出前講座(碧山小学校)を実施しました
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最終更新日 2021年2月9日
地球温暖化対策と西東京市の取組について
2020年12月10日、環境保全課では、西東京市立碧山小学校の5年生(3クラス)96名の児童に対して、「総合的な学習の時間」を使って環境問題(地球温暖化防止)についての出前講座を実施しました。碧山小学校では、西東京市教育委員会の研究指定校として、「SDGs(持続可能な開発目標)に取り組める児童を育成する指導 ESD(持続可能な開発のための教育)の視点に立った児童の育成」をテーマに研究に取り組んでいます。
出前講座の様子
今回、授業を担当したのは、環境保全課2名の職員で西東京市の環境を通して地球温暖化の原因や影響、身近な生活の中で取り組める温暖化防止対策「クールチョイス」の取組について話しました。
2050年 温室効果ガス排出量実質ゼロ宣言
10月26日、菅首相が脱炭素社会の実現に向けて「2050年までに、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする」と表明しました。2050年は、現在の小学生が40歳代 になり、まさに社会の担い手として活躍する頃。それまでに、大幅削減を実現する必要があります。
夏休みの環境家計簿の振り返り
碧山小学校は、「2020年夏の環境家計簿」にチャレンジした結果、全18校中1位(97.9パーセント)でした。
環境家計簿の振り返りは→こちら
※環境家計簿に取組んだ人は、SDGsの13番のゴール「気候変動に具体的な対策を」と、COOL CHOICE(クールチョイス)を具体的に行ったことになります。
COOL CHOICE(クールチョイス)活動の紹介
西東京市のクールチョイス宣言・エコバッグの取組や食品ロスなど普段の生活の中で行っている様々な取り組みを紹介しながら、「クールチョイス」の活動内容や意義について話しました。
「COOL CHOICE(クールチョイス)」に賛同登録
当日、碧山小学校 校長:伊藤 正明様にCOOL CHOICE(クールチョイス)」に賛同登録をしていただきました。
「COOL CHOICE賛同証明書」
西東京市立碧山小学校のホームページは→こちら(外部リンク)
「COOL CHOICE」とは、
温室効果ガス削減目標達成のために、日本が世界に誇る省エネ・低炭素型の「製品」「サービス」「行動」など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動です。
環境省DVD『2100年未来の天気予報』を上映
「2100年未来の天気予報」より
児童からのコメント
・「地球温暖化になるとどんなことが起こるのか、どうしたら二酸化炭素(CO2)が減るのかが分かった」
・「二酸化炭素(CO2)を減らすことが、大事!」
・「夏は暑くなって辛いというだけの話ではない」
・「目標を達成するには、1人だけで頑張るのではなく、世界中の人が協力していくことが大切だと学んだ」
まとめ
最近、ゲリラ豪雨や猛暑日が増えているのは、地球温暖化の影響だと言われています。
地球温暖化がこれ以上進むと、洪水や干ばつなどの災害や熱中症などの病気が増えてしまいます。地球温暖化が引き起こす気候変動は、近年大きな社会問題となっており、世界各国でその対策が求められています。環境保全課では、“私たちに今できること”を考え、少しでも環境問題への理解を深めることに貢献したいと考えています。
この取組は、昨年8月に本市で行った「COOL CHOICE宣言」の実践的取組の一つとなるものです。
ご協力ありがとうございました。
