災害時における緊急医療救護所等の開設について
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最終更新日 2021年10月7日
大規模災害時における超急性期には、災害現場近くの医療機関に負傷者が殺到するため、市が災害拠点病院等の近接の避難所に緊急医療救護所を開設します。緊急医療救護所は、初期医療救護所活動の混乱を最小限に止める役割を担うことを目的とします。また、急性期以降の巡回治療の実施場所としては、避難所に避難所医療救護所を開設します。
緊急医療救護所等を開設するかどうか、また、どの避難所(市内6箇所)に開設するか等は、地域の被災状況、負傷者の発生状況、医師・看護師などの医療班の状況等を考慮し、市災害対策本部が決定します。
緊急医療救護所等を開設した場合は、防災行政無線、西東京市安全・安心いーなメール、広報車等で周知します。
緊急医療救護所・避難所医療救護所の内容等
種 別 | 緊急医療救護所 | 避難所医療救護所 |
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発災後速やかに、災害拠点病院などの近接地等に、市が設置する医療救護所 | 概ね急性期以降に避難所に、市が設置する医療救護所 | |
目 的 | 発災直後は、多数の傷病者に対する優先順位が必要であるため、病院前トリアージを実施し、中等症者等に対する災害拠点病院などの診療機能を確保すること。 | 地域医療が回復するまで医療機能の確保が必要であるため、避難生活の長期化による被災地の健康管理をすること。 |
機 能 | トリアージ、軽症者(慢性疾患用を含む)に対する治療 | 巡回治療などを行う避難所医療救護所 傷病者に対する治療、避難者等に対する健康相談 |
期 間 | 原則として、超急性期まで開設(近接病院等の状況から閉鎖を判断) | 原則的として、急性期から慢性期まで開設(地域の医療機能や避難所の状況から閉鎖を判断) |
緊急医療救護所で行われる医療は、通常の医療機関で行われる医療とは異なり、設備や医薬材料などが十分ではありません。そのため、主にトリアージ(※)や軽症者の手当てを行い、重傷者、中等症者については指定された災害時医療機関に搬送します。
※トリアージとは
多くの負傷者が同時に発生した場合に、できるだけ多くの命を救うため、治療の必要性・緊急性が高い方とそうでない方をグループ分けし、治療や高次医療機関への搬送につなげる優先順位を決定することです。
緊急医療救護所・避難所医療救護所の避難所
名称 | 緊急医療 救護所 |
避難所医療 救護所 |
近隣医療機関 | |
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1 | 保谷第一小学校 | 〇 | 〇 | 保谷厚生病院 |
2 | 谷戸小学校 | 〇 | 〇 | 田無病院 |
3 | 田無小学校 | 〇 | 〇 | 佐々総合病院 |
4 | 田無第一中学校 | 〇 | 〇 | 西東京中央総合病院 |
5 | 田無第四中学校 | 〇 | 〇 | 武蔵野徳洲会病院 |
6 | 保谷中学校 | 〇 | 〇 |
お問い合わせ
このページは、危機管理課が担当しています。
防災・保谷保健福祉総合センター 〒202-8555 西東京市中町一丁目5番1号
電話:042-438-4010
ファクス:042-438-2820
