(仮称)第3期西東京市子ども・若者ワイワイプラン
ページ番号 632-564-258
最終更新日 2025年2月15日
検討結果公表日 | 令和7年2月15日(土曜日) |
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意見募集期間 | 令和6年11月25日(月曜日)から12月24日(火曜日)まで |
提出された意見件数 | 15件(8人) |
担当課 | 子育て支援部 子育て支援課 |
事案概要については以下をご覧ください。
下記の一覧表は、市民の皆さんからお寄せいただいた意見を一部要約等したうえ、原案の項目ごとに整理し、それに対する西東京市の考え方をまとめたものです。
項目ごとに、「お寄せいただいた意見」、「西東京市の検討結果」を記述しています。
項目 | お寄せいただいた意見と市の検討結果 |
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1 | [お寄せいただいた意見] 学校での男女差別の撤廃を求めます。 学校では保護者の母親はPTA、父親はオヤジの会に参加しています。表向きの話は、PTAは父親も参加してよい、オヤジの会は母親も参加しても構わないということですが、実際は違います。PTAは任意とは名ばかりの強制で、オヤジの会は楽しそうにしており、子どもに、女は使ってよいもの、男は楽しむものという規範を学校という場で与えるのは良くないと思います。PTAもオヤジの会も任意団体ではあるが、このような団体を学校内で展開させていることについて、校長の責任としてこの状態を改善することを求めます。(件数:1件) [市の検討結果] 子ども・若者ワイワイプランの基本理念の一つに「共同の子育て」があります。また、4つの基本理念に基づいて定めた基本方針の中においても、父母になる男女が親になる過程を協力して歩めるよう支えることとしています。 学校における任意団体のあり方についてのご意見は、市の関係部署を通じて学校にお伝えします。 |
2 | [お寄せいただいた意見] 子ども達をど真ん中にした、その周りの大人たちへの報酬や支援を十分にしてほしいです。 子ども達のために、様々な取り組みや体験プログラム、居場所等、目に見えて提供できるものは分かりやすいですが、それらを「継続的に」実施していくためには、そのモノがあるだけでは意味がありません。関わる職員や地域の人への支援、労働報酬等が充実しないと、結果的に子ども達にしわ寄せがいきます。分かりやすい例で言えば、保育所や学童職員の待遇の悪さから、人手が少なくなり、結果的に子ども達に対する不適切な保育につながってしまう。これは市内でも全国でも起きている事案であり、要因です。改めて、子どものための目立った施策だけでなく、それらを支える人達への支援をより充実させる具体策を取り入れてほしいです。(件数:1件) [市の検討結果] 子ども・若者ワイワイプランの基本理念の一つに「循環型の子育て」があり、子どもが成長し、若い世代が自分らしく社会生活を送りながら子育てを望んだ場合、不安なく生活できるよう、職場や地域、行政など社会全体が協力し、地域の人的環境・社会環境・自然環境等の整備を進めることとしています。 この理念は、子ども・若者ワイワイプランにおけるすべての方針及び施策の基本としています。 |
3 | [お寄せいただいた意見] 居場所づくり・遊び場づくり・相談できる場づくりの取り組みとして「常設のプレーパーク」の開設を求めます。 コロナ禍に乳幼児期の子育てをした私にとって、子育て仲間に会えないこと・つながれないことが何より辛かったです。子どもがのびのび過ごせる場、そして私自身の話し相手を求めて、他自治体のプレーパークに何度も遊びに行きました。そこでは子どもが派手に水遊びをしても、食べこぼしても、誰にも謝る必要がなく、プレーリーダー(ワーカー)のスタッフとの何気ない会話に心が軽くなりました。 コロナ禍で制限が多い学校生活を送る小学生や中学生が次々やってきて、プレーリーダーに愚痴をひとしきり吐くと、どろんこになって遊び発散していました。子どもたちにとっても、制限が少なく思い切り遊べるプレーパークのような場所が大切なのだと感じました。子どもたち同士の関係性が気になるところには、やはりプレーリーダーがさりげなく仲介したり引き離したりしていました。そんな風に子どもたちや子育て世帯を一定の距離感で温かく見守ってくれるスタッフ(大人)がいて、自由な遊びが保障される屋外の遊び場・居場所が、西東京市にも常設でできることを望みます。(イベント的でなく、いつでも行ける場であることが大事だと思います)他の自治体で常設のプレーパークを公設民営や委託で運営しているところが多くあるのでモデルになるかと思います。(件数:1件) [市の検討結果] 居場所づくり・遊び場づくりの取組について、施策1-2-2「居場所づくり」に記載し、身近にある公園などで子どもが楽しく、安全に、気軽に遊べる場を検討することとしています。 また、施策3-2「支え合いの場の充実」において、保育園の部屋や園庭の開放、保育士や栄養士が相談対応をしている子育てひろば事業の充実を記載しています。 いただいたご意見は、居場所、遊び場の創出、相談体制の充実の際の貴重なご意見として参考にします。 |
4 | [お寄せいただいた意見] 子どもたちの安全を守るため、公園の環境の見直しを求めます。私たちの地域でボール遊びができる唯一の公園「むくのき公園」は、公園自体が暗く、樹木に覆われ、トイレの位置も公園内を隠すような位置にあります。小学生たちは「安全マップ作り」の授業で「むくのき公園は暗くて 危ないから遊ばない」といった指導もなされたことがあると話していました。 ボール遊びのできる公園が少なく貴重であることはもちろんみなさんご存知のことと思いますが、その公園の安全性・本当に子どもたちが安心して過ごせる場になっているのかというところまで考えていただきたいです。「命が守られる」「子どもたちにとって最も良いこと」 という子どもの権利が守られていないのではないかと思います。こういう活用しきれていないような公園にこそ、プレーパークを設置し、スタッフを配置することで大人の目を入れ、公園がちゃんと活用されるようにテコ入れするのはいかがでしょうか。その時は地域住民としてできることをぜひお手伝いさせていただきたいです。(件数:1件) [市の検討結果] 子ども・若者ワイワイプランでは、施策1-2-2「居場所づくり」において、子ども・若者が安心して過ごせる場づくりを推進すること、身近にある公園などで子どもが楽しく、安全に、気軽に遊べる場を検討することとしています。 いただいたご意見は、居場所、遊び場の創出の際の貴重なご意見として参考にします。 |
5 | [お寄せいただいた意見] 市内の公園環境を整えてほしいです。市内あらゆる公園で「ボール遊び禁止」の看板が立てられており、景観を損ねています。試験的にボール遊びを緩和して遊べる公園がありますが、ごくごく一部です。地域の苦情等により看板を立てて注意喚起をしなければならない行政の考えもわからなくは無いですが、地域の人たちが気持ちよく使えるためにやることは、看板を立てることではないはずです。特に子ども達弱者は、そうやって遊ぶ場所が制限され、追いやられ、遊ぶ場所もどんどんなくなっていき、結果的にストレスを溜めていく、という悪循環です。 数年前に市が策定した「まり遊び」も、意味を成しません。だってオトナが決めているルールですから。もっと子ども達が自由に公園で遊べる環境を整えたり、市民や住民理解に努める取り組みを実施してほしいです。具体的には、市内に火遊びや水遊びができる常設のプレーパークを作ったり、ボール遊びが思いっきりできるように、フェンスを設置する、など。 ぜひ、子ども達の遊びの環境を充実させると共に、市民や地域住民理解の周知への力を入れてほしいです。(件数:1件) [市の検討結果] 居場所づくり・遊び場づくりの取組について、施策1-2-2「居場所づくり」に記載し、身近にある公園などで子どもが楽しく、安全に、気軽に遊べる場を検討することとしています。 いただいたご意見は、居場所・遊び場の創出、地域の子育て意識の醸成のための貴重なご意見として参考にします。 |
6 | [お寄せいただいた意見] 子どもたちの居場所として公共施設をもっと活用できると考えます。公共施設の会議室等は利用申し込みにあたり団体登録が必要で、仮に空きがあっても子どもたちは実質的に利用できません。子どもたちにも利用を求めることで、より多くの居場所を確保することができ、同時に利用者としてのマナーや社会の一員としての自覚・自信も徐々に養われると考えます。 併せて、会議室も含めた全館への無料Wi-Fiの拡充も重要です。子どもたちにとって無料通信インフラは生命線です。ファストフード店やファミリーレストランなどにもWi-Fiはありますが、あくまで利用者向けで実質無料ではなく、何もせずに過ごせる場所ではありません。公共施設の利用価値を高めることになり、他の利用者とのコミュニケーションの機会を増やすことにもつながります。(件数:1件) [市の検討結果] 子ども・若者ワイワイプランでは、施策1-2-2「居場所づくり」において、子ども・若者の居場所として、公共施設の余裕部分や未利用地等の有効活用を図り、子ども・若者が安心して過ごせる場づくりを推進することとしています。また、施策1-2-1「地域のシステムづくり」においても、子どもの利用施設について、子どもへの調査と意見反映を推進することとしています。 現在、市内の公共施設等においても公衆無線LANの導入を進めており、今後も丁寧に子どもの意見を聞いていくことが必要であると認識しております。 |
7 | [お寄せいただいた意見] 計画素案の第5章「基本的施策の展開」の「1-2-2居場所づくり」には、「子ども・若者が安全・安心に過ごすことができ、育ち学べる場所や機会を確保します。」とありますが、具体的な施策・事業を見ると、楽しく安全に過ごせる場や自由に学習できる環境を整えていくことに触れられていることを評価する一方で、居場所を通した福祉的な見守りや支援に繋げるという視点が不足していることに不安を抱きました。私たちの居場所では、子ども・若者はもちろん、その家族も含めて、福祉的な寄り添いが必要な方が多くおり、なかなか行政的な相談に十分繋がらないケースも存在しています。当団体としては、必要に応じて、学校や教育委員会、福祉部局等とも連携して支援に取り組んでおりますが、これは居場所づくりを通して繋がったケースばかりであり、ぜひ計画には地域と連携した居場所づくりや、そのような居場所づくりに取り組む団体への支援に関する記述も追加していただきたいと強く望みます。 また、「2-1心身及び経済的な自立」には、「子ども・若者が心身ともに自立した個人として育つことができるよう、相談などの支援体制の充実に努めます。」とありますが、ここにも地域と行政が連携した相談体制の構築に関する記述であったり、そのような相談に応じる地域団体への支援に関する記述が追加されることを希望します。(件数:1件) [市の検討結果] 子ども・若者ワイワイプランは、4つの基本方針に基づいて基本的施策を定めており、施策1-2-2「居場所づくり」には、基本方針1「子ども・若者の主体的な参加ですすめる」を推進するための具体的な取組を記載しています。 また、施策2-1「心身及び経済的な自立」では、若者の相談支援体制の充実、社会的自立に困難を抱える子ども・若者に対する支援の検討等の取組を記載しており、地域の団体や人材の活動、ボランティアへの支援を行うことや、こども家庭センターにおける関係機関と連携し、地域とつなぎ、切れ目のない相談支援を行うことについては、施策4-1-1「子どもと家庭の支援」に記載しています。 なお、ご意見を踏まえ、施策1-2-2「居場所づくり」の「子ども・若者の居場所の充実・推進」の記述を修正しました。 |
8 | [お寄せいただいた意見] 保護者会の積極的な活用を求めます。基本方針4「市民参加型の子どもの育ちと子育て家庭支援」で小学生の保護者の3割が一人ぼっちで子育てをしていると感じているとありましたが、そうした一人ぼっちの子育てをなくす働きかけはこれまで父母会や保護者会や連絡協議会などが担ってきたものと思います。最近はこうした活動への保護者の関心が薄れていますが、小学校の先生や学童クラブの指導員からもっと保護者同士で関係をつくる選択肢があることを知らせて欲しいと思います。そのまま基本方針3「子育て家庭の支え合い」につながるものと思います。(件数:1件) [市の検討結果] 子ども・若者ワイワイプランでは、4つの基本理念に基づいて定めた基本方針において、子育て家庭を地域全体で支えるとともに、子育て家庭同士の支え合いをつくることを記載しており、施策3-1「子育て意識の育成」において、地域で子どもを育てる意識を高めるための活動を、青少年育成会等と連携しながら推進していくことを記載しています。 |
9 | [お寄せいただいた意見] P59の重点施策「地域行事活発化」では、「青少年育成会が主催するイベントの活発化」が推進されています。しかし、この施策に伴う育成会の活動が保護者に過大な負担を強いる懸念があります。 ある小学校のPTA解散に向けた臨時総会の議案書に添付されたアンケートでは、育成会主催のイベントに対する負担の大きさについて、多数の批判的な意見が寄せられています。さらに、イベント以外の領域でも育成会によるPTAへの過干渉が問題視され、保護者への大きな負担が問題視されています。育成会の子どもたちへの支援活動には感謝すべきですが、現実には「イベント実施ありき」での支援が保護者に無理な負担を強いている状況です。結果として、小学校のPTA解散は育成会の活動負担増加が一因となっており、これは他校でも同様の問題が見受けられます。 他の小学校では数年前に育成会主催のイベントを廃止しました。これは、保護者が育成会からの強制的な協力要請や、育成会からの過度な叱責に疲弊したためです。これらの事例から、育成会によるイベント活発化が必ずしも良い結果をもたらさないことが明らかです。 そこで、以下を要請いたします。 1.ワイワイプランでの育成会イベント推進は破棄すること 2.育成会による保護者負担の実態調査:各学校のPTAおよび保護者への聞き取り調査を実施し、具体的な負担状況を把握すること。 3.育成会への補助金事業の見直し:市の補助金が保護者に過度な負担を強いることに使われていないか再評価し、税金の適切な使用を確保すること。 地域行事の活発化は重要ですが、保護者の負担を軽減し、持続可能な支援体制を構築することが求められます。(件数:1件) [市の検討結果] 青少年育成会は任意の団体として、通学路の合同パトロールや子ども110番ピーポくんの家など、地域の子育て支援に寄与する取組を行っていただいています。 子どもの育ちや子育ては、保護者のみでなく地域の協力が必要です。地域の人たちとの触れ合いが子どもの健やかな育ちに寄与し、また、安心して子育てをすることができる環境につながると考えています。 なお、ご意見を踏まえ、「市民が企画運営主体となるイベント」に修正しました。 |
10 | [お寄せいただいた意見] 子育て世代として一番懸念しているのは、交通安全です。狭い道、歩道がない道が多く、安心して子育てができない環境であると考えています。 西東京市道路整備計画(素案)に関するパブリックコメントで、「東京都と協議を行い、安全な歩行空間を確保します。」との回答について、令和6年1月~12月までに、具体的にどのような協議を東京都と実施され、今後いつまでに何をするつもりか、詳細をご教示いただければと思います。(件数:1件) [市の検討結果] 交通安全については、施策4-1-1「子どもと家庭の支援」の12「防犯対策・通学路等の安全確保の実施」において、通学路の交通安全施設の整備を充実すること、地域や関係部署が連携し、児童生徒の安全確保を図ることを記載しています。 西東京市道路整備計画に関するご意見については、市の関係部署にお伝えします。 |
11 | [お寄せいただいた意見] 学童クラブの量的拡大、専用スペースの確保、基準に沿った集団規模の設定を求めます。 学童クラブのタイムシェアが施策の一つとしてあげられていますが、子どもたちが安心して放課後の生活を過ごすためには、特定のスペースが継続的に自分たちの居場所として確保されていることが大切です。都内の他の自治体でも、タイムシェアでは子どもたちが落ち着かない、備品等の移動や都度の室内清掃等で職員の作業が過重などの問題が指摘されています。需要の見通しを踏まえ、施設の新設・増設を含め、計画的に専用スペースを確保することが必要です。もしタイムシェアを実施するとしてもあくまで緊急避難的なものにとどめるべきであり、タイムシェアを通常の施策の一つと位置付けるべきではないと考えます。また、専用スペースの確保にあたっては、省令基準を尊重し、40人以下となるよう計画的に施設を拡充する必要があります。(件数:1件) [市の検討結果] 学童クラブの入会児童数が増加している状況を踏まえ、施設の過密化への対応を重要な課題として認識しております。短期的には、利用人数がピークを迎える時間帯におけるタイムシェアの実施が有効であると考えており、学校と調整を行っているところです。また中長期的には学校内への学童クラブの整備に向け、教育委員会及び学校と引き続き調整を行い、学童クラブの過密化の解消に取り組んでまいります。 |
12 | [お寄せいただいた意見] 不登校児が午前から学童に通えるようにしてほしいと思います。低学年の子どもが不登校になると、一人で置いておけないので親は仕事を辞めざるを得ない状況です。子どもの居場所としては既に用意がされていますが、新しい場所に不登校の子が通うのはハードルが高いです。今まで、通いなれた学童に午前から通えるようになれば、親は仕事を辞めなくて済むし、子どもの精神の安定にもつながると考えます。(件数:1件) [市の検討結果] 児童館は、不登校児を含むすべての児童が利用できる施設として運営しており、午前中からの利用も可能であり、子どもたちが安全に過ごせる場としてご活用いただけます。 いただいたご意見は、今後の学童クラブの運営を検討する際の貴重なご意見として参考にします。 |
13 | [お寄せいただいた意見] 都型学童の導入を求めます。学童は狭くて大人数であることや、職員が短期間で交代していくのは子どもの育ちにとって良くないので職員の待遇改善が必須であると考えます。西東京市の予算を使わず、学童を充実させる方法が都型学童です。現在、都型学童の要件を満たしている学童もあると市議会の答弁で明らかになっていましたので、検討いただきたいと思います。(件数:1件) [市の検討結果] いただいたご意見は、学童クラブの運営に関する貴重なご意見として参考にします。 |
14 | [お寄せいただいた意見] 素案の内容は資料やグラフ類もわかりやすくとても充実した内容でよいと思いますが、PDFファイルがテキスト検索できないフォーマットになっています。情報量が多いのは良いことですが非常にボリュームのある資料なのでキーワードで検索ができないととても使いづらいです。テキスト検索ができるようなフォーマットで提供していただけるとありがたいと思います。(件数:1件) [市の検討結果] ご意見を踏まえ、子ども・若者ワイワイプランを公開する際は、テキスト検索ができるフォーマットで提供いたします。 |
15 | [お寄せいただいた意見] 保谷庁舎に、生理痛を体験できるコーナーを作ってほしいです。(件数:1件) [市の検討結果] 貴重なご意見として参考にします。 |
担当課
子育て支援課(電話:042-460-9841)
