10月1日号 第269号 1面増刊(たらちねmama短歌集)
ページ番号 838-495-763
最終更新日 2023年9月28日
たらちねmamaのメンバーの皆さんの短歌を紹介します
自費出版の同人誌『近所vol.2』
たらちねmama
令和元年度田無公民館主催子育て中の女性のための講座「31文字で子育てを奏でよう」から発足。月2回活動。うち1回は歌人の花山周子先生が指導している。
一昨年に『近所 Vol.1』を、昨年に『近所 Vol.2』を自費出版し「文学フリマ東京」に出店。今年も『近所 Vol.3』を出版し出店する予定(11月11日土曜日)。
関連リンク
短歌八首
フェラーリも軽自動車もトミカならみな平等にワンコインだな(散田帽子)
ずぶ濡れで雨だ雨だと跳ね回る息子の足に点々と小石(黒澤沙都子)
「おみやげ」と握りしめたる吾子の手に温められた黄花秋桜(大住花歩)
うちの子をふたたび乗せることのないライオン号が過ぎる 手を振る(本条恵)
本棚は君の幸せ祈る場所 『でんしゃはうたう』『せんろはつづく』(小林礼歩)
貼ったよ、と報告もらう 夜の廊下にバンドエイドの紙屑くしゃり(宮原まどか)
「あ、そう」「なんでもいい」と突っぱねる娘が着ているドラえもん柄(阿部二三)
ドームには一億四千万の星 見上げて夏のおやこ座になる(花江なのは)
(コメント)多摩六都科学館サイエンスエッグに捧ぐ。いつもお世話になってます!
関連リンク
公民館だより10月1日号(第269号) 1面増刊(Chamomileインタビュー全文版)
