険料基準月額を算定することになります。
10 [お寄せいただいた意見概要]
高齢者クラブの現状では、介護予防意識啓発や向上の活動が不十分(例会で時々説明するが)と考えます。
介護予防運動普及員の育成、増員の必要性とどこのサークルでも受け入れやすくする活動を期待します。(件数:1件)

[市の検討結果]
高齢者クラブの介護予防の意識啓発などは、現行の状況を踏まえ、協議しながら取り組んでいければと考えています。また、介護予防運動普及員の育成を含め、自主グループ活動への支援を重点施策の一環として、実施していきます。
11 [お寄せいただいた意見概要]
ささえあいネットワーク、民生委員、包括支援センターの打合せ会をもっと行い、高齢者とじこもりの解決と見守りネットの充実に具体的な行動をとれるよう希望します。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご要望の件につきましては、本計画の重点施策の一つでもあります。地域包括ケア会議や懇談会を充実し、また、関係機関や市内の社会資源との連携を強化しながら、ささえあいネットワークの拡充を図ります。

担当課

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