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第2回西東京市 病院・在宅研修 を開催しました!

ページ番号 602-171-206

最終更新日 2020年4月17日

令和2年2月18日(火曜日)に、第2回西東京市 病院・在宅研修 報告会を開催しました。この研修は、『病院側は利用者の生活を知る』、『在宅側は病院のしくみを知る』ために、西東京市地域包括ケアシステム推進協議会 連携のしくみづくり部会が平成28年度より企画検討を始め、平成31年2月18日(月曜日)に第1回(会場:田無病院)を開催し、今回第2回の開催にいたりました。

病院・在宅研修は、病院と在宅相互訪問による実習と、病院内で開催される報告会で構成されます。病院側の参加者及び報告会会場は、各年対象となる病院が市内5病院(田無病院・佐々総合病院・西東京中央総合病院・保谷厚生病院・武蔵野徳洲会病院)が順番に担当しています。以下、第2回病院・在宅研修の詳細について報告いたします。

相互訪問実習

在宅から病院へ

在宅側の参加者(介護支援専門員・訪問看護師・訪問介護それぞれ2名ずつ)が、病院で行われている回診に同行しました。(詳細については『佐々総合病院で行われている回診の詳細』に記載)
・NST回診
・脳外科・認知症回診(+入院7日以内患者のカンファレンス)
・褥瘡回診(+入院7日以内患者のカンファレンス)

病院から在宅へ

今年度は、佐々総合病院のスタッフが、在宅のスタッフに1日同行研修を行いました。それぞれの組み合わせについては、佐々総合病院スタッフと検討を行い決定いたしました。

報告会

研修参加者による今回の研修の報告会を次のとおり開催しました。

日時:令和2年2月18日(火曜日) 午後7時30分から午後9時まで
場所:医療法人社団 時正会 佐々総合病院 3号館4階ホール
参加人数:155名(病院側101名、在宅側54名) ※研修参加者・関係者含む

参加者は、市内病院スタッフ、地域包括ケアシステム推進協議会・各部会員、当該年度多職種研修受講者、その他出席を希望する方に参加していただいておりますが、非常に多くの方から参加希望の連絡があり、事前申し込みを断らないといけないほどの大盛況でした。
当日は、佐々総合病院 副院長の中西医師が進行を務め、研修参加者だけではなく、会場の参加者にもマイクを向け、様々な職種の現場の声が会場の皆様の心に響いたようでした。

病院 医師 → 在宅 介護支援専門員(ケアマネジャー)

病院 看護師 → 在宅 介護支援専門員(ケアマネジャー)

病院 栄養士 → 在宅 訪問看護師

病院 言語聴覚士(ST) → 在宅 訪問看護師

病院 理学療法士(PT) → 在宅 訪問介護

病院 薬剤師 → 在宅 訪問介護

報告会中のグループディカッションの様子

病院側と在宅側が混ざって行ったグループディスカッションではお互い初めてお会いする方が多い中、様々な意見が飛び交い、時間が足りないほどの盛り上がりでした。

報告会アンケートの一部抜粋

(医師)
・ケアマネは医師になかなか正直にものを言えないということが印象的だった。
・病院側が知りたい情報と、在宅側が出している情報が違うと思った。
(薬剤師)
・今後、入院患者の退院後のことも含めて考えていきたい。病院の中だけでは一人で生活をすることが考えられないような患者でも、独居で生活している方もいて生活することの大変さを学んだ。
(看護師)
・『ケアマネジャーからの地域連携情報シート』について、届いてすぐに院内多職種で情報共有できると退院に向けた課題が早期に見えてくると思った。
・病院のスピードは早く、在宅はゆっくりというところで元々合わない。だからこそ退院調整に向けてのケアマネへの声掛けは早くしないといけないと思った。また、わかりやすい言葉を使っていく意識も持っていきたい。
・訪問看護師が急性期も自宅で、と話されていてこういう考えがあるのだと思った。病院はこちらの場所に患者が合わせてくれるが家は逆の立場。機材等もない中での訪問は自分にはできない仕事と思っていた。
・入院時に入院前の状況を家族にしっかり聞くのと同時に今後どうしたいか、動けなかったらどうしたいのか、など聞いていけるようになりたい。
(ケアマネジャー)
・病院から必要とされる情報とこちらから伝えたい情報の違いがあり、入退院時には病院も在宅も利用者を支える1つのチームとして動いていけると良いなと思った。
・いかにその人その人の情報、その人らしさの生き方を追求していくことの大切さを強く感じた。
(訪問介護)
・在宅では病気だけでなく、その人の生活すべてを考えなければならないことが医療の方々に伝わって良かったと思う。
(作業療法士)
・病院での当たり前なことが、在宅では違和感になることもあると学んだ。
(医療ソーシャルワーカー)
・病院側の感じる課題と、在宅側が求めるところの違いの話を受けて、よりカンファレンスの重要性を知った。
・自宅での生活を見据えて必要な病院での対応ができれば、切れ目のない支援に近づくと考えた。

佐々総合病院で行われている回診の詳細

NST回診

Nutrition Support Teamの略語(栄養サポートチーム)。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、言語聴覚士、臨床検査技師、事務など様々な職種からなる医療チーム。それぞれの専門的な知識、技術を集結し、栄養療法が必要な患者に対して適宜必要なサポートを行い、栄養状態の維持・改善を目指す。

脳外科・認知症回診

(脳外科回診)
脳外科医2名、病棟看護師、薬剤師、栄養士、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーで週4回回診。多職種で情報共有することで今後の治療方針、退院後の方向性などスムーズに決められるようにする。
(認知症回診)
医師、認知症ケア認定看護師、薬剤師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーで、病棟を週1回回診しながら認知症ケア加算を算定した対象者の日常生活自立度、食事、薬剤、抑制状況を確認し、症状を落ち着かせられる方法を検討、提案する。

褥瘡回診

形成外科医、看護師、薬剤師、栄養士の多職種がチームで回診を行う。褥瘡の処置方法や使用薬剤の検討、栄養状態改善のための補助食品の検討等を行っている。

入院7日以内の病棟カンファレンス

患者が安心して退院し、住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、入院早期より退院困難な要因を有する患者を抽出し、入退院支援を実施した場合加算がつく。入院後3日以内に退院困難な要因を有している患者を病棟が抽出し、7日以内に病棟看護師、退院支援看護師、医療ソーシャルワーカーでカンファレンスをし、退院に向けて方向性を決めていく。

最後に

市民の皆さんの在宅療養生活を支えるために病院と在宅相互の円滑な移行を推進できるよう、これからも年に1回病院・在宅研修を開催していく予定です。


集合写真

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