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オランダ連携プロジェクト オランダのパラ陸上選手とスポーツ交流をしました!

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最終更新日 2019年12月5日

 令和元年11月18日(月曜日)に、オランダからパラ陸上選手のゲルト・ヤン・スケップ選手と、オランダオリンピック委員会・スポーツ連合のリタ・ファン・ドリエルさん、ヘレーン・ムースさんにお越しいただき、「GameChangerプロジェクト パラスポーツで社会を変える」の来日プログラムを行いました。

概要

高校でのパラスポーツ交流授業

講演

 脳性まひの影響で、手は常に力が入ったように曲がっていて、けいれんもあるゲルト・ヤン選手は、字を書くことも、身体のバランスをとることも難しい状態でありながら、サッカー、水泳、陸上などのスポーツを行ってきました。
 通常の学校から、一度、特別支援学校に転校して生活のスキルを身に付けた後、通常の学校に戻り、最終的に大学院まで修了されています。

 怪我のため大好きなスポーツができなかった8年間を経て、パラアスリートのスカウトに参加し、陸上競技選手としてスポーツを再開しました。バランス強化のトレーニングも耐え抜き、スターティングブロックを使った練習や、階段も一人で下りられるようになったとのことでした。
 ゲルト・ヤン選手は、「可能性を信じて機会を作ってくれた両親、チームコーチに感謝している」とお話しされまた。

 障害者のスポーツをサポートする立場のヘレーンさんは、ゲルト・ヤン選手のスカウトやコーチングをされているほか、障害者自身が諦めていたスノーボードに乗ることを可能にしてきたパラスポーツの専門家の方です。
 ヘレーンさんは、高校生に向けて、「いつも自分を信じてあきらめない気持ちを持ってほしい。」また、「誰か少し違う人を見かけた時に変な人だなと思わないで、一緒にスポーツを楽しむ機会を作ってほしい。」とお話しされました。

スポーツ交流

 ゲルト・ヤン選手とランニングやサッカーを行い(文華女子高校)、ヘレーン氏と一緒にスポーツ車いすに乗ってさまざまな動かし方の体験や、リレーなどを行いました(文華女子高校、田無工業高校)。
 ひばりが丘児童センターでは、フットサルやバドミントンなど子どもたちと一緒に楽しみました。
 ゲルト・ヤン選手は、子どもたちに向けて、「いつも笑顔で。そして、自分を信じて、決してあきらめないで。」とメッセージを伝えていました。

ゲルト・ヤン・スケップ選手

主な経歴

2004年

アテネパラリンピック
水泳200メートル個人メドレー5位、50メートル自由形5位、100メートル平泳ぎ6位

2007年

水泳200メートル平泳ぎ世界記録保持

2016年

陸上競技開始
400メートル走 オランダチャンピョン

2018年

ヨーロッパ選手権(ドイツ/ベルリン) 400メートル走 銀メダル

GameChangerプロジェクトとは

 オランダオリンピック委員会・スポーツ連合、(独)日本スポーツ振興センター、西東京市・足立区・江戸川区の三自治体が協働して実施するスポーツを通じた共生社会を促進するためのプロジェクトです。
 今年度は、「オランダが成し遂げてきた、社会におけるパラスポーツの定着やパラスポーツを通じた共生社会の促進に関する知識・経験を学ぶ」ことをテーマに取り組みます。

オランダ連携プロジェクトについて

お問い合わせ

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