教育講座 ハートにプラス! 子どもの力を引き出す関わり方
ページ番号 380-745-165
最終更新日 2022年1月13日
今からでも遅くない「子どもとの向き合い方」
9月11日から10月2日 谷戸公民館で実施
子どもが自分らしさを大切にされ、その子の力が発揮できる社会となるために
- 子どもが話したくなるおとなとは?
- 子どもが生きづらい社会で何が起きているのか?
- ダメ出しが力を奪う4つのワケ
- 問題行動のメカニズム
- 怒りに沸き立つ本当の理由とは?
身近なおとなとしてできること、どのような社会になれば、子どもが自分らしさ大切にできるのか意見交換しました。
また、チャイルドビジョン体験で子どもの目線と子どもの視界を体感しました。
※チャイルドビジョン体験:子どもの視点を大人が理解し、その見え方の違い・感じ方の違いを意識するためのツール
「模擬体験メガネ」を使って体験
ハートにプラス 1日目
1回目、2回目で学んだメモ
私たちにできること
- 何かあったときに相談できる状態を作っておくこと
- 話を聴く、心に余裕を持つ
チャイルド・ビジョン体験から
- 子どもの見えている範囲が狭いので事故に遭いやすい
- おとなが立って話すと自分に言われているのか、誰に言われているのか分からない
話すことのメリット
- 気持ちが軽くなる
- 分かってもらえると「ほっ」とする
- 一人じゃないと思える
- 気持ちの整理ができるなど
子どもが話すことをためらう理由
- 話したことで怒られる
- 自分が悪かったと思う
- 話すことで怖さを思い出す
- どう話していいか分からない
- 心配かけたくない
- 自分がしてほしくない行動をとる
- 大ごとになる
- 話すことの成功体験が少ない
子ども自身が「子どもの権利」を知るメリット
- 人権が侵害されたときに気がつきやすくなる
- 人権が侵害されたときに話しやすくなる
- 子ども自身が自分に力があると感じられるようになる
- 大人自身も子どもの権利を侵害しにくくなる
- 子どもの権利をサポートする大人が増える
西東京市の子ども条例の取り組みから
- 「子ども条例」のパンフレットはできたが・現実的に活用されているか
- 子どもが運営委員になるチャンスが増える
- 子どもの意見を言える場を増やす
- 女性議員が増えると良い
- 子どもの「権利」よりも「しつけ」の方が先という考えが、まだまだあるが
- 子どもの「権利」を先に考える社会にしていきたい
1回目2回目の参加者の感想から
子ども格差について
- 子どもとおとなの力の差を意識しました。子どもらしさを損なわない様に意識してみていきたいなと感じました。
- 子どもたちとおとなの差。子どもたちの現状がわかった。
- 子どもたちの中の格差がどんどん広がっているように思います。
子どもが自分らしさを大切にされる社会について
- 子どもの立場でここまで考えたことが無かったので、子どもの置かれている状況も大変だと感じた。
- 子どもたちが自分らしく生きるためには何が必要か分かった。
その他気づいたことや感想
- 親子の心の余裕、自己肯定感を高めることがお子さんへの態度の変換に繋がると思う。
- 中高生でも環境問題などで社会的に立ち上がっている子どもたちに希望を感じる一方で、あまりにも極端に劣悪な環境で育つお子さんたちもいる。どうしたらその差が解消できるのか。
- 子どもが力を発揮できない様々な原因に気付かされました。
- 子どもに伝えることで、力があると自信を持ってくれたらと思います。
- 子どもの視点に立って考えることができ、とても分かりやすかったです。
子どもが自分の力を発揮するのにおとなとしてできること
- 子ども、孫と接しているときに気を付けていること、これもやろうやれるということがあった.
- 仕事上で子育てに悩む親子さんの相談に耳を傾ける機会が多いので、今日のヒントを活かしたいと思います。
- チャンスあるごとに、子ども自身にかけがえのない自分であることを自覚させてやることを大事にしていきたい(伝えていきたい)。
- まずは子どもの話を聞けるように心がけたいと改めて思いました。
- 伝えることよりも聴くことの方が大切だと感じたので実践していきたいと思います。
- 話してよかったという成功体験、大切ですね、気持ちの言葉、行動の選択肢に加えて
- 再発防止の視点には気づいていませんでした。話せるおとなの選択肢を増やす
- 話の聴き方「あいうえお」、子どもに伝えたい言葉、今日からでも実践してみたい。あ:相手の目を見て い:一生けん命 う:頷きながら え:笑顔で お:終わりまで聴く
- 子ども条例について子どもと考えてみたいと思いました
- 子どもを支援するおとなの話を聞く機会が色々あるといいなと思います。
- 子どもの力を信じること、改めて大切だと感じました。周りのおとなにも伝えていきたい。
- 子ども条例がきちんと浸透していないことに少し驚きました。私たちも積極的に周りに広めていかないといけないですね。
3回目4回目で学んだこと
- 問題行動のメカニズム
- ダメ出しが良くない4つの理由
- 怒りに沸き立つ理由とは?
- 私が主語の1メッセージ
内容を具体的に伝える
自分の本当の気持ちを伝える
- 勇気づけになる言葉かけ
- 注目すべきはどこだろう?
- 叱ってもダメ褒めてもダメ
上から目線ではなく、ヨコから感謝(役立ったこと:貢献)を伝える
- いまから十分間に合う向き合い方
結果だけでなく、行動・存在を認める
3回目4回目の参加者の感想から
子どもの向き合い方について
- Iメッセージ等 参考になりました
- 自分自身の本当の気持ちに気付き、それを言葉にすることができてとてもすっきりしました。
- 子どもだけでなく、自分との向き合い方、怒りの奥にあることを知っていけたらと思います。
- インプット、アウトプット両方ができました。
- 子どもと接するとき、自分の気持ちが大切だと分かりました。
- 子どもの行為ではなく、その裏にある気持ちに目を向けていこうと思えました。
- ダメ出しが良くない4つの理由、気になっていたので、ダメ出しをした時の 子どもの様子と重ねて話を伺いました。子どもへの伝え方、気を付けていこうと思います。
- 問題行動のメカニズムは特に役に立ちます。子どもだけではなく、夫などにも役に立ちます。
- 子ども、パートナー、サークル仲間、年齢関係なく言えることでした。
注目すべきはどこだろう? 思い込みで勇気が挫かれる
- 自分の拘っていることに気付けて、良かった。
- 怒りの奥にある本当の感情があることが分かり、自分が怒っているときに少し冷静になれる気がしました。
- 「自分の大切にしていることを探る」が、今の私には、最高に良かったです。
- 4人の例の順位付けが各々違い、相手、自分自身の価値観を尊重しあい、相互理解を深め良い人間関係を作り上げていきたいです。
- 思い込みで見てしまっていることにハッとしました。
勇気づけについて
- これから、こうしてみようかな・・・と思える視点をたくさんいただいた。
- 不完全な自分であるから相手に寄り添った言葉(行動)が出てくると思った。
- 自分への勇気づけが大事と教えていただいたこと、とても良かったと思います。(失敗、不完全、誤りを認める)
- いいところに目を向けてありがとうポイントを増やしたいです。
- 夫や孫に対しても同じ、友人や同僚に対しても同じだなと思いました。勇気づけの声掛け、スケーリング・Iメッセージをボランティアでも生かしていきたいです。
- 自分のことをほめることがなかなかなかったので、毎晩やってみようと思います。
- 今まで成果をほめることが多く、行動をほめるようにしたいです。
- 「何度でもやり直せる」という言葉が心強かったです。
- 「無意識の上下関係を作らない」ということと、「自分にも勇気づけを(3つ)」は、とっても難しそうですね! でもこれに気付けた今日から、実践していきます。 横からの立場で貢献に感謝する・・・頑張ってみます。
講座に関する問い合わせは、谷戸公民館へ
電話:042-421-3855
