郷土資料室
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最終更新日 2024年10月21日
郷土資料室は、市内の郷土資料(考古資料・歴史資料・民具・民俗資料)を収集・保管・保存・展示するための施設です。
旧石器時代の石器、縄文時代の深鉢形土器、石鏃、石斧、鎌倉・室町時代の板碑、江戸時代の高札、韮山笠、朱塗あんどんなどの郷土資料を5つの展示室で公開しています。
郷土資料室の紹介映像
展示室
下野谷遺跡にあった、今から約5千年前から4千年前の縄文時代のムラに住んでいた「したのやしーた」と「したのやのーや」。
しーたとのーやと一緒に展示室をみてみましょう。
展示室1「西東京市の遺跡の全容を知る部屋」
企画展示スペースです。秋に開催される「東京文化財ウィーク」の時期に展示を行います。
市内遺跡出土の石器・土器の展示をしています。
2017年のリニューアルにより、モニターと休憩スペースを設置しました。
展示室2「南関東で最大級の縄文集落 国史跡 下野谷遺跡を知る部屋」
下野谷遺跡から出土した石器・土器の展示をしています。
2018年にリニューアルを行い、タペストリーでしたのやムラを表現しています。
下野谷遺跡から出土したのは主に「勝坂式土器」と「加曽利E式土器」です。
写真の土器以外にも、石器やアクセサリーなどの土製品など様々なものを展示しています。
展示室3「道具(民具)くらべの部屋」
くらしの民具(道具の今・昔)を展示しています。
火のし、炭火アイロンなどの昔の道具や、黒電話、ワープロ、などのちょっと昔の電化製品もあります。
のーや「こんな冷蔵庫もあったのね」
【氷冷蔵庫(大正から昭和30年代)】
氷を使って、食品を冷やす道具。
(上の段の扉は壊れてなくなっています。)
展示室4「西東京市の歴史をジオラマで知る部屋」
奈良時代から明治時代までの郷土の歴史を12のジオラマで紹介しています。
2019年6月新展示「尾張徳川家の御貸具足」
かつて下保谷村で百姓頭を務めていた高橋市朗左衛門家に代々伝わる土蔵から鎧が発見されました。
これは「桶川胴」と呼ばれる鎧で、比較的軽量なものです。
注目ポイントは胴にある丸八マークです。丸八マークは尾張藩の合印です。江戸時代、保谷地域は尾張徳川家の鷹狩りの場でした。この鎧は尾張藩が合戦の際に貸し出した「御貸具足」と考えられ、尾張徳川家との関係が伺える資料となっています。
歴史ジオラマ「尾張徳川家の御鷹場」とともにぜひご覧ください。
展示室5「タイムスリップする部屋」
明治時代の「両替屋」帳場の実物や、かつて保谷にあった「民族学博物館」のジオラマ等を展示しています。
しーた「水冷たいなあ!」
のーや「おうちの中も細かく作られていたわ」
【「武蔵野の民家」模型】
交通アクセス
西武池袋線「ひばりケ丘」駅南口より
西武バス「【境07】武蔵境駅行」「【田44】田無駅行」乗車約20分
「西原グリーンハイツ」下車徒歩3分 〈IC199円/現金200円〉
西武新宿線「田無」駅北口より
西武バス「【田44/境07】ひばりケ丘駅行」乗車約10分
「西原グリーンハイツ」下車徒歩3分 〈IC178円/現金180円〉
所在地 〒188-0004 西東京市西原町四丁目5番6号(西原総合教育施設2階)
郷土資料室は、西東京市西原総合教育施設(旧西原第二小学校)の2階にあります。
武蔵野の面影を残す西原自然公園が北側に広がっています。
1階中央玄関を入り、階段を上がると2階右側が郷土資料室です。5つの展示室があります。
いこいーな「遊びに来てね」
※いこいーなはおでかけ中
基本情報
電話番号
042-467-1183
ファクス
042-467-1184
開室時間
水曜日から日曜日の午前10時から午後5時(祝日でも開室)
※1月1日から4日、12月28日から31日は休室
利用料
無料