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したのや竪穴作り隊

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最終更新日 2025年12月5日

したのや竪穴作り隊、始動!

したのや竪穴作り隊とは

下野谷遺跡をみんなで育てる「したのや縄文里山プロジェクト」
これまで、縄文時代の植生の復元に取り組み、現地で縄文菜園を栽培する「したのや里山つくり隊」。下野谷遺跡について学び、現地でガイドに取り組む「したのやムラの語り部」等が活動していました。


そして2025年、したのや縄文の里に復元竪穴住居を製作することをゴールとする新たな活動「したのや竪穴作り隊」が発足しました!講師に山梨県北杜市梅之木遺跡で竪穴住居の復元に携わった職人・黒田氏を迎え、1年目は竪穴住居の勉強会と室内での模型作りを目標に、月1回のペースで活動を行っています。


今後、HPで活動内容を更新していきますので、ぜひご覧ください。


市報(05/15号)での隊員募集のおしらせ

活動報告

第1回 「したのや竪穴作り隊、発足!」 2025年6月29日(日曜日)

第1回は、したのや竪穴作り隊任命式を行いました。
メンバーは総勢24名!これからどんな活動をするのか、皆さん興味津々の様子です。
講師の黒田氏や当市学芸員による今後のスケジュールや活動内容に関する説明ののち、郷土資料室の見学を行いました。


竪穴つくり隊の隊員証をお渡ししました

第2回 「下野谷遺跡とは?」 2025年7月19日(土曜日)

第2回は、下野谷遺跡の勉強会を行いました。
縄文時代の暮らしや文化、下野谷遺跡の特徴について学びました。その後、現地に復元された土屋根の竪穴住居を見学し、各自がこれから製作する竪穴住居の模型のイメージを膨らませました。

第3回 「模型の材料を調達しよう!」 2025年8月24日(日曜日)

第3回は、竪穴住居の模型作りに使用する材料を下野谷遺跡で調達しました。
竪穴住居に欠かせない木材には、落ちた枝を使います!枝の太さや、曲がり具合、先端がY字になっているもの等思い思いの「マイ枝」をたくさん調達しました。
そのあとは、縄文時代の糸作りにチャレンジ!縄文の森に生えている「カラムシ」と呼ばれる植物の繊維を取り出し、糸にする方法を学び、実際にチャレンジしました。

第4回「いよいよスタート!オンリーワンの模型作り」 2025年9月14日(日曜日)

第4回は、いよいよ竪穴住居の模型作りに取り組みはじめました!
まずは、山梨県北杜市梅之木遺跡で竪穴住居を復元した経験を持つ講師 黒田氏による、竪穴住居の構造や復元におけるポイントをしっかりと学びます。
その後、下野谷遺跡の発掘調査報告書を基にして、復元する竪穴住居の大きさや柱の位置を決めます。第3回で調達した枝の中から、主な柱となる枝を選び、慎重に組み立てていきました。2時間の活動時間では足りず、家に持って帰る隊員も!皆さんの熱心な姿に、どんな模型ができるかとても楽しみです♪

第5回「みんなで力を合わせて模型作り!その1」 2025年10月18日(土曜日)

第5回は、みんなで作る大きな模型作りに取り組みはじめました。
第4回では個人でのミニ模型作りでしたが、今回は全員で力を合わせて大きな模型作りの製作をスタート!
4つの班に分かれ、郷土資料室の展示からヒントをもらったり、外に出かけて材料を調達したりとそれぞれの活動に勤しみました。

  • 図面設計班・・・発掘調査報告書から模型の図面を設計する。竪穴住居の内部の掘り込みや土屋根の広がり等精密な計算ができるかがポイント!
  • 土木班・・・図面を基に、竪穴住居を組み立てる。図面班と協力し、柱の枝の太さや長さなど、適切な材料をチョイスして組み立てられるか?
  • 小物班・・・竪穴住居の住人や縄文土器、動物等縄文時代の暮らしを再現する。細かい作業と職人技が光る!
  • 材料班・・・土木班、小物班が必要とするすべての材料を調達する。質感や重さなどイメージ通りの材料を集められるか!?

まずは前回の復習から!

第6回「みんなで力を合わせて模型作り!その2」 2025年11月22日(土曜日)

大きな模型作り2回目です!
図面設計班が作成した図面を、全員で確認します。平面図が完成したら、次は柱の高さを調整します。
材料班はすべての材料を集め終え、小物班に合流しました。小物班では、何を作るかが決定し、もくもくと作業が進められています。
そして、ついに個人でのミニ竪穴住居を完成させた猛者も!ミニ竪穴住居だけではなく縄文人のミニチュアまで細かく作りこまれており、思わず講師と学芸員も舌を巻いてしまいました!

第7回「みんなで力を合わせて模型作り!その3」 2025年11月30日(日曜日)

大きな模型作り3回目です!
図面設計班からバトンタッチし、土木班が竪穴住居の掘削を開始しました!
竪穴の深さをどのくらいにするか、壁の立ち上がりの傾斜等慎重な作業が続き・・・なんとその日のうちに掘削がほぼ完了!あとは最後の微調整を行うのみとなり、発掘調査で発見される竪穴住居の形になりました。柱は、先端がY字に分かれた枝から適切な太さのものを探し出し、埋める部分を適度に削ります。だんだんと竪穴住居の素材ができあがってきました。
小物班は、縄文人と炉を完成させました!
縄文人は、縄文時代の布「編布(あんぎん)」でできたお洋服を着ています。炉の形態は、下野谷遺跡でよくみつかる「石囲い埋甕炉(いしがこいまいようろ)」を再現。炉の中に縄文土器が埋め込まれ、その周りを石が囲んでいる様子がとても上手に表現されています。まさに職人技!

第8回「みんなで力を合わせて模型作り!その4」2025年12月7日(日曜日)

近日公開予定

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