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平成30年度下野谷遺跡関連イベント等開催記録

ページ番号 891-460-051

最終更新日 2019年4月3日

「下野谷遺跡出土の土器を楽しく美味しく観察しよう!土器形クッキー”ドッキー”作り」を開催しました

平成31年3月24日(日曜日)
下野谷遺跡公園から徒歩すぐの東伏見小学校にて、土器片の形をしたクッキー、”ドッキー”作りを行いました。
お菓子考古学者のヤミラさんが講師となり、縄文時代や土器のこと、ドッキーの作り方を教えてくれました。
子どもから大人までみなさん熱心に土器を観察し、ドッキー作りをしていました。
作ったドッキーは、発掘した土器のようにラベルをつけてラッピングし、お持ち帰りいただきました。

ドッキーを作る前に、実際の土器はどのように作られていたのかを学びました。土器にはエゴマやダイズなどが混ざっていた痕跡があるものもあります。

お気に入りの土器片を選び、じっくり観察。模様だけではなく、色、混ぜられているものも観察します。どうやったらクッキーで再現できるかな。

みんな集中してじっくり観察中!スケッチはうまく描けたかな。

まずはヤミラさんが作り方を披露。黒っぽい土器を作るにはブラックココアパウダーを混ぜて。次に形を作るため生地を伸ばします。

縄文土器の特徴である縄(原体)の模様をつけます。他にも線をつけたり、縄文人のお気に入りのうずまきの模様をつけたり。

ドッキーを焼いている間に、東伏見小学校内にある歴史館を見学(通常非公開)。
この歴史館は東伏見小学校の子どもたちが倉庫になっていた教室を片付けて、自分たちで説明文などもつけて展示室に改修した場所です。
本物の縄文土器や、ちょっと昔の道具が展示されています。知っているものはあったかな。

ドッキー完成!甘い香りが部屋いっぱいに広がっていました。焼いたら少し膨らんだ気がします。模様はくっきりつけるのがポイント。

自分で作ったドッキーをラッピング。クリアの袋にいれて、ラベルをつけると、ほら!まるで発掘した土器片のように見えます。

”ドッキーできた!”
楽しく美味しく縄文土器と下野谷遺跡に触れた1日でした。

「みんなで作る下野谷遺跡の未来 下野谷遺跡第28次調査現地説明会」を開催しました

平成31年3月9日(土曜日)
下野谷遺跡公園の東側広場にて行っている第28次発掘調査の様子を解説とともに公開しました。
発掘地点2ヵ所の見学と、今回の発掘調査で見つかったばかりの土器片の展示もありました。
当日は大きく2回に分けて、1時間ほどじっくり解説を行いました。
興味があって訪れた方だけでなく、散歩途中に立ち寄った方もおり、子どもから大人まで多くの方に見学していただきました。


下野谷遺跡の紹介と今後の整備について説明しました。

発掘エリア1
第1号住居、土坑、ピット(小穴)が見つかりました。(白い線が住居の跡)

発掘エリア2
第2、3、4号住居、住居跡と思われるものが見つかりました。


出土遺物の展示。同地区での以前の調査でみつかった土器や石器も展示しました。

現在このエリアは、下野谷遺跡公園をはさみ東西に広場が分かれている状態です。今後は一体的な整備を進め、縄文時代を感じられるような場所にしていきます。
これからも調査や研究の成果を発信していきます。
下野谷遺跡に注目していてください。

「第12回 縄文の森の秋まつり とうとう干支(えと)も一回り みんなでつくる史跡と秋まつり」を開催しました

平成30年10月7日(日曜日)
今回で12回目となる「縄文の森の秋まつり」を下野谷遺跡公園にて開催しました。
台風到来の心配がありましたが、当日は真夏日になるほど良く晴れた1日となり、約700人の参加者で賑わいました。
特に今年は初登場の団体もあり、パフォーマンスは見ごたえたっぷりでした。
縄文体験ブースはもちろん、VRでしたのやムラを冒険したり、下野谷遺跡関連商品の販売とワークショップ、ステージ等でのパフォーマンスなど、盛りだくさんの内容でした。

ステージ等パフォーマンス

オープニングでは地元の総合型地域スポーツクラブ「ココスポ東伏見」で結成した子どもたちのユニット「ココスポじょうもんず」による、したのや縄文体操の披露!

千葉からやってきた縄文人が、石器を使って「お魚解体ショー」を行いました。
人だかりができるほど盛況でした。

体を使っていろいろな土偶を表現するパントマイム。

体験ブースでかわいい縄文人に変身した子どもたちも加わり縄文ファッションショーを開催しました。

ステージプログラムの最後には団体の枠を超えてコラボ演奏を行いました。

販売ブース

おいしいやきそば、ポップコーン、飲み物の販売がありました。

東伏見駅周辺にある「パンステージ・マイ 東伏見店」にて水曜日と金曜日のみ限定販売のパンが、当日は会場と店舗にて販売されていました。

西武柳沢駅周辺にある「石窯パン工房ウーノ」さんによる、したのやクッキー他、焼き菓子の販売。

西武柳沢駅周辺にある「手創りかばん工房クラクフ」さんによる、「しーた・のーや」コインケース他、革製品の販売。

体験ブース

東伏見駅周辺にある「Nishitokyo CRAFT BASE」さんによるワークショップ。
土器の焼印が入っています。

展示等

実物にさわれて解説の聞ける展示にみんな興味津々。

今年で12回目を迎えた縄文の森の秋まつり。
12年の間に少しずつスタッフやボランティア、来場者が増えていきました。
縄文体験ができるものや、販売、パフォーマンスなど、内容も様々になっています。
これからも、縄文を感じられるようなおまつりとして、ボランティアスタッフ、市民団体のみなさんと一緒に盛り上げていきたいです。
ぜひまたお越しください。

「第11回 縄文のムラで春風と遊ぼう!」を開催しました

平成30年 5月20日(日曜日)
下野谷遺跡公園にて11回目となる「縄文のムラで春風と遊ぼう!」を開催しました。
開始時間の10時前から多くの子どもたちが集まり、元気な声と笑顔があふれる中でイベントは行われました。


開催時間前から多くの方にお集まりいただきました

凧(たこ)あげの先生の指導の中、多くの凧(たこ)が空高くあがりました。
当日は最適な風も味方して、コツを掴んで上手に凧(たこ)あげを楽しむ子どもたちの姿が多く見受けられました。


下野谷遺跡の空に多くの凧(たこ)があがりました

遺跡公園で栽培している「からむし」から糸づくりを体験するブースも大盛況でした。
茎から繊維を取り出すなど根気のいる作業でしたが、自らつくった糸にビーズをつけてアクセサリー作りを楽しむなど集中して取り組んでいました。

また今年は下野谷遺跡関連商品を手がけているお店のご協力をいただき、「したのやクッキー」など焼き菓子の販売や「木のスマホスピーカー」づくりを行いました。

その他にもVR(ヴァーチャルリアリティ)で再現された縄文時代のしたのやムラを探検するなど、イベントを楽しむ子どもたちの姿を多く見ることが出来ました。

今回ご参加いただき楽しんでいただいた方はもちろん、ご都合が合わずご参加いただくことが出来なかった方も秋には下野谷遺跡公園にて「秋まつり」を開催予定です。

今回の「縄文のムラで春風と遊ぼう!」同様、子どもから大人まで楽しむことが出来るイベントです。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

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