建設キャリアアップシステムについて
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最終更新日 2021年6月21日
建設産業の健全な発展を図るためには、将来にわたりその優秀な担い手を確保していくことが不可欠です。
建設キャリアアップシステム(略称「CCUS」)は、建設技能者の技能と経験に応じた処遇の改善や、建設現場における生産性の向上等を図るために、平成31年4月から本格的な運用が開始され、その利用が進められています。
このため国土交通省において、令和2年4月にCCUSの普及と活用に向けた官民施策パッケージを策定し、令和5年度からの建設業退職金共済制度の完全移行と、あらゆる工事におけるCCUSの完全実施を目指し、官民で様々な施策を実施しています。
CCUSにより期待される効果
「技能者」にとって
所属事業者や元請から一人一人の技能や経験に見合った適正な評価を受け、技能者の就業機会の増加や収入への反映につながる。
資格・就業履歴を蓄積できるため、技能の証明のみならず、社会保険加入状況の証明や建退共掛金充当の確認へと活用可能に。
一度建設業を離れた技能者が再入職する際などに、自身の技能や就業履歴を簡易に証明可能に。
「事業者」にとって
現場入場する技能者の就業状況等を容易に確認できるほか、入退場にICカードを使うことにより、現場の入場管理等を効率化できる。
現場入場する技能者の資格や社会保険加入状況を確認可能に。
社会保険の法定福利費など勤務実績の証明に活用可能に。
能力評価制度と連動することで、専門工事業者の施工能力の見える化の実現につながる。
技能労働者の処遇改善や人材投資を行う事業者が適正に評価され、選ばれる環境の整備につながる。
CCUS関係資料
(1)CCUS普及・活用に向けた官民施策パッケージ(PDF:465KB)
(4)技能者の登録・能力評価に係る料金(PDF:566KB)
(7)建設業退職金共済制度電子申請方式の導入等について(PDF:1,748KB)
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