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オランダ連携プロジェクト オランダから東京2020大会の金メダリストが来日しました!

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最終更新日 2023年3月17日

令和5年1月20日(金曜日)に、オランダからケリー選手(パラ卓球)、ロヒール選手(パラ水泳)、リタさん、マヨラインさんにお越しいただき、「Game Changerプロジェクト パラスポーツで社会を変える」の来日プログラムを行いました。

小・中学校での交流授業

 向台小学校と田無第四中学校において、講演会やスポーツ交流を行いました。

ケリー・ヴァン・ゾン選手(卓球)

自己紹介

みんなも見て分かるように、私は少し違う歩き方をしている。
少し違っていても、すごいことができることをお見せしたい。

東京パラリンピックについて

北京、ロンドン、リオを経て4回目のパラリンピック出場となった東京大会は、「世界中の人が応援してくれて良いプレーをすることができた!」と話しました。

経歴

・2012年ロンドンパラリンピック金メダル
・2016年リオパラリンピック金メダル
・2021年東京パラリンピック金メダル

デモンストレーション

田無第四中学校では部活動指導員の元日本代表の方を相手に、向台小学校では担任の先生や児童を相手にして、互いにスマッシュを打ったり、早いラリーをするなど迫力のあるプレーが繰り広げられました。
歓声や拍手が上がり「卓球が上手くて、身体が不自由というのは関係ないと思った!」など、驚きとともに子どもたちの印象に残るシーンになりました。

ロヒール・ドルスマン選手(水泳)

自己紹介

見える世界はみんなの1パーセントくらいだけど、水泳を楽しんでいる

東京パラリンピックについて

閉会式でオランダの旗手を務められ、「金メダルを3個取ったので、みんなから指名してもらった。旗は重かったけど楽しかった。」と振り返りました。

経歴

・2021年東京パラリンピック 金メダル3個
(100メートル平泳ぎ、200メートル個人メドレー、400メートル自由形)
・2022年世界選手権 金メダル5個、銀メダル2個

水泳VTR

小さいころから水泳をしていたロヒール選手は、視覚障害が発症して一度は競技を離れたもののタッピングスティックを使い再開することができました。

陸上から泳いでいる選手の頭をタッチして壁の位置を伝える長い棒を見せていただき、その長さや扱いの難しさを体感したり、視覚障害者が安心して水泳を楽しむ工夫を学びました。

マヨライン・デ・ブーアさん

伝えて頂いたこと

「シンプルだけど、一緒にやる?と聞くことが大事。どんな助けが必要か、どうしたら一緒にできるか考えてみよう。工夫する必要がある時はクリエイティブにやってみよう!」

紹介

スポーツコンサルタント
障害者の体育教育・身体活動、特別支援を必要とする子どもへの教育に関する豊富な知識と経験を有する。

視覚障害体験の特別授業

専用のゴーグルを付けて視覚障害の体験をしたり、転がすと音が鳴るゴールボールのボールを使ったボール回しのゲームをしました。
子どもたちは「目が見えないと、自分がどこにいるかもわからなくなって苦労した。目が見えない人は、本当にすごい!」「周りの人が積極的に声掛けをし、寄り添ってあげることが大切だと思った」と視覚障害の体験を通して学びました。

リタ・ファン・ドリエルさん

伝えて頂いたこと

・障害がある人でも自分と少し違う人でも、少し自分の心を開いて自分のことを話してみよう。相手も話してくれて新しいことをたくさん知ることができるのは素晴らしいこと。
・普通の生活をしていると当たり前かもしれないけれど、いつケガするか、障害が起きるかわからない。イメージしてみよう。

経歴

・オランダオリンピック委員会・スポーツ連合(NOC*NSF)
・国際パラリンピック委員会(IPC)元理事
プロジェクトマネージャーとして、オランダの知見を西東京市に伝える。

コミュニケーションの特別授業(田無第四中学校のみ)

リタさんとケリー選手と対話を楽しむ授業を行いました。

生徒が積極的にケリー選手に質問し、試合で緊張するのはトーナメントの1番最初の試合であることや、世界中を回り、今日のように自分の経験を話す機会があることは、卓球を続けきて大会で勝つこと以外でうれしいことなど、ケリー選手の経験を伺いました。

また、オランダは様々な国の出身の人が暮らしているので、学校の教室には肌の色も、文化も、言語も違う子どもが机を並べて勉強しているということを聞くと、生徒はとても興味深く聞いていました。
「私たちの回りには他の人とは少し違う人がたくさんいると知って、『この人、変だから嫌だな』などではなく、自分にできることはないだろうかなど、ポジティブに考えられるようにしたい。」「様々な人種の人が暮らしているオランダの『みんな違って当たり前』という考え方が素敵だと思った」という感想が聞かれ、共生社会を考える時間となりました。

スポーツ相談窓口に関するワークショップ

オランダにおけるスポーツサービスポイントを参考に令和4年10月から開設した「スポーツ相談窓口」を視察し、その後、ワークショップを行いました。
スポーツ相談窓口を運営する西東京市体育協会から「今回のワークショップでは、聴き手側の基本姿勢を学ぶことができた。今後も相談者は貴重な時間を使って窓口に来ていただいていることを考えながら、相談者に寄り添った親身な対応をしていきたい。」とコメントをいただきました。
スポーツ相談窓口の紹介は、こちらをご覧ください。


やりたいことを聞き出すコミュニケーションの方法を学びました

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ホストタウン事業関連リンク

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このページは、スポーツ振興課が担当しています。

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