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オランダ連携プロジェクト オランダからパラアスリートが来日しました!

ページ番号 707-521-046

最終更新日 2019年2月25日

 平成31年2月5日(火曜日)に、オランダから車いすバスケットボール選手2名、障害者スポーツの専門家2名をゲストにお越しいただき、今年度2回目の来日プログラム「Game Changerの活躍を目指して」を行いました。
 今年度のプロジェクトテーマ「感動体験から知る・学ぶ」のもと、パラリンピアンとの交流を通じたパラスポーツの可能性や、Game Changerと呼ばれるキーパーソンについて体験等を通して学びました。

概要

パラアスリート特別授業 「オランダ代表パラアスリートから学ぼう」

 向台小学校を訪問し、4年生の児童が授業を受けました。
 2人のパラアスリートとも幼少期に足に障害を負い、学校を休みがちになった時期もありましたが、スポーツを始め、車いすバスケットボールに出会ったことで、「自分に自信がついて成長できた。」「スポーツのおかげで楽しい日々である。」とのお話がありました。
 2018年世界選手権で優勝したオランダ代表選手のデモンストレーションには、大きな歓声があがりました。その後、実際に競技用車いすを体験してみると、簡単に動くものの、直線やカーブの操作が難しいことがわかり、ドリブルやシュートまでできる選手に、驚嘆の声があがっていました。

 また、「インクルーシブアクティビティ」として、身体の一部が不自由であっても、道具を工夫したり、ルールを変えることで、いろいろな形の卓球を楽しめることを体験しました。
 マヨラインさんは、「みんながスポーツが好きなように、障害者もスポーツをしたいと思っている。その時は、頭を使って、工夫してみんなで一緒に楽しんでほしい。」とお話されました。

パラスポーツと共生社会の体験

 コーフボールの体験や、身の回りの道具を使いながら誰もがスポーツに参加ができる環境づくりを考えました。
キーワードはBe Creativeびー くりえいてぃぶ
 創造性を発揮して、工夫することで誰もが一緒に楽しめる環境をつくることができます。

オランダ方式 障害者との向き合い方ワークショップ

 オランダにおけるスポーツサービスポイント(障害者自身の要望や可能性を聞き、それぞれに適したスポーツやスポーツ環境を提供する相談窓口)やスポーツに参加したい障害者との向き合い方について、デモストレーションや実習を通して学びました。

キーワードはCommunicateこみゅにけーと
 対話が一番大切。そして、一緒に考え、一緒に試し、一緒に楽しむ!

講師

  • リタ・ファン・ドリエル氏

小学校教員、ナショナルチームでのアスリートやコーチ等を経て、現在はオランダパラリンピック委員会事務局長等の役職に就く。
オランダオリンピック委員会・スポーツ連合では、障害者スポーツプログラムマネージャーを務める。

  • マヨライン・デ・ブーア氏

障害者の体育教育、身体活動や、特別支援を必要とする子どもへの教育に関する豊富な知識と経験を有するスポーツコンサルタント。

  • マリスカ・バイエル選手(車いすバスケットボール)

 オランダが優勝した2018年世界選手権では、最優秀選手に選出された。現在、世界最高峰リーグと言われるドイツリーグのクラブに所属する。
 世界選手権やヨーロッパ選手権のタイトルを獲得したほか、パラリンピックでは二度、銅メダルを獲得している。

  • ボー・クラーメル選手(車いすバスケットボール)

 11歳の時に骨肉腫の手術を受け、13歳から車いすバスケットボールを始めた。15歳から代表チームに選出され、ヨーロッパ選手権に二度、世界選手権に二度出場し、リオパラリンピックでは銅メダルを獲得した。

後援

オランダ王国大使館

オランダ連携プロジェクトについて

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