スポーツサポーター育成セミナー「あなたもスポーツのバイプレーヤー」を開催しました
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最終更新日 2019年3月7日
オランダ連携プロジェクトの一環で開催したスポーツサポーター育成セミナーが終了しました。
平成31年2月2日(土曜日)第1回講座に続き全3回開催し、延べ50人の方にご参加いただきました。
第2回「「障害者へのサポートとパラスポーツ実習」 平成31年2月23日(土曜日)開催
車いすを利用している方へのサポート
車いすの正しい使い方とゲームやフォークダンスをしました。
参加者からは、「自ら車いすに乗ったことにより、サポートの配慮の大切さを学んだ」や、「車いすの楽しみ方を知った」という声が聞かれました。
シッティングバレーボール
床に臀部の一部が常に接触したまま行うバレーボールとしてオランダで考案された、パラリンピックの正式種目です。
パス練習を行った後は、ゲームを行い、パラスポーツの楽しさを体感しました。
車いすで段差を超える方法の体験
車いすを操作してカラーコーンを取りに行くゲーム
シッティングバレーボール
一緒に楽しむ様々な方法を試しました
アダプテッドスポーツ体験
車いすの人や腕が不自由な人と一緒に、バレーボールを行う方法について、ボールを変えたり、ルールを工夫しながら考えました。
参加者の皆さんは、肢体不自由の人と一緒にスポーツ本来の楽しさを味わえるようにすることや、いかにスポーツをしたいという思いを込めるかを考えていました。
第3回ワークショップ「クリエイティブにやってみよう!」 平成31年3月2日(土曜日)開催
しりとりやパス回しを考えました
初めて会った参加者同士が、自由な会話を通して、お互いの「同じところ」と「違うところ」探し、自分の知らない世界との接触や、実感が湧かないことを知るという別体験をしました。
この個性としての違いを探ることこそ、インクルーシブ(包括的)の基本的な考え方です。
アイマスクをした視覚障害者役の人を正しくガイドする方法を学んだ後は、ボールを使ってどのような遊びができるかをグループごとに考えました。
お互いの違いを知り、配慮しながら、できるスポーツを考えることで生まれる一体感がありました。
今後も、スポーツの楽しさや参加者の気持ちを共有し、スポーツ環境を支えていくことができる活動を目指します。
修了証書の交付
修了証書を受け取った参加者の皆さん
全講座を参加された8名の方には、丸山市長より修了証書をお渡ししました。
「スポーツのバイプレーヤー」とは?
「バイプレーヤー」とは、名脇役、助演者の意。ドラマや映画などで欠かせない存在の俳優を表す言葉として知られます。
オランダ連携プロジェクトでは、健常者と障害者がスポーツで交流する際に、奉仕的な関係ではなく、共に楽しむことができる両者にとって欠かせない存在となる人材の育成を目指す意味が込められています。
オランダ連携プロジェクトについて
平成30年6月 来日プログラム「障害者と健常者をつなぐ指導者役割」ワークショップ開催
平成30年11月、12月 コーフボールとボッチャの体験会開催
平成31年2月 来日プログラム「Game Changerの活躍を目指して」マリスカ選手、ボー選手(車いすバスケットボール)来日